クイーン・エリザベスの船内施設を紹介
イギリスのサウサンプトンを発着。オランダのエイマンデンに寄港するショートクルーズ
<目次>
クイーン・エリザベスのショートクルーズのスケジュール
オランダでは運河が美しいアムステルダムなどを観光できる
【スケジュール】
1日目夕方:イギリス・サウサンプトン発
2日目:終日航海日
3日目朝:オランダ・エイマイデン(アムステルダム近郊)着
4日目午後:オランダ・エイマイデン(アムステルダム近郊)発
5日目朝:イギリス・サウサンプトン発
3日目と4日目の昼過ぎまではアムステルダムやその近郊の観光ができます。港からアムステルダムまでは無料バスが出ていたので自由に観光する人もいましたし、船が用意する観光ツアー(ショアエクスカーション)に参加する人もいました。
なお日本からイギリスまでは飛行機で移動するので、全旅程は5泊7日でした。英国らしい優雅なクルーズライフを体験するのに、ちょうどよい旅程と航路でした。
楽しみ三昧!船内での一日の過ごし方
クルーズ旅行において、船は町から町への移動の手段であると同時に、船自体がエンターテインメントでもあります。クルーズ旅程には大抵どこにも寄港せず一日海の上を航海している日があります(今回は2日目が終日航海日)。一日中、船上で過ごすのですが、これが退屈ではなく、むしろ船を満喫するチャンスの日。船の中にはたくさんの施設があり、さらに多彩なプログラムも実施されます。船内施設とともに、どんな過ごし方ができるのかご紹介しましょう(食事と客室についてはこちらの記事を参考にしてください)。朝食前に:起きたら一汗!フィットネス教室も
つい食べ過ぎてしまうのでフィットネス・センターで体を動かすのもおすすめ
海を見ながらの朝散歩も爽快
午前:ダンスレッスンやゲームに参加
昼のダンスレッスンはカジュアルな装いでOK
ゲーム・デッキ
午後:プール、ショッピング、スパ、ライブラリーなど思い思いに
マレール・ウェルネス&ビューティ&フィットネス・センター
時間があるのでのんびりショッピングも楽しめる
2019年限定のキュナード・ベア(17.5ドル)。お土産にもぴったり
パビリオン・プール。温水ジャグジーがあるので気温が低めでも入っている人は意外にいる
海を見ながらの読書を楽しめる2階建てのライブラリー
15:30~:英国伝統のアフタヌーン・ティーを毎日開催
毎日開催されるアフタヌーン・ティー
時間になると一斉にサーブがスタート
夕方:いったん部屋に戻ってドレスアップ
ディナータイム以降の船内は一部をのぞきドレスコードが適用されるので、その前に一度客室に戻ってドレスアップする人がほとんど。17時台は船内が少し静かになる時間です。クイーン・エリザベスの船内にはヘアサロンやネイルサロンもあり、髪のアレンジはもちろん、カットも頼めます。ガラ・ディナーは終日航海日に設定されていることが多いので、時間のある昼間にサロンで美しくなるもすてきですね!ディナー後:ダンス、ショー、カジノ…お楽しみは深夜まで
ガラ・イブニングの日のボール・ルーム
クイーン・エリザベス「ビッグバンド・ボール」
ロイヤル・コート・シアター
船内ならカジノも気軽にトライできる
おしゃれが楽しい!クイーン・エリザベスのドレスコード
気になるドレスコード、ゲストの装いは?
ドレスコードというと、なんとなく堅苦しく思えたり、準備が面倒に感じたりするかもしれませんが、実はクルーズ旅行をすごく楽しくしてくれる要素のひとつ。おしゃれをすると気分がぐっと高揚しますよ。船内ではプロのカメラマンによる撮影サービスもあり、テーマパーク式で実物を見て気に入ったら購入するスタイル。いい記念になります。
<夜のドレスコード>
●【フォーマル】ガラ・イブニング・アタイアー(終日航海日、寄港日※週に2~3回)
ガラ・イブニングの日のボール・ルーム
女性:イブニングドレス、カクテルドレス、和服など
イギリス人のゲストは、年配の女性でもデコルテを大きく出している人が多かったです。日本人のゲストは着物を着ていたり、シンプルな黒のワンピースなどにアクセサリーで華やかさを出していたりしていました。
●【インフォーマル】スマート・アタイアー(乗船日・寄港日・停泊日)
スマート・アタイアーの日のドレスコード
女性:カクテルドレス、スーツ、ワンピースなど
写真だとわかりづらいかもしれませんが、ガラ・ディナーの日よりもフォーマル感は薄まっています。女性でパンツスタイルの方もいました。スパンコール率が高く、鮮やかな色のワンピースの方も多く華やかです。公式サイトにも服装ガイドがあり、説明は英語ですが、実際にいくつか写真があるのでイメージがわきやすいですよ。
もはやひとつの町といえるくらい施設が充実しているクイーン・エリザベスの船内。港へ寄港する日でも、あえて街へ観光へは出ず、乗客が少なくなった船内でのんびりする人もいるほど。クルーズの醍醐味は、船での時間にあるといっても過言ではありません。ぜひ乗船時は、ときにアクティブに、ときにのんびりと、自由気ままに船内を楽しんでみてください。
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