保障内容がわからない人は、保険会社からの郵便物で確認してみよう
自分が入っている保険がどういった内容であるかを知らない、または忘れてしまった人が保険を確認する方法として一番わかりやすいのは、保険会社からの通知を確認することです。【ガイドの松浦さんが自分が入っている保険を調べる方法を動画で解説】
保険会社は1年に1度、加入者へ加入している保険の内容を確認する書類を送っています。細かな内容まではわからないかもしれませんが、加入している事実はわかります。引越をした時に保険会社へ届け出をしておかないと、郵便物を受け取れなくなってしまいます。メールアドレスを登録している場合は、メールアドレスを変更した場合の届け出も同様です。忘れずに手続きしておきましょう。
銀行の通帳やクレジットカードの明細で保険料を払っていないかを確認
自分の意思で加入していたら、多くの場合、銀行口座振替かクレジットカードで保険料を支払っています。所有口座のある全ての銀行の通帳や、保有している全てのクレジットカードの明細を調べると、保険に加入していれば履歴が載っています。半年払いや年払いの場合は、1カ月確認しただけだと載っていない可能性もあるので、少なくとも1年分は確認した方がよいです。家族に聞く
子どもの保険を親が手続きすることもあります。未成年の子どものケガが心配で傷害保険とか、祖父母が贈与目的で保険料を払っている保険等があるかもしれないので、家族に聞いてみましょう。勤務先に確認
従業員が全員加入する保険や任意だけれども勤務先経由で加入できる保険があります。気軽に加入できることから、加入したことをはっきり覚えていない人もいます。任意で加入している保険なら、保険料の支払いを給与天引きで払っているはずなので、給与明細をみると加入している事実がわかります。ただ、年払いは年に一度しか載らないので、過去1年分くらい確認したいところです。給与明細でわからない時は、勤務先の総務部等、保険に関する取扱いをしていそうな部署に確認してみるとよいです。保険会社や代理店に聞く
上記のいずれも難しい場合は、今まで関わった可能性のある保険会社や保険代理店に聞いてみるとわかることがあるかもしれません。また、東日本大震災のような大規模な災害時は、生命保険だと生命保険協会に問い合わせれば、各保険会社での加入状況をまとめて確認できる場合もあります。生命保険会社は40社以上あるので、1カ所で確認できるとかなり助かります。自分が入っている保険を覚えておかないと、給付金や保険金を受け取れる時でも、請求漏れしてしまうかもしれません。受け取らなければ加入した意味もなくなってしまいます。覚えておくためにも、1年の1度くらいは内容を確認しておきましょう!
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