ドイツのメーカー、ボッシュらしい質実剛健なデザイン
家具をレイアウトするときに、部屋の正確なサイズを知ることは重要です。部屋の縦、横の寸法はもちろん、背の高い家具を置いたりカーテンを吊るすときなどには、天井までの寸法も必要になります。
ふつうはメジャー(巻き尺、コンベックス)を使いますよね。でも、広い部屋のサイズや、吹き抜けなどの高い天井を測るときは、時間もかかるし場合によっては危険も伴う大変な作業です。
そんなとき活躍するのが、今回イチオシする「BOSCH(ボッシュ)レーザー距離計 ZAMO2(ザーモ2)」。
ボタンを押すだけで、レーザー光線が正確な寸法を一瞬で計測してくれるのです。
長い距離や測りにくい場所でもオッケー
レーザー距離計は、対象に向けてレーザー光線を照らして、反射して返って来るまでの時間を利用して寸法を測る機械で、瞬時に壁や天井などの対象物との距離を測ってくれます。暗い場所では対象物に赤色のレーザーの点が見えます
1メートル程度の短い距離ならメジャーで十分ですが、3メートル以上の長さとなると計測に苦労した人も多いのではないでしょうか?
特に天井は脚立に乗ったりして危険ですし、5メートル以上など長い距離を一人でメジャーだけで測るのは難しいです。短い長さでも、造り付け収納家具の棚板の間隔などは、人が入れないのでメジャーでは測りにくいもの。
ですが、ボッシュレーザー距離計ZAMO2は最短15センチから測れますし、超小型なので棚の内部や押入れの中といった狭い場所の寸法も測りやすいのです。
古い民家の天井高さを測っているところ。表示は2メートル41.3センチ
この距離計は最長で20メートルまで測定可能です。一般的な住宅の長い廊下やリビングルーム、吹き抜けのある高さのある天井でも余裕をもって測ることができます。
軽量でコンパクトながらミリ単位で計測可能
普通のメジャーにはスチールやステンレス製の巻き尺が入っているので、長尺のものは重さが300~500グラム程度あります。持ち運びでは重く感じることもありますよね。でも、ボッシュレーザー距離計ZAMO2は、80グラム(単4電池×2本含む)と、超軽量設計なので、携帯しやすく計測時にもストレスを感じません。
操作は簡単で、センターにあるボタンを押すだけ。天井を測りたいときは床に立てて、壁までの長さを測るときは寝かせて使います。
表示はメートル単位で、小数点以下は3ケタ、つまりミリ単位で測定できます。
縦置きでも安定して自立します
壁までの距離を測るときは寝かせます
テーブルや椅子などの家具を配置したりカーペットを敷いたりするときに、まず必要なのが「部屋のさまざまな場所の寸法」です。
不動産屋さんなどの業者から図面などで教えられる場合もあるかもしれませんが、測る起点が違う場合もあります。
家や部屋の寸法関係の情報でなにより信用できて最強なのは自分で測ること、つまり「実測」です。
先日、知人が借りる部屋を内見にしたとき同行して、このボッシュレーザー距離計でいろいろなところを測りました。知人と内見した部屋はレーザー距離計で測ったところ天井高さが2.5メートルあるため、無事、手持ちの大きなキャットタワーが置けることが分かりました。
特に新築物件の新しい壁や天井を測るときメジャーを使ったときに仕上げを傷つける危険性がないとは言えません。その点でも、レーザー距離計なら安心です。
最近は壁紙を自分で張り替えたり、ホームセンターで買った材料で床を仕上げる人も増えています。家具のレイアウトだけでなく、DIYにも威力を発揮すること間違いなしの「BOSCHレーザー距離計 ZAMO2」。イチオシの計測工具です!
DATA
BOSCH(ボッシュ)│BOSCH(ボッシュ)レーザー距離計 ZAMO2(ザーモ2)
質量:80g(乾電池含)
電源:単4アルカリ電池×2本
本体サイズ:(W)36x(H)101x(D)23mm