子供の英語教育

働くママに朗報!日曜開講、質も保証の子ども英語教室

小学生の子どもに英語を学ばせたくても、何をしたらよいか、時間の確保はどうしようなど、悩みは尽きないもの。そこで「子供の英語教育」ガイドの清水万里子さんがイチオシするのが、今回ご紹介する英語教室です。英語でのコミュニケーションを重視する子どもに特におすすめなんだとか。

清水 万里子

執筆者:清水 万里子

子供英語ガイド

 
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夏の集中コースの様子。英語でプログラミングやアートも学んでいた

小学生の子どもに英語を学ばせたいと思っていても、「仕事」と「送迎」の時間のやりくりが難しくてあきらめてしまうママも多いようです。しかし、日曜日にたっぷり3時間、イギリスの小学校の教室そのままの空間で、質の高い英語教育を半年間、という英語教室だったらじっくり学ばせてみたいと思いませんか?

私が以前から注目していたブリティッシュ・カウンシルが、2019年4月から小学生向け子ども英語コースとして「英語」と「知的な学び」を融合させた国際標準のプログラムを提供しています。実際に見学をしてみて感じたイチオシポイントをご紹介します。
    

どんな内容を教えているの?

ブリティッシュ・カウンシルとは、1934年に設立された英国の国際文化機関です。2014年から5年間、文部科学省の事業「英語教育推進リーダー中央研修」を委託され、全国の公立小学校・中学校、私立小学校・中学校や、高校の「英語教育指導者育成」を行っていました。


「秋・冬セメスター」と呼ばれるの基本のコース、「春・夏セメスター」の基本のコース、さらに、「夏の集中コース」があり、クラスレベル別にそれぞれ扱うテーマや内容が変わります。  
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秋・冬セミナーで使うマガジン。テーマはMy home(我が家)など

 
レッスンはマガジンの内容に沿って展開されていきますが、5つのポイントが押さえられています。たとえば、Primary Plus 4」のクラスで扱うMy home(我が家)のマガジンでは、次のようになります。
 
  1. Language focus(習得を狙う語彙やフレーズ)
  2. Language skills(聞く、理想の家についてクラスメイトと話す、読んで理解する、自分の家について書く)
  3. Real-world knowledge(家の種類を知る、各部屋の役割について考える、動物の居場所などについて知る)
  4. Life skills(家のメンテナンスについて考える、他人を思いやる、自分の行動に責任をもつ)
  5. Task(家のモデルをつくり、それについて話す)
 
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ブリティッシュ・カウンシルのマガジンを使って学習を進める
 

ブリティッシュ・カウンシルの英語指導には3つの特徴があります。

一つ目は、言葉の正確性よりも円滑なコミュニケーションを優先していること。二つ目は、与えられた課題の解決に取り組みながら英語を習得していく方法。そして三つ目は、最近注目のCLIL(クリル:Content and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)へのアプローチです。

このように英語指導法にもこだわり、子どもの心の成長も同時に育むことを狙いに定めてプログラム内容を細部まできちんと作り上げています。

 

英語講師の指導力が高い!

私が特に感心したのは「教える先生たちの指導力」でした。上記の教授法を知り尽くして英語を教えている先生たちは全員「国際英語教授資格」を持っています。

見学中、「うわぁ、子どもへの問いかけが抜群にうまい!」と何度も思いました。問いかけは子どもが必ず考えて答えるようにしていたり、特定の語彙をうまく引き出すよう工夫されたものばかりでした。
 

まるでイギリスの小学校の教室のよう

 
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ブリティッシュ・カウンシルの教室の様子。アクティブ・ラーニングができるテーブルの配置になっている。全室、ガラス張りで中の様子がよくわかる
 

教室の中で話されるのは英語のみで、たっぷり英語に浸ることができ、子ども同士も英語で会話をしています。Primary Plus 1(小学1~2年生)は体験が主体のクラスで、聞き取る力さえあれば、話す英語力がそんなに高くなくても参加できますが、Primary Plus 2、Primary Plus 3は、話す力と書く力が必要になりますので、ある程度の英語力がある子どもに適しているクラスです。

たとえば、幼児期をインターナショナル・プリスクールなどで過ごした子どもや帰国子女の子どもなど既に聞き取る力がある子や、がんばって英語力を身につけてきた子どもたちは、さらなるステップアップの学習として利用するとよいのではないでしょうか。

ブリティッシュ・カウンシルは、学ぶ力、世界で生きる力、共存力、創造力などを育てることを第一に考えて子どもたちに英語を教えていることが伝わってきました。
 

ガイド清水も納得した『ひつじのショーン』の活用

『ひつじのショーン』というアニメを知っていますか?「言葉ゼロ」のコメディアニメです。私が見学したクラスでは休み時間にこのアニメを観ていました。

その後どうするのかと先生に尋ねると、「子どもたちが『ひつじのショーン』が何をしたのか、どういう気持ちになっていたのかなどを話し合うんです。こうして英語の表現を使いながら学ぶんですよ」と答えてくれました。なるほど、子どもたちはショーンの状況を把握しながら、ショーンの行動や気持ちを自分の言葉で表現するのですね。
 
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英語絵本も貸し出しされていている。段階別になっていて、好きな絵本を読むことができる

 
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プログラミングも体験できる。写真は子どもが作った作品。文字で表現するような仕組みである

 

私がイチオシする5つの理由

改めて、英語講師の私がイチオシする理由は、以下の5つです。

1:世界中で子どもに英語を教えてきた経験豊かな英語講師から直々に指導を受けられること
2:学習がすべて「英語で」学ぶ内容になっていること
3:英語で体験する内容がグローバル社会で生きるための知識・技能を取り入れていること
4:子ども同士が学び合う「共同学習」を取り入れていること
5:半年間ずつの期間限定なので、都度リセットしながら選択して学べること

体験として参加したり、継続学習として参加したりできるのがいいですね。

子どもたちの学習の様子を見ていると、Primary Plus 3のクラスでは子ども同士で英語で会話をしたり、単語や表現を教え合っていたりしていました。体験して学習したことは子どもの糧になっていくのは間違いありません。本気で英語を学ぶなら一流の指導テクニックのあるブリティッシュ・カウンシルに一度じっくり半年間通ってみてはどうでしょう。
   
DATA
ブリティッシュ・カウンシル┃小学生向け子ども英語コース「Primary Plus」

コース種類:週1回通う日曜コース
時間:
Primary Plusレベル 1 午前9時~午後12時  (15分の休憩含む)  
Primary Plusレベル 2 午前9時~午後12時  (15分の休憩含む) 
Primary Plusレベル 3 午後1時半~午後4時半  (15分の休憩含む)
Primary Plusレベル 4 午後1時半~午後4時半  (15分の休憩含む) 
対象:コース開講時に小学1年生~6年生であり、6歳~12歳に達している方
レッスン形式:グループレッスン 
会場:ブリティッシュ・カウンシル英会話スクール(飯田橋本校)
 
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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