グルメトピックス

ピリリと辛い日本の粋な香辛料、やげん堀の七味唐辛子

辛いもの好きでなくとも、ちょっとした味のアクセントとして使うことのある七味。ドラマガイドの竹本さんが紹介してくれたのは寛永2年創業という歴史あるやげん堀の「七味唐辛子」です。昔ながらの製法で香り豊かな味わいが楽しめるイチオシなんだとか。

竹本 道子

執筆者:竹本 道子

ドラマガイド

 
やげん堀

辛味と旨味が特徴のものと、香ばしくマイルドな唐辛子の2種類を使用している


辛いものは得意ではないのですが、七味唐辛子はなぜか別。お料理と合わせると、味に奥行きが出ておいしいですよね。うどんや蕎麦はもちろん、味噌とマヨネーズを塗った焼おにぎり、焚き上げた砂肝にかけるのも美味。

寛永2年に江戸で生まれた七味唐辛子が日本中に広がり、今では東京、京都、信州が七味の有名どころとなりました。その中でおすすめなのが東京やげん堀の「七味唐辛子」です。辛いだけではなく、豊かな旨みを感じられる伝統の味ですよ。
 

食卓に小瓶を置くと「食べたい」気持ちがフツフツしてくる

やげん堀

三種類の辛さの七味のほか、一味唐辛子や洋風七味なども販売されている


忙しい日が続くと、とりあえず食べるだけの素っ気ない食事になってしまうことも。そんなときでも「七味唐辛子」が活躍してくれます。冷奴や味噌汁などに振りかけると、食べるのが楽しくなります。七味と言っても調合される香辛料や薬味は商品によって違います。

やげん堀の「七味唐辛子」は唐辛子、焙煎された焼き唐辛子、けしの実、麻の実、粉山椒にミカンの皮から作られる陳皮の7種類。口の中で感じるけしや麻の粒感と、昔ながらの工程で、直火で窯に火入れする焼き唐辛子は香りがよく、辛みはまろやか。香ばしいミカンの皮とさわやかな山椒がフワっと効いて、たまらないおいしさが広がります。

 

江戸時代に生まれた七味唐辛子。受け継がれてきた日本の味をぜひ!

やげん堀

趣きのある容器に入ったギフトセットなども注文できる


寛永2年創業のやげん堀。1625年から約400年もの間、日本のおいしさを支えてきました。7種類の香辛料と薬味は、漢方に影響を受けた体にいいものばかり。胃腸を整えたり食欲増進に一役買ったり、おいしさとともに日本の健康も支えてきたと思うと感慨深いものがあります。

浅草の店舗では調合販売も行っており、自分好みの辛さに調合してもらえます。香りを確かめてから購入でき、お土産に買って帰る人も多いとか。オンラインでは小辛、中辛、大辛と3種類から選べます。しっかり密封してあるので、封を開けた瞬間の新鮮な香りに驚きます。受け継がれてきた日本の粋なおいしさをぜひ楽しんでください。

 

DATA
やげん堀 | 七味唐辛子

辛さ:小辛、中辛、大辛
内容量:27g
原材料:黒ごま、焼き唐辛子、陳皮、山椒、けしの実、麻の実、唐辛子
賞味期限:6か月
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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