図鑑/小学生におすすめの図鑑

小学校低学年に人気の図鑑ランキングBEST10(7ページ目)

小学校低学年の子どもたちに人気の図鑑BEST10をご紹介します。どの図鑑も、百科事典のように多くの事柄を調べられ、4・5歳から小学校高学年まで長く使える充実したものばかり。入学のお祝いにもおすすめです。

高橋 真生

執筆者:高橋 真生

子育て・教育ガイド

第4位 地球サイズの視野を育む
『地図で知る世界こども図鑑』(MAPPLEのちず★図鑑)

日本の都道府県や世界の国々の位置を知り、空間を把握する力をつけるのに欠かせない地図。MAPPLEのちず★図鑑『地図で知る世界こども図鑑』は、欄外までギュッと詰め込んだ情報で読み手を引き付けます。
『地図で知る世界こども図鑑』(MAPPLEのちず★図鑑)

『地図で知る世界こども図鑑』(MAPPLEのちず★図鑑)


パラパラと見て気づくのは、そのビジュアルの面白さ。旅行用のガイドブックのように、カラフルで華やかです。そして、「世界を動かすテクノロジー」「世界の文化と暮らし」「世界を動かすしくみ」など、およそ地図帳とは思えないような楽しいテーマが、大きな写真付きで紹介されています。

たとえば、「ぐるっと360°世界ウォッチング」では、地球の昼と夜の衛星画像が並べられており、世界の人々がどのような場所で暮らしているのか、そのまばゆい光でパッと見て分かります。
 
「世界の行ってみたいところ」では、ウユニ塩湖も紹介されています。雲の上を歩いているよう!

「世界の行ってみたいところ」では、ウユニ塩湖も紹介されています。雲の上を歩いているよう!


また、「世界のアート・スポーツ」の童話と児童文学の舞台キングス・クロスや「世界の行ってみたいところ」の地形・絶景などは、子どもならずとも訪れてみたくなるところばかり。もちろん、国連や通貨・戦争・環境など、学んでおきたい事項も押さえられています。

見開きいっぱいに示された、日本とは異なる各国の様々な文化。「こんなに違うんだなあ」「すごいなあ」というその純粋な驚きが、世界への興味へとつながっていくような気がします。『地図で知る世界こども図鑑』は、学びたいという気持ちの原動力である興味や関心を、育ててくれる図鑑です。

なお、一見地味ながら人気なのは、国旗付きの世界の国々のデータファイルと世界地図。1冊の4割程度が、各国の情報と地図と占められているのですが、過不足なくまとめられており、「分からない国が出てきたらまず引いてみる」という癖をつけるのに最適です。

入学祝いや進級祝いにもおすすめです。

【書籍データ】
書名 地図で知る世界こども図鑑(MAPPLEのちず★図鑑)
出版社 昭文社
価格 2160円 ■日本の図鑑もあります。

 

第3位には、なんと一般向けに作られた図鑑がランクインしました!>>
 
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