連休明け、会社に違和感とストレスを覚えたら
お盆休みがゴールデンウイーク以来の久しぶりの長い休みだった、という人もいるでしょう。特に有給休暇の取得があまりできない会社の場合、3連休がときどき生じるケースでしか休みが続きません。有給休暇が年20日あるとしたら、2週間に1回は1日平日に休める理屈ですが、なかなかそうはいかないものです。
お盆休みから職場に戻って久しぶりにパソコンのパスワードを入力し、仕事を始めたときに何か違和感を感じている人もいるかもしれません。
もしかしたら、それは今の職場に対する違和感やストレスではないでしょうか。最近の流行のキーワードに「やりがい搾取」というものがありますが、毎日働いていたらなかなか気がつかなかいものです。まとまった休みを取ったことで自分の働きがいが、ただ吸い取られているだけの生活なのかも……と思ったら、ちょっとだけ「活動」してみましょう。
もちろん「朝活」とかではなく、「転職活動」です。
転職アプリを帰り道の電車の中で起動してみよう
あなたに一度でいいからやってみてほしいのは、「帰りの電車の中で転職アプリ(サイト)の起動」です。- doda(デューダ)
- マイナビ転職
- エン転職
- リクナビnext
- type(タイプ)
- とらばーゆ
最近は「LINEキャリア」というのもあって、LINEの画面でアカウントを検索し、ともだち追加することで転職候補がタイムラインに流れてくるようなサービスもあります。
また「○○エージェント」のように転職の候補リストを提示するだけではなく、面談をして適当な企業候補をマッチングしてくれるサービスもあります。本気で転職をしたいなら、登録をしてみるとよいでしょう。
転職サイトを使って、「今」の自分を見つめ直してみる
転職サイトやアプリの便利なところは、「無料」というところです。かかるのはパケット代だけですが、普通にサイトやアプリを使っている程度なので、それほど心配する必要はないでしょう。ちょっと前なら、転職情報誌を買わなければなりませんでしたし、転職情報誌をチェックするためには「会社以外」の場所に座るか、自宅で時間を費やす必要がありました。検索性も低いので(一応索引はありましたが)、ぴったりする情報がみつからないこともありました。
サイトやアプリで企業比較をしてみると、「今の会社はいい条件なのか」「今の会社よりいい条件の別の会社があるのか」「自分の能力はちゃんと評価されているのか」のようなことを客観的に考えるきっかけになります。実はそれがとても大事なことです。
同じ会社で働き続けるとしても、「ああ、うちの会社、休みはあまり取れないけど給料はいいのか」と分かれば、また働きがいも湧いてきます(本当は休みたいですが)。逆に「うちの会社、給料はほどほどだけど、しっかり休ませてくれる分、ありかな」と再認識できればそれもそれで意義があります。
もちろん、「ダメだ、うちの会社!」と思うことができれば、転職活動を進めていけばいいでしょう。給料の水準と、待遇(特に残業時間と有休の取得率について質問してみるといい)が今よりもぐっとよくなるチャンスなら、ダメ元で応募してみてください。
転職サイトやアプリに登録することから始めてみよう
スマホの通知画面設定にはご注意を
職場でふとした瞬間、スマホをデスクに置いたままにしていたら、面接通知などが表示され、たまたま通りかかった上司が目にする、なんてことはゼロとはいえません。実際に転職するかしないかはまだ分からないのに、それで職場の雰囲気を悪くしてしまうのはもったいないことです。
転職アプリの通知はオフにしていたのに、メールアプリのほうの設定を変更していなかったために、「差出人:○×株式会社 件名:面接日程のご相談」とスマホ画面に表示されていたなんて、笑えない笑い話にならないようにしましょう。
8月は仕事もちょっとのんびりのことが多く、定時退社できる日が多いかもしれません。転職活動するにもいい時期でもあります。
会社からの帰り道、ぼーっとSNSの画面をスクロールしていたり、ソーシャルゲームで延々と遊んでいるのもいいですが、同じ時間を転職アプリに使ってみてください。年に一度くらいでもいいですし、1日か2日でもいいのです。
もしかすると、人生を変えるようないいご縁がみつかるかもしれません。
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