「スティーブン・スミス・ティーメーカー」は、私が暮らすポートランドのクラフト紅茶メーカー。紅茶界のカリスマ、スティーブン・スミス氏がブレンドを手がけたお茶は絶品です。
ティーブランド「STASH」や、スターバックスに売却した「Tazo」も彼が手がけたもので、紅茶人生の集大成として自分の名前を冠したブランドが、この「スティーブン・スミス・ティーメーカー」。
なかでも私のお気に入りは「No.67 メドウ」。名前の通り、光に満ちた春の草原を思わせる贅沢なお茶です。
色とりどりの花をブレンド
「スティーブン・スミス・ティーメーカー」の「No.67 メドウ」は、カフェインフリーのハーブティー。スティーブン・スミス氏が、春の草原に満ちる穏やかな空気をイメージして作ったそうです。
ブレンドナンバー「67」というこのお茶には、エジプトで手摘みしたゴールデン・カモミールの花、地元オレゴン産のヒソップ、南アフリカケープ産のルイボス、バラの花びら、レモンマートル、ベニバナ、リンデンフラワー、ヤグルマギクなど、世界中から集められた植物がブレンドされています。
メッシュ状のティーバッグ(サシェ)からも色とりどりの美しい花が見え、お湯を注ぐ前から華やかな気持ちになります。
リラックスできる香り高いお茶
「メドウ」にお湯を注ぐと、カモミールとローズの香りが広がります。手軽なティーバッグとは思えないほど素晴らしい味で、リラックスしたいときに重宝します。カフェインフリーなので、眠る前に飲むお茶としてもぴったりです。スティーブン・スミス氏も食関連ウェブメディア「Serious Eats」のインタビューで、夕方以降、自分が飲むお茶としてこの「メドウ」ブレンドを挙げていました。
業界のカリスマが手がけるお茶
スティーブン・スミス氏は、紅茶専門書の著者に「過去5000年に数人といない逸材」と評された紅茶業界のカリスマ。現在も人気のティーブランド「STASH」や、スターバックスに売却した「Tazo」の創立者でもあります。そんなスミス氏が、お茶人生の集大成として自分の名前を冠したブランドが、この「スティーブン・スミス・ティーメーカー」。
残念ながら、彼は2015年に亡くなってしまいましたが、彼の手がけた「芸術的」と評されるブレンドは、今も世界中で愛されています。
日本でも、「スミスティージャパンオンラインストア」などで購入可能です。
カモミールティー、ルイボスティー、ローズティーなどの単品とは違う、絶妙なブレンドで引き出された「メドウ」の香りをぜひ味わってみてください。
DATA
スティーブン・スミス・ティーメーカー┃No,67 メドウ
内容量:24g(15パック入り)
原材料:ゴールデン・カモミール、ヒソップ、ルイボスほか