50歳になると、ファミリー世帯は子育てが一段落、シングル世帯は老後の生活をふと予想をする、そんな時期ではないでしょうか。ここでは、今すぐにできる50歳からお金を貯める3つの方法と貯蓄成功へ導くポイントをお伝えします。
 

お金を貯める3つの方法とは?

(1)貯め方のスタイル
最近は、定期預金、個人年金、外貨建て個人年金、イデコ、つみたてNISA、国民年金基金、AI投資、不動産投資など、お金の貯め方も多岐に亘っています。

その他にも、現在はインターネットの普及によって、部屋を貸す、軒下を貸す、知識や特技を売ることがカンタンにできる環境があるので、自分の資産を棚卸しして、お金になる方法がないか見つけることができます。ただし、会社員の方は副業規定に注意をしましょう。いずれの場合もきちんとした金融知識を身につけ、自分はどのようなスタイルで運用するのが向いているのかを知ることが大切です。
 
(2)お金を使うタイミングを考えて貯蓄方法を選ぶ
50歳からは貯めたお金をいつから使うのかを考えながらお金を貯める方法を選択しましょう。
タイミングは「短期」「中期」「長期」の3つに分けて考えます。また、中期長期で貯めたお金は、一括で受け取りたいのか、定期的にお金を受け取りたいのか、予想する生活パターンから考えます。

《考え方の一例の図解》
老後資金の貯め方

お金を使う時期を目安にした貯め方


また、退職金や個人年金、イデコなど、受け取るタイミングにより、思わぬ税金がかかる、老齢年金の受給額が減る、といったことがあるので注意が必要です。
 
(3)今すぐできる貯蓄力アップ法
  • ATMの利用日を決める
銀行から出金する日を決め、そのお金の範囲で生活する習慣を身につける事は、貯蓄力アップにつながります。なぜならば、使えるお金が決まっているので、ムダ使いが防止され自然にお金の管理能力が上がるからです。おススメは、毎週1回の出金をして、その中でやりくりをする方法です。
  • お金を使わない日を作る
毎日ちょこちょこ買い物をしている方は、買い物習慣の見直しをしましょう。1週間の2回はお金を使わない日を作りましょう。1日300円週に2回減るだけで1カ月2,400円、1年間28,800円の削減になります。買い物習慣を見直したある女性は、家にある食材だけでメニューを考えるうちに料理のレパートリーが増え食費が安くなった方もいます。
 
貯蓄行動

買い物の仕方を変えてみる



 
  • 貯蓄専用口座を作る
通常の生活費とは別に貯蓄専用の口座を作ります。特に、お金が貯まってくると使ってしまうタイプの方は、生活費と貯蓄は別の銀行で貯蓄をしましょう。その際、銀行カードを作らず出金は窓口で行うようにすると、貯金の取り崩し防止になります。
 

お金を貯める目標を明確にする

貯め方が見つかり貯蓄を始めても、貯蓄目標が漠然としたままでは貯蓄は成功しません。
何のためにお金を貯めるのか「貯蓄の目標」を明確にしましょう。お金を貯める目標がより明確であればあるほど貯蓄は成功します。

貯蓄が成功する目標の立て方のポイントは「より具体的に」です。

-例-
・老後に夫と北海道の小樽に2週間行くため
・毎月孫と食事に行くため
・老後の毎月の生活費をあと3万円アップするため

 
具体的な目標が決まったら、その目標を叶える費用を計算します。
たとえば、旅行の場合は、
パッケージツアーで行くのか?
オリジナルプランで行くのか?
北海道まで電車で行くのか?
飛行機で行くのか?
ホテルのグレードはどうするか?
オプションツアーは何があるのか?
このように、目標を叶えるための詳細な計画をたてると、それを叶えるための必要費用がわかるので貯蓄目標額が具体的になります。
 

気持ちを貯蓄モードに行動を切り替える

さあ、自分に合った貯め方と貯蓄目標が決まったら、今日からキッパリと貯蓄モードに行動を切り替えましょう。切り替えポイントは「外食費」「保険」「もったいない費用」です。
 
まず、気を付けたいのは外食費です。
外食が多い方は家での食事を心掛けることで、食費がグッと抑えられます。会社員の方でランチ代の支出が多い方はお弁当に切り替えましょう。例えば職場に手作り弁当や飲み物を持参すると、コンビニエンスストアでの支出が抑えられ浮いたお金を貯蓄にまわすことができます。
 
次に保険です。
現役時代から老後に向かう時期は、保険の見直し時期でもあります。
保障のかけすぎやダブって加入している保障、お付き合いで加入した保険など、見直しをしましょう。保険は入りっぱなしではなく、定期的に見直して、今の自分にあった保障内容に加入することが重要なのです。掛金と保障は現状の暮らし方にあっているか?ここが見直しポイントです。
 
最後に見えないもったいない費用です。
ほとんど使わない車の費用、あまり活用していないクレジットカードの年会費、使っていない有料アプリの料金などはありませんか?インターネットで加入するサイトで確認をしないとわからない場合によくあるのがポイントの有効期限切れです。もったいない費用をなくすためにも月に1回はチェックをしましょう。また、最近では家の中の不用品を現金に換えるサービスも気軽にできるようになりました。断捨離を兼ねてトライするのも良いですね。
 
1円でも多く貯蓄にまわすことは、未来の自分へお金を送ることです。今の未来も楽しく暮らすために始めてみてはいかがでしょうか。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。