主婦の方からこのような相談をされたことがあります。「仕事と介護の両立」については、一部サポートの取り組みを始めている企業はあるものの、社会的にはまだまだ浸透していない印象です。
介護の現場では、話し合いの時間さえ確保できなかったり、話し合いがいつしか口論となったり、夫婦の双方にストレスが生じてしまうことも。小さなヒントかもしれませんが、そんな時は「モノ」に頼ってみるのも一案です。
マットを持ち上げるとトレイに早変わり
食後の後片付けについては、「食洗機」の存在が共働き夫婦のストレスを解消する「神器」となっていますが、そもそも、食器洗いの前に「食器を食洗機まで(あるいはキッチンの流し台まで)運ぶのが面倒なの!」という人は案外多いのでは。このニッチ(!)な問題の解決について一役買ってくれるのが、EXELUX(エグゼラックス)の「 フリーフォームトレイ」です。同製品の特徴はランチョンマットを持ち上げると即トレイになるということ。例えば、お皿や湯呑み、調味料入れなどもマットに載せてそのまま持ち上げれば片付け体勢になるというわけです。これだと下膳のために食卓とキッチンを行ったり来たりということをせずにすみ、また、これらのものを食卓からトレイに移し替えるという手間も省けます。
さらに、ノンスリップ仕様で傾けてもお皿やコップが滑りにくいという特徴もあり、半身が不自由で片手で器を押さえることが困難な高齢者にも向いているかもしれません。耐熱温度は約80℃と丈夫なつくりなので、あたたかい食べ物や飲み物も安心してのせられます。
デザインはリバーシブルなので、その日の気分や時間帯によって使い分けを楽しむこともできます。サイズもバリエーションがあり、ご自宅の食卓のサイズに合わせて選べます。
数年使用してトレイが劣化してきたわが家では、現在次なるデザインを物色中です。
DATA
EXELUX┃フリーフォームトレイ
サイズ:ミニサイズから業務用に使えるLサイズまで多様