第1位 いつもそばに置いておきたい
『植物』(小学館の図鑑NEO POCKET)
小学校低学年の子どもたちに人気の図鑑BEST10、第1位は、『植物』(小学館の図鑑NEO POCKET)でした!
『植物』(小学館の図鑑NEO POCKET)
小学館のNEO POCKETは、定評のある「図鑑NEOシリーズ」「プレNEOシリーズ」から生まれたハンディタイプの図鑑のシリーズです。「図鑑といっしょに遊びに行こう!」がコンセプトで、自然と親しみ、一緒に遊ぶための図鑑として作られたとか。
この図鑑では、「道ばたや公園の草」「野山の草」などエリア別に分類された植物が、春夏秋冬順に掲載されています。ハンディタイプであっても、草や木のシルエットや、似ている植物を見分けるコツは、しっかりと書かれています。
スッキリと、見やすく分かりやすい紙面
たとえば、初冬の公園で赤い実の付いた木の名前が気になったら、ササッと図鑑を取り出し、「道ばたや公園の木」の「秋・冬」の項目を見れば、それがマンリョウなのか、センリョウなのか、はたまたナンテンなのかたちどころに分かってしまう、というわけです。気軽に実物と見比べることができる、というのは、このサイズのいいところですね。森や海辺、亜熱帯など、掲載範囲も広いので、お散歩だけでなく、旅行やキャンプに持って行くのもおすすめです。
また、「花のスイーツ」「葉っぱのおもちゃの作り方」などのコラムや特集も充実しています。
春のお散歩が楽しくなりそうな「花かざりを作ろう」
特に、「においのある植物」の紹介は面白く、「あまいしょう油のようなにおい」「おならのようなにおい」など、分かりやすいだけでなく、子どもが興味を持つような表現で書かれているので、においをかぎながら図鑑を読んだら、忘れられない思い出になりそうです。
【書籍データ】
書名 『植物』(小学館の図鑑NEO POCKET)
監修・執筆 和田浩志
指導・執筆 岡田比呂実
画 斎藤光一, 松岡真澄
写真 亀田龍吉, 大作晃一
出版社 小学館
価格 1026円