31歳からの恋愛相談室/島田佳奈さんの回答

もう4年間、恋愛とは無縁状態。もはや恋の始め方がわかりません

【31歳からの恋愛相談室/アドバイザー:島田佳奈】31歳のとき、10年付き合っていた彼と破局。それから4年間、気楽な独り身生活を楽しんできた相談者さん。そろそろ「結婚」が頭をちらつくものの、もはや恋の始め方がわからなくなっているそう。今回は、ぼんやりとした結婚願望への向き合い方についてお話しします。

執筆者:All About 編集部

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31歳からの恋愛相談室:今回の回答者は島田佳奈さん

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、島田佳奈さんです

「31歳からの恋愛相談室」今回の回答者は、島田佳奈さんです

オトナ女子の恋活・婚活にまつわる悩みにお答えする、その名も「31歳からの恋愛相談室」。今回の回答者は「島田佳奈さん」が担当します。


■島田佳奈さんプロフィール
今回の回答者:島田佳奈さん

今回の回答者:島田佳奈さん

「本能のままに恋愛を楽しもう」がポリシー!奔放な恋愛経験を元に語る“女豹”ライター

モデル・OL・キャバ嬢・バイヤー・広告代理店・SE等多彩な経歴ののち、作家に転身。『人のオトコを奪る方法』『アラフォー独女の生きる道』他著作多数。奔放な恋愛経験と独自の恋愛観が好評。

All Aboutガイドページ
twitter:@shimadakana
 

お悩み:独り身生活に慣れすぎて、もはや恋の始め方がわかりません

お悩み:独り身生活に慣れすぎて、もはや恋の始め方がわかりません

お悩み:独り身生活に慣れすぎて、もはや恋の始め方がわかりません

■さえさん(35歳・銀行)のお悩み
学生時代から付き合っていた彼と別れて以来、4年間、彼氏がいません。 別れた理由は、向こうの浮気。私から振りました。
 
しばらくは恋愛はいいや、またしたいと思える日が来たらそのときは……なんて思っているうちに、あっという間に4年が経過。独り身は想像以上に気楽だし、独身の友達もたくさんいるし、仕事も順調だしで、とくに不満もわいてこなかったんです。
 
とはいえもう35歳。そろそろ年齢的に、結婚したいならぼーっとしている余裕はないことはわかっています。実家に帰ったときも、両親からの圧力がすごいです。
 
でも、誰かと付き合うとか、関係性を一から始めるとか、もはや自分とは遠い出来事のように感じます。いわゆる出会いの場に足を運ぶのも気が引けます。万が一、いいなと思える人が現れたとして、デートに誘うとか、気持ちを探り合うとか、そういう恋の始め方もさっぱり忘れてしまいました。
 
とはいえ結婚願望がなくはない私に、何かアドバイスをいただけたら幸いです。
 

アドバイス1:30代前半は「ちょっといいな」で付き合えなくなる年ごろ

アドバイス1:30代前半は「ちょっといいな」で付き合えなくなる年ごろ

アドバイス1:30代前半は「ちょっといいな」で付き合えなくなる年ごろ

30代前半は、仕事でだんだんやれることが増えてきて、楽しくなってくるころ。さえさんが恋愛しなくてもとくに問題がなかったのは、別に悪いことじゃないと思いますよ。
 
女性だって、仕事が軌道に乗り始めると、自立心が芽生えてくるんです。すると、恋を必要としなくなる場合も多いんですよね。
 
仕事や自分の自由な時間と比べて、相手に時間を割くだけの価値があるかどうか。そもそも相手を好きになれそうかどうか。そういうことを冷静にジャッジできるだけの経験値もあったりして。
 
そうなると、昔みたいに「ちょっといいな」くらいで、気軽に付き合えなくなってきているのも不思議ではないと思います。
 

アドバイス2:「なんとなく、いつか後悔しそう」は取り越し苦労 

これまで恋愛を必要としないまま4年も経っているということは、自分自身、そこまで「恋愛したい」「結婚したい」とは思っていないのでは。結婚したいという切実な思いや理由がないのだから、できなくても当たり前です。
 
そんなに急いで、乗り気ではないまま、結婚する必要があるでしょうか。
 
もしかしたら、出産のことを考えるとそろそろ……なんて思いもあるのかもしれませんね。でも、心から結婚したい、子供がほしいと思ったときでも、どうにかすることができないわけではありませんよ。
 
個人的には、親になるのって、「産む」ことではなく、「育てる」ことに楽しみがあるんじゃないかなと思うんです。子供を「育てる」ことなら、子供のいるバツイチ男性と結婚するとか、特別養子縁組をするとか、そんな方法もあります。
 
それと、これは経験上、すごく思うことなのですが……「なんとなく、いつか後悔しそう」と感じているレベルの心配って、ほぼ取り越し苦労です。
 
「やっておけば良かったかな?」くらいに思うことはあっても、振り返ってみれば「あのときは、最善策をとってたもんな」と、納得できることが大半だと思います。だからこそ、あまり周りの考えに流されず、自分を貫いていいと思います。
 
あなたのようなタイプは、がっつり婚活するのは向かないのかもしれませんね。きっと「なんとなく面倒だな」という気持ちが先に立ってしまうというか。
 
ただ、もう婚活はしない!という方向に振り切るのではなく、いつでも「自然な出会いがあったらいいな」という気持ちだけは持っていてほしいなと思います。
 

アドバイス3:環境の違う人にインタビューしてイメージを膨らませて

アドバイス3:環境の違う人にインタビューしてイメージを膨らませて

アドバイス3:環境の違う人にインタビューしてイメージを膨らませて

ここまで聞いても、それでもやっぱり「今のままでいいのかな?」と不安に思うなら、自分とまったく違う状況の人に会いに行って、話を聞いてみてはいかが?
 
たとえば、新婚の友達だったり、早くに結婚して子供も少し大きくなった友達だったり。結婚について具体的にイメージができないから、結婚願望が生まれないのかもしれない。よりイメージがしやすくなるように、どんどん周りにインタビューしてみたらどうでしょう。
 
たまには自分とは異なる環境の人と深くコミュニケーションすることで、世界も広がりますし、自分の考えの偏っている部分に気づくことができるかもしれませんよ!

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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