節約/通信費の節約

P-docoやココセコムで子供を守ることができるのか? 通信で子供を犯罪から守る方法1(2ページ目)

子供を対象にした誘拐や殺人事件が増加する中、「位置情報サービス」は子供を守る手段となりうるのでしょうか?今回はいくつかのサービスの実力をご紹介。お子さんをお持ちの方は必見です!

執筆者:大串 明弘

 端末の大きさは?

子供やお年寄りに持たせることを考えると、まず気になるのが端末の大きさ。簡単に身につけられる大きさでなければ意味がありません。

大きさに関しては、今までは圧倒的にNTTドコモのP-doco?miniが小さく、ココセコムの専用端末は子供やお年寄りには携帯しづらい大きさでした。ところが、2003年7月23日からココセコムで世界最小(2003年6月現在)の最軽量GPS通信端末が、人用のサービスにもリリースされ、大きさ的には大差がなくなってきました。






NTTドコモ
P-doco?mini

セコム
ココセコム(最小端末)

端末名
サイズ
重さ
P-doco?mini
縦51mm×横34.2mm×厚さ16.3mm
約27g
ココセコム
(最小端末)
縦79mm×横43mm×厚さ18.2mm
約48g
ココセコム
(通報サービス有)
縦117mm×横43mm×厚さ20mm
約60g

 

 気になる実力は?

PHSを利用したNTTドコモの「いまどこサービス」の場合、最良の条件下で100m以内での位置特定可能です。特定できるといっても、基地局によって位置を測定しているため、端末の場所が特定できるわけではなく、端末があるだろうエリアが円形で表示されています。

一方、GPS携帯を利用したセコムの「ココセコム」の場合、最良の条件下で誤差5m~10mの精度で測定できます。PHSの場合とはことなり、端末があると思われる場所がピンポイントで表示されるため、いざというときに比較的簡単に対象を見つけられると思います。

それぞれ精度は異なりますが、精度の高いGPS携帯が常に最良の測定結果が得られるわけではないようです。

実際にいくつかのケースで測定してみました。
(※測定結果は環境・天候・電波状況などにより実験と異なる結果になる場合があります。)

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