ドイツは生産量・消費量ともにトップを争うチョコレート大国。仕事柄お菓子リサーチを欠かさない私がふだんいちばん食べているチョコは、「リッタースポーツ」のチョコレートです。
おいしさはもちろんのこと、常時20種以上もあるバリエーションの豊富さと、パッケージや素材へのこだわりも大きな魅力です。いろいろな味を楽しめるアソートパックがイチオシ!
種類豊富! 20種類以上から選べる楽しさ
1912年にドイツのシュトゥットガルト郊外に誕生し、今では世界80か国で愛されている「リッター」のチョコレートは、とにかく種類が豊富。
20種類以上もの定番のほか、季節ごとに期間限定味が登場し、通常サイズ(100g)から特大サイズ、ボックス入りの一口サイズチョコなどサイズも様々です。
カラフルなパッケージが売り場に並ぶ様子は圧巻! いつも目移りしてしまうのですが、今日はどれにしようかな~と迷いながら選ぶのもまた楽しみです。
人気の7種類の味が楽しめるアソート
優柔不断な私がよく買うのは、いろんな味をちょっとずつ楽しめるミニサイズのアソートパック。おいしくてつい食べ過ぎてしまうので、鉄の意志で1日に2個までと決めています(食いしん坊には1個じゃ辛い! 笑)。
写真上段左から順に
(1) マジパン入りビターチョコレート
(2) ミルクチョコレート
中段
(3) コーンフレーク入り
(4) 砕いたヘーゼルナッツ入り
下段
(5) クリーミーなヘーゼルナッツチョコレート
(6) ヨーグルト入り
(7) さくさくのビスケットを挟んだミルクチョコレート
以上7種類+2枚(種類はパックにより異なる)の合計9枚入りです。
「リッタースポーツ」を初めて食べる人は、まずこのアソートで好みの味を見つけてから通常サイズを購入するのがおすすめ。カルディの通販で手軽に買うことができるので、ぜひ試してみてください。
パッケージにもカカオ豆にも、こだわりたっぷり!
「リッタースポーツ」は正方形のパッケージが特徴的。板チョコといえば長方形が当たり前の時代に、創業者の妻の提案で「どんなスポーツジャケットの中にも収まり、割れにくい」形のチョコレートが生まれた、という逸話は有名です。
もうひとつの特徴が、ワンタッチで簡単にチョコレートを取り出せるKnick-Pack(クニック・パック)と呼ばれるパッケージ。実際に使ってみると、銀紙をはがす手間いらずで携帯にも便利。じつに合理的で、サッカーが盛んなドイツらしいアイデアだなあと感心しました。
私が個人的に「リッター」を好きな大きな理由のひとつが、環境やフェアトレードへの取り組み。以前、中米・ニカラグアでカカオ豆からチョコレート作りに挑戦したことがあるのですが、そのとき偶然、リッター社が現地でカカオ農園を運営していることを知りました。
じつは「リッター」は、「持続可能の認証をされたカカオを100%使用する、世界で初めての大手チョコレートメーカー」でもあるのです。
DATA
KALDI┃リッタースポーツ ミニリッターアソート
内容量:150g(7種9枚入り)