ドラマシリーズ『マーベラス・ミセス・メイゼル』主人公のミリアム

ドラマシリーズ『マーベラス・ミセス・メイゼル』主人公のミリアム(画像出典:Amazonプライム・ビデオ)

1958年のニューヨークを舞台に、裕福なユダヤ系の主婦・ミリアムがスタンドアップ・コメディアンとして活躍する愉快傑作ドラマシリーズ『マーベラス・ミセス・メイゼル』。50年代のニューヨーク風俗、芸能界、ファッション、そしてユダヤ人社会が描かれる歴史ドラマでもあります。

ドラマ公開後、批評家からの称賛を得て、第70回プライムタイム・エミー賞ではコメディ部門主要7賞のうち5賞を獲得しました。また、クリエイティブ・アーツ部門でも3賞を受賞した名作です。
   
 

主婦からスタンドアップ・コメディアンへ

小さな子どもを持つミリアムは、夫がコメディアンになるために協力していましたが、ある日、夫の言動が原因で大喧嘩してしまいます。さらに夫の浮気まで発覚。

自暴自棄になったミリアムは、お酒に酔ったまま夫が立っていた舞台に立ち、これまでのいきさつを暴露してしまいます。それがなんと大盛況! 店員のスージーに才能を認められ、彼女がマーネージャーに。そして2人でスタンドアップ・コメディアンのスターを目指していく、抱腹絶倒なコメディストーリーです。

 

やりたいことを見つけ人生を構築していく主人公に共感

スージーを演じるアレックス・ボースタイン

スージーを演じるアレックス・ボースタイン(画像出典:Amazonプライム・ビデオ)

50年代後半のニューヨークは、さまざまな文化や時代の変化の現れを感じられていた年でもあります。第二波フェミニズムがはじまった頃ですね。そんな時代の中、自分のやりたいことを見出し、イチ主婦からスタンドアップ・コメディアンとして活躍していく彼女の姿に、刺激と元気をもらいました。

出てくるキャストは個性が強く、共通して言えることは皆マンシンガントーク。テンポのいい会話に始終笑いが絶えません。特に、ガラの悪い従業員(後のマーネージャー)を演じるスージーの魅力にはまってしまいました。スージーを演じるアレックス・ボースタインは、本作でエミー賞助演女優賞を受賞しています。

このドラマは、吹替えの声優とキャラの濃い俳優陣が絶妙にマッチしており、どちらかというと吹替版がおすすめ。スージーの投げやりな話し方にも注目です!

 

毎回違うかわいいファッションが素敵!

50年代ニューヨークファッションが楽しめる!ミリアムの衣装

50年代ニューヨークファッションが楽しめる!ミリアムの衣装(画像出典:Amazonプライム・ビデオ)

もうひとつの魅力は、登場する衣装や小物。50年代のニューヨークファッションは、どれもかわいくて素敵なんです!

毎回ストーリーに合ったデザインで、俳優は同じ衣装を2度纏うことはありません。すべて一度きりの登場で、品のいいデザインがキャストの個性を一層輝かせているのです。ミリアムが次にどんなドレスを着るのか、どんな小物を持つのかと目が離せなくなります。

個性豊かな登場人物に元気づけられること間違いなし! 思いっきり笑いながら観てくださいね。
 
DATA
Amazonプライム・ビデオ┃『マーベラス・ミセス・メイゼル』
出演   :レイチェル・ブロズナハン、マイケル・ゼゲン、アレックス・ボースタイン他
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