夫をもう一度愛することはできるのか?というワガママで壮大な問題……

失った愛情を取り戻せるか?

失った愛情を取り戻せるか?

「夫のことを嫌いになりました。生活のために一緒に住んでます。でもむなしいです。もう一度、愛することはできるようになりますか」

ざっくりこういう趣旨のお悩みが、ネット掲示板で議論のトピックになり「結婚に愛を持ち込むなんて甘い」「子供を優先しろ」「忍耐あるのみ」等々賛否両論が並びます。

「嫌い」というのはまた極端な気もしますが、こうなったら、愛だ恋だのお悩みは一発解消できないのが人生に彩りを与えるのだ!というくらい割り切って、毎日向き合えばいいと思います。

さて、「薄れた愛を再燃させられるのか?」その方法は、ふたつ。
  • 魔女に愛がよみがえる媚薬をもらう
  • 自分が持つ夫への愛のボルテージを逐次確認する

古今東西、昔から魔女に頼らなければならぬほど、再燃というのは困難なものなのです。しかし男女として、愛し合っていなくても添い遂げる夫婦が多々いらっしゃいます。存続理由を聞くに、「情がある」「家の存続のための仲間」「愛してはいないがいないと困る」「助け合う同士」など様々な"存在意義"を答えてくれます。

これはつまり、愛情、少なくとも家族としての愛なのではないでしょうか? 思春期の中学生ではあるまいし、一緒にいるとドキドキする、片時も離れたくない……そんな高揚感だけが愛なわけではもちろんありません。

自分が相手に持つ存在意義、愛のレベルを見直し、こう感じたなら「愛している」ということだと逐次確認して腹落ちさせればいいでしょう。

夫の"存在意義"は妻にしかわからない。学生時代の友達も、ママ友も、親も、掲示板に答えてくれる方々も、夫婦仲相談所もわからない。
  • 台風の夜、一緒にいると守られているようで安心する
  • 子供と揉めても最後に子供を納得させてくれるのはいつも夫
  • 家事分担を守ってくれるのでそこはラク
  • ネットの仕組みに強いのでPCやスマホの設定をチョチョイとしてくれる
列挙すればきりがないほど、彼の存在意義があるならそれは愛だ!と確認し、愛情ボルテージを自ら鼓舞する。「いてくれてよかった」という単純な感情を愛と認識できれば、いとおしく思えるはずです。

結婚後4年目くらいから倦怠感が高まるのと反比例して、愛情ボルテージは下がるもの。嫌なことのほうが目につくからです。嫌なこともあるが、気分が上がることが"存在意義"。それが上回れば「愛している」ということなのだ、と腹落ちさせてみるのです。

己を見つめてみてください。過去、夫から言い寄られ、夜景を観ながらデートをして、うれし恥ずかしプロポーズをされ、おしゃれな結婚式まで挙げて、家族を構築し、セックスでいい気分にもなったあとで「夫をもう一度愛せますか」などなんとワガママで欲深い私なの。恋の経験がなく、結婚希望なのに相手がいなくて、ゼクシィを買うチャンスがなくて悩んでいる人もいる。私はこの恋愛体験を無駄にしてはいけない。そう謙虚な気持ちになったとき、眠っている夫の背中にそっと手を置いてみたくなる(かもしれない!)。ダメなら森に行って魔女を探すしかない。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。