31歳からの恋愛相談室・特別企画「話しませんか 恋とか愛とかセックスとか」：ゆづきさんにインタビュー
31歳からの恋愛相談室・特別企画「話しませんか 恋とか愛とかセックスとか」：ゆづきさんにインタビュー
今回は、レズビアン風俗「シェアカノ」店長兼キャストのゆづきさんに、「セックスの最中、もっと自分をさらけ出すには？」をテーマにお話しいただきました。
■ゆづき・プロフィール
レズビアン風俗「シェアカノ」店長兼キャストのゆづきさん
twitter：@Share_Yuzuki
「こうしたい」を伝えた先に「人生最高のセックス」がある
「こうしたい」を伝えた先に「人生最高のセックス」がある
そうですね。ただ最初にお断りしておくと、私はセックス中に演技をしたっていいと思うんです。それで、自分が満足できるのであれば。それで相手が喜んでくれたら嬉しい、興奮するという楽しみ方だってありますから。
何が何でも演技をやめないと、って自分を追い詰める必要はないです。
問題は、それでは満足できない場合ですよね。お互いが自分を開放して、チームプレーで快感を追求したい、という場合。それにはやっぱり、腹を割って意見を交換し合うことが大事だと思います。
――セックスについて「もっとこうしたい、ああしたい」と伝えるのは、ハードルが高いと感じる方が多そうですが。
たしかに、男性のプライドを傷つけてしまいそう、なんて気にしてしまう女性は多いのかも。でも、セックスにまつわる話題だけを特別視する必要はないかなって思うんです。
たとえばデートの頻度についてだったら、みんな気軽に話せるんですよね。「私は週1回は会いたいな」「今月は仕事が忙しいから難しいけど、来月はそうしよう」みたいに。そういうノリで、セックスの話もしてみちゃえばいいのに！
だって、どちらも「お互いがより心地よく付き合っていくために話す」という点では同じですよね。まずはそこの意識の持ちようを変えてみてはいかがでしょうか。
それがなかなか難しい、という気持ちもわかるんですよ。でも、そこを乗り越えて初めて、「今まで体験したことのない最高のセックス」にたどり着けるんです……！
要望は「否定せず」「あえぎ声風に」伝えること
――「痛い」「そこは感じない」というようなデリケートな話であっても、なるべく相手を傷つけず、本音をきちんと伝えるためのコツはありますか？痛いと感じても「痛いからやめて」とは言いづらいですよね。そういうときは、あくまで否定はしない言い方で伝えてみてください。「それより、こっちのほうが気持ちいいな」って。
動きをストップしてほしいときは「激しすぎて苦しくなっちゃったから待って」、たまたま濡れないな、というときは「なんだか緊張しちゃって……」なんて表現するのもアリですよね。
「感じすぎて思わず出ちゃった言葉」風に伝えるのもおすすめです。喘ぎ声に伝える感じ。「そっち、もっと……！」「いい、そのまま……！」という感じで、熱を込めて（笑）。そうすると、相手のテンションも下がらずに済みますよね。
相手から「そんな君もかわいいよ」という言葉を引き出して
――セックス中、自分がどう見えているかが気になるから、自分をさらけ出せないという人もいます。「ウエストが細く見えるように」「二重顎にならないように」などを気にするあまり、思うままに振る舞えない、と。えー!!! 好きな人が乱れている姿って、超可愛いのに！
「完璧な角度や表情を作られるよりも、思い切り乱れた姿のほうがエロい」、そう思う男性のほうが断然多いと思います。
どうしても気になるのであれば、相手の前でわざとらしく、コンプレックスに思う部分をタオルなどで隠しまくってみては。きっと「隠さないで」と言って見てこようとするので、「お腹がぽっこりしてて恥ずかしいんだもん」と返す。そしたら絶対、「そんなのどうでもいいよ」「かわいいよ」って言うと思うんです。
――斬新な方法ですね！
きちんと「気にしない」「むしろ可愛い」と言い切ってもらうことが大切かなと。それでやっと、安心できると思うんですよね。
やっぱり、いいセックスを追求するには「言葉によるコミュニケーション」が欠かせないなと思います。
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