グルメトピックス

赤ワインとどうぞ!本番フランスのサラミは日本のものとひと味違う

フランスといえばワイン――フランスガイドの野口裕子さんも、ワインの情報を積極的に発信しています。今回イチオシしてくれたのは、本場フランスのサラミ。日本のサラミとどのように違うのか教えていただきましょう。

野口 裕子

執筆者:野口 裕子

フランスガイド

ソシソン

深みのある味わいと弾力のある歯ごたえが特徴
 

フランスのワインのお供といえば、チーズとシャルキュトリ―(豚肉加工品)です。チーズは白ワインやシャンパーニュ、シャルキュトリ―は赤ワインに合わせるのが定番。

生ハムやリエットなど種類が豊富なシャルキュトリ―のなかでも人気なのが、「ソシソンセック」、つまり日本でいうところのサラミです。日本で食べているサラミとは味も食感もまったく別物であり、ワイン好き、肉好きなら絶対に好きになること間違いなしです。
   

本場フランスでは赤ワインといただく定番おつまみ

ソシソン

日本のサラミよりはるかに本格的な味わい
 

フランス人はとにかく赤ワインが大好き。赤ワインと相性の良いシャルキュトリ―は、フランスではマストなおつまみです。立ち飲みのワインバーではチーズやシャルキュトリ―の盛り合わせをつまみながら、赤ワインを楽しむ光景がよく見られます。
 
生ハムやリエット、フォアグラなどたくさんのシャルキュトリ―がありますが、本場ならではの味を感じられるのが、「ソシソンセック」です。

「ソシソン=ソーセージ」「セック=ドライ」の意味で、乾燥ソーセージ、つまり日本ではサラミとして認識されていますが、日本で食べているサラミと思ったら大間違い。弾力のある食感、スパイスにより肉の臭みを中和した深い味わいで、赤ワインと一緒にいただく定番のおつまみとして愛されています。
 

深い味わいと噛みごたえのある食感

「ソシソンセック」は、ときどき肉の臭みが強かったり、塩味がきつかったりするものがあります。個人的にはこういったタイプは苦手です。ほど良く味付けされたものが好きな私にぴったりだったのが、アンブロシアの「レジス・セナン ソシソン・セック」でした。
 
ブラックペッパーやにんにく、ナツメグなどのスパイスを使って控えめな塩で味付けされており、少し酸味のある肉と甘みのある脂とともに絶妙な味に仕上がっています。旨味が凝縮した「レジス・セナン ソシソン・セック」は噛みごたえのある食感も手伝って、赤ワインのお供としてNo.1のおつまみです。
 
DATA
アンブロシア | レジス・セナン ソシソン・セック

内容量:200g
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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