「Audacity」の基本的な使い方
「Audacity」には、製品版(この記事ではVer.1.2.3を基本に解説しています)のほか、β版があります。ここでは製品版を対象として解説していきます。また、このソフトの文字表示は多言語に対応していますが、ここでは日本語で表示した場合を想定しています。
■ダウンロードとインストール
「Audacity」は、公式サイトからダウンロードできます。Windowsだけでなく、Macintoshにも対応しています。
任意のフォルダにダウンロードしたインストーラファイルをダブルクリックしてインストーラを起動し、指示に従ってインストールを完了させましょう。
⇒詳細はこちらを参考に
■録音・再生デバイスの設定
「Audacity」に音声を録音するとき、どのデバイス(装置)からの入力を受け付けるか。また再生のときにどのデバイスに対して音声を出力するかを設定します。
(音声の録音には、PCにマイクを接続する必要があります)
1.ツールバーの[ファイル]→[設定]で「Audacityの設定」画面を表示させる
2.「オーディオI/O」タブを選び、「プレイバック(再生)」と「レコーディング(録音)」のそれぞれについて、デバイスを選択します。(デバイス名は機種ごとに異なります)
オーディオI/Oの設定画面 |
■LAMEライブラリの指定
「Audacity」で録音したファイルをmp3で保存するために必要な設定です。LAMEとよばれるプログラムをPCのどこかに配置し、その場所を「Audacity」に教える必要があります。
⇒LAMEの導入方法はこちらを参照
これで基本的な環境設定は終了です。録音操作の詳細な解説は、以下のサイト群を参照にあれこれ試してみましょう。
<「Audacity」操作マニュアルサイト>
- Audacity 基本マニュアル フリーランスプログラマ「アキ」氏による解説サイト
- つくろう!ポッドキャスト(キャスピィのサイト内)
次のページでは、録音・編集した音声ファイルを保存するときのコツについて解説します!