31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は澤口珠子さん
「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、澤口珠子さんです
■澤口珠子さんプロフィール
今回の回答者:澤口珠子さん
理想のパートナーを引き寄せる、外見・マインド作りのプロフェッショナル。自身が3カ月で104人の男性とデートした経験を元に「ネット婚活のノウハウ」を提供中。レッスンやコンサルには全国各地・国外から申込が集まる。『はじめてのネット婚活』他著書多数。
HP:オフィシャルホームページ
twitter:@tamakosawaguchi
お悩み:着信拒否&LINEブロックされている彼と、どうしても復縁したいです
お悩み:着信拒否&LINEブロックされている彼と、どうしても復縁したいです
別れて1年、着信拒否&LINEブロックされてから半年。もう復縁は難しいとわかってはいるものの、諦めきれずにいます。
彼と私は、同じバーに通っていて、そこで知り合いました。私からアプローチして、なんとか付き合ってもらった感じです。
彼は会社員をしつつバンドをやっていて、とても忙しい人でした。でも、支えになれたらと思い、一生懸命尽くしたつもりです。彼がいない間に部屋をきれいにしたり、バンドのフライヤー配りを手伝ったり。でも、それが「重い」と感じたようです。付き合い始めて9カ月で振られてしまいました。
その後、彼はバーに来なくなり、私もライブに行きにくくなり、会う機会は激減。それでも忘れられなくて、時折、長文で復縁したいというメッセージを送ってしまいました。すると半年後、着信拒否&LINEブロックをされてしまいました。
ただ、彼にたまに会うという共通の知り合いからは「ありさちゃんのことは、嫌いになったわけじゃないとは言っていたよ」と聞きました。彼はすごく優しい人なので、それは本心かなと思います。
こんな私が、今、何ができるのか、一緒に考えていただけると幸いです。
アドバイス1:男性の「言葉」ではなく「行動」を見て
アドバイス1:男性の「言葉」ではなく「行動」を見て
まず、彼の「言葉」ではなく「行動」を見るべき。共通の知り合いには「嫌いになった訳じゃない」と言っていたそうですが、実際には着信拒否やLINEブロックをしていますよね。これはつまり、今後の人生で、あなたと関わりたくないという彼からの意思表示です。嫌いかどうかはわかりませんが、現時点ではあなたに「無関心」であるということ。
男性は、口では嘘をつけますが、行動で嘘をつき続けることはできません。
しかも、「嫌いじゃない」という言葉自体、彼から直接聞いた訳ではないですよね。男性はみんな悪者になりたくないので、彼のお友達も「お前のこと嫌いだって」なんて言えないはずですしね。
アドバイス2:自己満で「してあげる」行為は「尽くす」とは違う
彼から頼まれた訳でもないのに、部屋を掃除したり、趣味の手伝いをしたり……これって、彼からしたら余計なお世話です。「尽くしたい」「支えになりたい」と言いながらも、無償に与えるのではなく無意識に見返りを求めてやっていませんか?「これだけやってあげてるんだから、私のこと嫌いにならないでね、離れないでね」って。こうなるともはや、あなたの単なる自己満、彼にはありがた迷惑になってしまいます。これを自覚しないといけません。
彼からするとお願いもしていないのに余計なことをされて、さらに恩着せがましく見返りを求められたら……そりゃ嫌ですよね。一緒にいて、奪われるばかりで癒されなかったのだと思います。
彼を愛する気持ちよりも、彼に愛してほしいという気持ちが強く、勝ってしまっていたことを自覚しましょう。
アドバイス3:恋愛から離れて、自分自身と向き合ってみること
最初にも言いましたが、復縁できる可能性は低いですが、さらに言えば、今のままのあなたでは「ほぼ不可能」でしょう。「重い」と言われて振られる恋愛は、今回だけではないのでは。もしそうなら、別れの原因は相手ではなく、あなたにあるからです。
まずは、あなたが「重い女」になりがちな原因がなんなのか、自分自身と向き合って考えてみましょう。自分でわからないようであれば、心理カウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
たとえば、大失恋の経験があったり、幼少期に満たされていなかったりすると、自己肯定感が低くなりがち。自己肯定感が低いと、どうしても相手や恋愛に依存して重くなってしまうんですよね。
自己肯定感が高い女性は、離れていく男性や自分のことを好きにならない男性に対して「私の魅力がわからない男性は、私にはふさわしくない」と思えるから、相手に執着しません。
執着しているのは本当に彼自身ですか? 大好きな彼に受け入れられない自分を認めたくない、認めるのが怖いからなのではないですか?
あとは「彼のことを考える時間」を作らないことも大切。結局彼のことを考えてしまうのは暇だからです。やるべきことはもう全部やっているはずなので、あとは手放して委ねる。彼以外の他のことに目を向けてみましょう。たとえば、仕事に全力投球するなんておすすめですよ。
他のことに夢中になってしばらくすると、彼に執着しているのではなくて、自分が熱い思いを注ぐ存在がなくなることが怖かったのだと気づくはずです。
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Q.気になる彼が突然フェードアウト、気が狂いそうです
Q.「男性は結局追いかけたい生き物」という説がありますが、本当ですか?
Q.喧嘩になると、黙るか逃げる彼。話し合いがしたいです