Amazonのプライム会員はご存知だと思いますが、従来は年会費が3900円だったプライム年会費が、2019年4月(5月請求分)から4900円に値上げされました。
私自身も書籍をたくさん買いますし(古本はマーケットプレイスで売ります)、ベビー用品は「定期おトク便」を利用するなどAmazonのヘビーユーザーであり、プライム会員です。
どうすればこの値上げをカバーできるのか、よりおトクな使い方ができないかと考えました。そこでイチオシしたいのが三井住友カード株式会社の「Amazon Mastercardゴールド」です。
会費負担を減らし、Amazonポイントの還元率を上げ、特典ポイントもゲットできる裏技を紹介します。
Amazonゴールドカードの会員は、プライム年会員が無料!
というのも私は、収入の増減にかかわらず一定金額がかかる「固定費」を削減することは、家計を強靭にすると考えているからです。たとえば家賃10万円の家に住んでいれば、収入が40万円でも10万円かかるし、収入が20万円に減っても10万円かかります。スマホ代や光回線代なども、家計に対する割合を落とせば落とすほど、余裕が生まれます。
そのひとつである会費負担もできる限り減らしたい。そこで、「Amazon Mastercardゴールド」に入会しました。年会費は1万800円ですが、この中にはプライム年会費が含まれています。
プライム会員費は4900円ですから、これだけでは単なる負担増です。しかし、この年会費を安くできる方法が2つあります。
「マイ・ペイすリボ」を選択して、年会費を安くする
ひとつは、カード申込時に「マイ・ペイすリボ」というリボ払いを選択することで5400円の割引、もうひとつがカード明細を紙ではなくWEB明細に申し込むことで、翌年以降1080円の割引が受けられます。つまり、初年度は5400円と通常のプライム会費よりも500円の超過ですが、翌年以降は年4320円でAmazonプライム会員が継続できます。プライム会員は4900円の年会費ですから、結果580円お得になります。
ここでひとつ疑問がわきます。
「リボ払いにすると、金利負担のほうが大きいのでは?」
その通り。「マイ・ペイすリボ」を選択したカードはリボ払い専用になり、申込時は上限が3万円までしか設定できず、その額を超えると自動的にリボ払いになってしまいます。
しかし、これにも回避方法があります。
それは、Amazonカードの発行主体である三井住友カードのカード会員用ページ(Vpass)で、リボ払いの金額をたとえば月100万円など、自分が普段使う金額以上に設定変更することです。
毎月1回で落ちる金額にしておけば、リボ払いが適用されることはありませんので、金利もかからないというわけです。
2.5%ポイント還元に加え、入会特典ポイントもゲットする裏技
そして、「Amazon Mastercardゴールド」ならAmazonでの買い物が2.5%ポイントも還元されます。一般的なカードの還元率が0.5%、高いものでも1~1.5%であることを考えると、Amazonでの買い物が多い人には大きな魅力です。将来的にはゴールドの年会費も変わるかもしれませんが、そのときは退会すればいい。
ともかく、現時点ではプライム会員の特典(プライムビデオやプライムリーディングなど)をリーズナブルに受けられる方法として検討する価値があるのではないでしょうか。
ちなみに、「Amazon Mastercardゴールド」の下には「Amazon Mastercardクラシック」があるのですが、このカードに新規に入会すると、5000円分のポイントがプレゼントされます(※2019年5月現在。ポイントの数は時期によって異なります。私の入会時は6000ポイントでした)。
なので私は、まずクラシックの方に申し込んでポイントをゲットし、その後ゴールドに切り替えしました。Amazonのヘビーユーザーの方はぜひ試してみては。
DATA
三井住友カード | Amazon Mastercardゴールド