台湾のお土産(2ページ目)

台湾で買う食品のお土産

台湾名物というとお茶やからすみが有名ですが、お菓子なら一番人気はパイナップルケーキです。生のフルーツは持って帰れないので、ドライフルーツを買うのもいいでしょう。

食品1 パイナップルケーキ

意廬にはクマとセットにした鳳梨酥もあります

パイナップルケーキ（鳳梨酥、フォンリイスー）は台湾を代表するお菓子。パイナップル味の餡をクッキーのような生地でくるんで四角く固め、オーブンで焼いたもので、どちらかというと洋菓子に近い感じです。生地が衝撃に弱いため、おみやげにするなら箱ごと買うのが基本。店によって餡の量や甘さが違うので、いくつか食べ比べて好みのブランドを見つけてみては？ どこで買うか迷ったら、デパ地下の食品売り場に行けばまず間違いありません。

おすすめは舊振南餅店、奇華餅家、意廬など。李製餅家はちょっと中の餡が少なめですが包み紙がレトロっぽくて可愛いんです。パイナップルケーキコンテストで優勝したことがある佳徳[米羔]餅の蔓越苺（クランベリー）鳳梨酥も美味。

食品2 お茶

茶葉店に行って試飲をしてみると、茶葉の違いがよくわかります

台湾の烏龍茶は中国大陸のものとはちょっと違います。淡い水色（すいしょく）で薫り高く、上品な味わいです。日本人に人気があるのは凍頂烏龍茶、高山茶、東方美人、茉莉花茶（ジャスミンティー）で、他に文山包種茶、金萱茶、木柵鉄観音などがあります。値段は産地や手摘みかどうかなどで違ってきますが、凍頂烏龍茶の中級クラスで100gあたり400台湾元（約1,200円）くらいでしょうか。まずは茶葉店に行き、試飲をしながらゆっくり選ぶのが現地流。お手軽に楽しむならスーパーで売られている天仁茗茶のジャスミンティーがおすすめです。

食品3 ドライフルーツ

台湾産のドライパイナップルは地味な色だけど美味

台湾はフルーツの宝庫ですが、残念ながら生のフルーツは日本に持ち帰れません。そこでドライフルーツのお土産はいかがですか。台湾でドライフルーツは中国茶のお茶請けとして人気。マンゴーやグアバなどのドライフルーツが問屋街やスーパーで売られています。中にはフィリピン産のドライフルーツも売られているので台湾産のフルーツにこだわるなら、マンゴーなら愛文芒果、パイナップルなら台湾鳳梨と書いてあるものを買うといいでしょう。

食品4 からすみ

迪化街にはからすみを売る店がいくつもあります

からすみはボラの卵を塩漬けして天日で乾燥させたもの。日本では高級食材のイメージがありますが、台湾では美味しいからすみが安く手に入ります。養殖物や輸入物も売られていますが、一番おいしいのはやはり天然物。真空パックで販売されているので持ち帰りも楽。迪化街などの問屋街なら1個500台湾元（約1,500円）くらいからあります。空港でも買えますが、ちょっと割高です。

食品5 スーパーの中華食材

この乾燥タピオカがあればパールミルクティーを自宅で作れます

スーパーマーケットで食材を探してみませんか。中華スープの素や中華調味料、ティーバッグのお茶などが人気。パールミルクティー用の黒い乾燥タピオカを買って家で作るのも楽しいです。レジ袋は有料のところが多いのでマイバッグ持参で。24時間営業のお店もあるので深夜や最終日に行けば、昼間の観光時間を節約できますね！

■中華スープの素
クノールやマギーの中華スープの素があれば、お鍋で簡単に中華スープが作れます。おすすめはクノールの港式酸辣濃湯（サンラータンスープ）です。他にブイヨンタイプも使えます。

■調味料、瓶詰め
油葱酥（紅玉ねぎフレーク）は野菜炒めやスープに少量入れるだけで味が引き立つ優れもの。台湾料理に欠かせない調味料、沙茶醤やお粥に合うタケノコの瓶詰め、幼筍も美味しいです。瓶詰めを持ち帰る予定がある時は、日本からエアパッキン(気泡緩衝材）とジッパー付きポリ袋を持参するといいでしょう。

■お茶請け
中国茶のお茶請けならばかぼちゃの種、南瓜子やドライフルーツが合います。

■ティーバッグ
ひとつひとつがアルミパックで個装されている天仁茗茶の茉莉花茶や、ティーバッグがテトラ型になっているリプトンの特選茉莉花茶がおすすめ。