第7位 家族で楽しむ石ころガイド『川原の石ころ図鑑』
「ケーキのように美しく、おいしそうな」……ときて、続く言葉はなんと「石」! 小学校低学年の子どもたちにとって、図鑑はある意味「読みもの」なのですが、『川原の石ころ図鑑』もその一冊と言えるでしょう。『川原の石ころ図鑑』
日本全国の川原で著者が実際に拾った石について紹介されている『川原の石ころ図鑑』。川別に石ころが紹介されているのが特徴で、川の流れや採集地の地質などについても触れられており、地球のかけらとも言える石の成り立ちが分かりやすく説明されています。
現物の80%というほぼ実物大の石ころの写真が多用されており、まだ学校に上がっていない年齢の石好きさんも、じーっと写真を見つめては次々にページをめくっていきます。小学校高学年にもなれば、自分で拾った石を、この本を参考に分類し、自由研究に仕立てることも。一緒に眺める大人にも面白く、幅広い年齢に愛されている図鑑だということがよく分かります。
※より詳細な説明がこちらでお読みいただけます。→ガイド記事「石に歴史あり! 家族で楽しむ『川原の石ころ図鑑』」
【書籍データ】
書名 川原の石ころ図鑑
著 渡辺一夫
出版社 ポプラ社
価格 1512円
■海辺での石ころ拾いには、こちらがおすすめです。