多種多様なマヨネーズ、どこが違う?

マヨネーズ

バリエーションが豊富なマヨネーズ、どうやって選んでいますか?

料理に絶妙なコクと酸味とまろやかさを演出してくれるマヨネーズ。熱烈なファンも多く、ラインナップも実に豊かです。

一口にマヨネーズといっても材料や製法によって特徴はさまざまですが、その違いは意外と知られていません。

ここでは手に入りやすいマヨネーズを中心に、「選び方」「味の違い」「おすすめの食べ方」を紹介します。自分好みのマヨネーズを見つける参考にしてみてください。

<INDEX>
1. マヨネーズの原料
2. マヨネーズの選び方
食べ比べ1. 黄身で作ったオーソドックスなマヨネーズ
食べ比べ2. 全卵で作ったマヨネーズ
食べ比べ3. カロリーオフマヨネーズ
食べ比べ4. 油にこだわりのあるマヨネーズ
食べ比べ5. 燻製酢で作ったマヨネーズ
 

1.マヨネーズの原料

マヨネーズの主材料は卵・油・酢。ものによってこだわりがあるので、ぜひチェックしてみましょう。

(1)卵をチェック
卵黄だけのマヨはコクがあってこってりとした味わいに、全卵のマヨはあっさり。

(2)油をチェック
一般的には菜種油・コーン油・大豆油などが使われます。アマニ油・えごま油・オリーブ油など健康効果の高い油が使われているものも。

(3)酢をチェック
穀物酢・米酢などの醸造酢は酸味が強め、りんご酢・ぶどう酢などは酸味が穏やかでフルーティー。醸造酢と表記されていますが、キユーピーはリンゴ果汁やモルトなどを原料にマヨネーズ専用の酢を使用しています。
 

2.マヨネーズの選び方

マヨネーズを選ぶときの基準は大きく分けて3つあります。
マヨネーズ

マヨネーズを選ぶときの基準は大きく分けて3つ!

(1)味重視
こってり派なら卵黄のマヨを、あっさり派なら全卵のマヨを選んでみてください。また酸味強め派は醸造酢を使ったマヨを、酸味控えめ派ならりんご酢を使っているマヨを選ぶといいでしょう。

(2)健康重視
カロリーを気にする人はカロリーオフタイプや健康効果のある油(アマニ油、えごま油など)を使ったマヨネーズがおすすめ。ただしカロリーオフのマヨは油分を減らしているため、普通のマヨと比べると味が薄く感じることも。またアマニ油やえごま油のマヨは、血液をサラサラにするオメガ3脂肪酸が含まれています。

ここでは紹介していませんが卵不使用のマヨネーズもありますので、卵アレルギーの方はぜひ試してみてください。

(3)フレーバー重視
通常のマヨネーズにプラスアルファで味をつけたもの。ざっと調べただけでも、からし、わさび、明太子、キムチ、燻製などがありました。和えるだけですぐ一品作れるので、冷蔵庫にひとつあると便利です。
 

食べ比べ1.「黄身」で作った基本のマヨネーズ | キユーピー

続いては、スーパーなどで手に入れやすいマヨネーズ5種の特徴と、おいしさが引き立つ食べ方を紹介します。
マヨネーズ

マヨネーズの王道「キユーピーマヨネーズ」

卵の黄身だけを使っているだけあって黄色が濃いのが特徴的です。卵の風味が強くて濃厚。そしてその強い味わいに負けないくらいの強い酸味と香りがあります。 口にしたときのインパクトが強く、こってりしていて濃密。絞り出した後も形がずっとキープされるほどの硬さがあります。

おすすめの食べ方「マヨネーズ焼き」
マヨネーズ

耐熱容器に野菜を並べて格子状にマヨを絞り出し、トースターで焼くだけ

チーズに匹敵する濃厚さとコクがあり、熱しても形が崩れないのでマヨネーズ焼きがおすすめ。ここでは耐熱容器にトマトとなすを交互に並べて、マヨネーズをかけてトースターで8分加熱。加熱して甘みが引き出された野菜にとろりとしたマヨネーズの酸味と塩気がマッチします。
 

食べ比べ2.「全卵」マヨネーズ | 味の素

マヨネーズ

味の素「ピュアセレクトマヨネーズ」

全卵を使っているので、色は白っぽくあっさりしています。酸味は穏やかで軽め、そしてまろやかです。黄身だけマヨネーズと比べるとゆるいので、ディップがおすすめ。

■おすすめの食べ方「揚げ物のディップソース」
マヨネーズ

素揚げしたにんじん・じゃがいも・オクラにマヨネーズを添えて

あっさりしていて酸味が軽いので、揚げ物に酸味をきかせたいときにぴったり。ここでは素揚げした野菜に添えましたが、もちろん唐揚げにもおすすめです。
 

食べ比べ3.「カロリーオフ」マヨネーズ | 味の素

マヨネーズ

味の素「ピュアセレクトコクうま」

こちらは油分を乳化させる際、独自製法「Wエマルション製法」で油の使用量を削減しており、カロリー65%カット(同メーカー比較)を実現。ゆるゆるとした状態で酸味は強め。マスタードを思わせるスパイシーな風味が突出しています。油の使用量が少なく、全卵を使用しているのであっさりとしていて、和の素材よりは洋の素材の方がおいしさが引き立つので、サンドイッチやマヨトーストなどをおすすめします。

■おすすめの食べ方「バゲットサンド」
マヨネーズ

バゲットに切れ目を入れたらマヨネーズを塗り、野菜などの具材をはさんで。仕上げにマヨネーズをかけてできあがり

スパイシーな後味とゆるさを生かして、具材たっぷりのバゲットサンドがおすすめ。たっぷりのレタスの上にサラダチキン・トマト・アボカド・スライスオニオン、ピーマン・にんじんを挟みました。仕上げにうねうねとマヨネーズを絞り出してパクリ。
 

食べ比べ4.「油にこだわり」マヨネーズ | 日清オイリオ

マヨネーズ

日清オイリオ「日清えごま油日和」

卵不使用でこだわりのえごま油を使っています(厳密にはマヨネーズ風調味料)。えごま油ならではの濃厚で品のある甘みとうまみがあり、コクもしっかりと感じられます。後味はさらりとしていて、しつこさもなく、素材の味が存分に生かされているので贅沢な気持ちになれます。これはぜひシンプルな食べ方で。

■おすすめの食べ方「野菜ディップ」
マヨネーズ

マヨネーズにカットした生野菜と塩ゆでした野菜を盛り付けるだけで最高の一皿に

生野菜や塩ゆでした野菜に添えるならこれ! 素材がいいからシンプルさを引き立てます。ゆでたブロッコリーやアスパラなどの野菜だけでなく、ゆで卵やゆで海老にもおすすめ。
 

食べ比べ5.「燻製酢」で作ったマヨネーズ | キユーピー

マヨネーズ

キユーピー「燻製マヨネーズ」

燻製処理を施した酢で作ったマヨネーズ。燻製の香りがしっかりとあり、口に含んでもその風味がしっかりと主張。酸味とまろやかさがあって、ベーコンを思わすような燻した後味があるのが特徴。これでいただくと素材が全て燻製風味になるほどで、このスモーキーさはくせになります。

素材に和えてスモーキーなマヨサラダにするのがおすすめ。合わせた素材がすべて酒のつまみになります。

■おすすめの食べ方「燻製ポテトサラダ」
マヨネーズ

男爵芋200gに燻製マヨ50gで和えました

蒸したじゃがいもと燻製マヨだけで、他の素材は何も使っていませんが複雑で味わい深い一品になりました。お好みでブラックペッパーでアクセントをつけるのもおすすめです。



ほかにも様々なメーカーが独自のマヨネーズを作っています。こちらの情報を参考にあなただけのマヨネーズを見つけてみてください。

DATA
(1)キユーピー「マヨネーズ」 カロリー:100kcal 原材料:食用植物油脂、卵黄、醸造酢、食塩、香辛料など
(2)味の素「ピュアセレクト」 カロリー:110kcal 原材料:食用植物油脂(菜種油・大豆油・コーン油)、卵、水あめ、醸造酢(ぶどう酢・穀物酢・米酢)、食塩、香辛料、濃縮レモン汁など
(3)味の素「ピュアセレクトコクうま」 カロリー:36kcal 原材料:食用植物油脂(菜種油・コーン油)、卵、食塩、醸造酢(穀物酢・ぶどう酢)、砂糖、濃縮レモン汁など
(4)日清オイリオ「えごま油日和」カロリー:87kcal 原材料:食用植物油脂(なたね油・有機えごま油)、醸造酢(りんご酢・米酢)、還元水飴、食塩など
(5)キユーピー「燻製マヨネーズ」 カロリー:107kcal 原材料:食用植物油脂、卵黄、醸造酢(燻製したものを70%配合)、食塩、香辛料など

※カロリーは大さじ1杯(15g)当たりのものになります。
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