ランドセルの置き場所を決める前に

ランドセルの置き方と片付けの習慣

できるだけ小さい頃に、片付けと次の日の支度は習慣づけておきたいですね

ランドセルをどこに置こうか計画中の方、床に転がっているランドセルを見てイライラしている方に、まず知っていただきたいのが、子ども― 特に1年生や身体の小さい子― にとって、ランドセルは大人が思うよりもずっと重たいということです。 少しの緊張と重い荷物は、家に帰ってきたらまず下ろしたい。そんな気持ちを理解した上で、下ろした場所に置きっぱなしにならない、ランドセルの置き場所を考えていきましょう。

 

置き場所を決めても、そこにランドセルを置いてくれないときは?

せっかくランドセルの置き場所を決めたのに、お子さんがそこに置いてくれないときは、その置き方や収納方法がお子さんに合っていないのかもしれません。大人には簡単でも、子どもの「身長」「力」「性格」によって、できないこともあるのです。また、うまくいっていても、進級したり習い事が変わったりすることで、できなくなってしまうこともあります。

うまくいかない場合は、どうしてできないのかどうかお子さんに聞いてみて、見直してみましょう。一緒に決めれば、その満足感でやってみたくなるという効果もありますよ。

【INDEX】
ランドセルの置き方・収納方法タイプ
ランドセルラックの選び方
購入時にチェックしたいポイント
タイプ別おすすめランドセルラック
コンパクトタイプ こどもと暮らしオリジナル「Milkランドセルラック」
スリムタイプ 山善「ランドセルラック」
ハンガー付きランドセルラック イトーキ「コファーノ お片付けラック」
大容量のランドセルラック コイズミ「S Rack」
スタンドタイプのランドセルラック 山崎実業「スマート」
ワゴンタイプ sarasa design「b2c kitchen wagon」
きょうだいで使いやすい 無印良品「パルプボードボックスキャスター付」
大人になっても使える カリモク「ずっとサポートラック」

 

知っておきたい! ランドセルの置き方・収納方法とメリット・デメリット

これから、ランドセル収納家具であるランドセルラックについて詳しくご紹介しますが、それ以外のランドセルの置き方や収納方法には、それぞれこんな特徴があることも知っておきましょう。

■フックにかける
  • 手軽
  • フックの形によっては、かけづらいことがある
  • ランドセルが重いと落ちることがある
■椅子の下に置く
  • 手軽
  • かがむのが面倒な子もいる
  • 椅子が重くなるため、出し入れがしづらい
■箱やかごに入れる
  • 出し入れしやすい
  • ジャストサイズだと、ランドセルを整えてからでないと入れにくい
  • ランドセルの重みで箱やかごが動き、部屋の中を移動する
■棚に置く
  • 収納力があり、学用品と一緒に置きやすい
  • 背が高く奥行きのある本棚やシェルフなら、好きな高さにランドセルを置くことができる
  • 汎用性が高い
  • 片付けが苦手な場合、見た目がごちゃごちゃしやすい
  • 高さや幅によっては、置きにくかったり落ちたりすることがある
■玄関に置く
  • 子どもが置きやすい
  • 汚れを部屋まで持ち込みにくい
  • 冬は寒い
  • 見た目がごちゃごちゃしやすい
■クローゼット・押入れにしまう
  • 床付近は出し入れしやすい
  • 見た目がスッキリする
  • 湿気や汚れを持ち込みやすい
  • 開け閉めが面倒な子もいる

これらについて考え、作られたのが「ランドセルラック」です。

 

ランドセルラックの選び方

ランドセルラックは、ランドセルを置くために作られたもの。置きやすさや収納量など、それぞれの商品に工夫や特徴があり便利ですが、「専用」家具の宿命として、他の用途では使いづらいかもしれません。高価なものもありますので、購入前に以下の点をよく考えてみてください。
  • どこに置くのか
教科書や学用品の近く(一緒)なら、支度がスムーズにできます。ランドセルラックを置く部屋・スペースを考えることで、デザインとランドセルラックの最大サイズが決まってきます。サイドのフックに物をかけるとその分場所をとることもあるので注意しましょう。
  • 何を置くのか
ランドセルや教科書など、普段使うものだけでいいのか、長期休暇で持ち帰ってくる鍵盤ハーモニカや絵の具セットまで置きたいのか、通信教育や習い事の教材も一緒に収納したいのかによって、サイズや形が絞られます。
  • いつまで使うのか
6年間だけと割り切るのか、大人になっても使えるものを選ぶのかで、予算と品質のバランスが決まります。
  • いつ買うのか
1年生の教科書は、ファイルボックス一つであまるほどなので、まずは様子を見てもいいでしょう。はじめはハードルを上げ過ぎず、部屋の隅の大体この辺に置ければいい、ということでも問題ないと思います。逆に、小さくてシンプルなものは、保育園・幼稚園グッズの整理もしやすいので、幼児期に購入してもいいでしょう。

 

ランドセルラック購入時にチェックしたいポイント

  • 高さ
リビングにも置きやすい縦置きスリムタイプは、棚の1番上にランドセルを置くものが多いのですが、低学年のうちは重くて置きにくいことも。お子さんの身長を考慮してください。できれば、最上段だけではなく下の段に置けるものがおすすめです。ロータイプは場所をとりますが、小さなお子さんには使いやすく、カウンターや学習机の横に置いても違和感がないのがポイントです。
縦置きは、うまくできないお子さんもいるようです。特に、囲いがなく壁に寄りかからせておくものは、倒れてしまうこともあります。
ランドセルの置き方

ランドセルに付けている防犯ブザーが立体的だと、不安定になりやすいのです

大人にも、ランドセルが壁に触れている部分だけ汚れやすかったり、ちょこっとはみ出したりするのが気になるという方がいます。
  • 仕切り
あまりに細かく仕切られているものは、かえって使いづらいもの。また、「A4対応」と表示されていても、A4コピー用紙しか入らないものもあります。使用したいファイルやファイルボックスなどが入るかどうかを確認しましょう(メーカーによってサイズが異なります)。仕切り板は、縦を横を入れ替えられるものはより使いやすいでしょう。
  • キャスター
キャスター付きは掃除と移動がしやすく、便利につかえます。ただし、中には動かしにくかったり、ラックに物を入れた状態で引くと倒れてきたりするものもあるので注意しましょう。
  • 耐久性
高学年になると、教科書に厚みが出るほか、辞書や資料集も増えます。重さに耐えられずゆがみが出るものもあるのでお気をつけください。棚板1枚あたりの耐荷重をチェックしましょう。また、縦でも、薄い仕切りは割れてしまうことがあります。

 

タイプ別おすすめランドセルラック

ここからは、おすすめのランドセルラックをタイプ別にご紹介します。
 

コンパクトタイプ こどもと暮らしオリジナル「Milkランドセルラック」

コンパクトタイプは、ランドセルと小物を置ければいいという方向け。未就学児にも使いやすく、低学年限定と割り切ることで、子どもの好きなデザインを選ぶこともできます。
 
こどもと暮らしオリジナル「Milkランドセルラック」

こどもと暮らしオリジナル「Milkランドセルラック」


「Milkランドセルラック」は愛らしい見た目が高ポイント。トロッコ(キャスター付きの大きな引き出し)はざっくり収納にピッタリで、角も丸いため、保育園・幼稚園児から安心して使えます。サイドに帽子や巾着のかけられるフック付き。
   

スリムタイプ 山善「ランドセルラック」

スリムタイプは、場所をとりたくない方、ランドセルと教科書・文房具だけ置ければいい方におすすめです。
 
山善「ランドセルラック」

山善「ランドセルラック」


山善(YAMAZEN)のランドセルラックは、幅に余裕はないものの、最上段だけでなく2段目にもランドセルが置けるので、身長に合せて置き場所を変えることができます。ナチュラルなパイン材なので、インテリアに合せて気軽に色を塗ってもいいですね。
  他にも、高さ調節ができる「4-Step(フォーステップ)ランドセルラック」などもあります。
   

ハンガー付きランドセルラック イトーキ「コファーノ お片付けラック」

ハンガーポールの付いたランドセルラックは、制服のある園や小学校に通うお子さんのいるご家庭に人気。ランドセルを上に置くタイプのものは、高さがあると持ち上げるのが大変になるので注意してください。
イトーキ「コファーノ」

イトーキ「コファーノ」

学習机で知られるイトーキは、整理整頓にも力を入れています。ランドセルラック「コファーノお片付けラック」も、鍵盤ハーモニカや絵の具セットなどを収納できるスペースがあるだけでなく、棚もプリントを入れるトレーやファイルボックスが入るようになっています(最上段の仕切り板の奥に、鍵盤ハーモニカが収納できます)。

   

大容量のランドセルラック コイズミ「S Rack」

大容量タイプは、長期休暇に持って帰ってくるものも置きたい方向けです。
 
コイズミ「S Rack」

コイズミ「S Rack」


学習机の老舗メーカーコイズミの手がける「S Rack」は、学校や習い事で使うものがたっぷりと収納できるランドセルラックです。仕切り板も棚板も可動式なので、中高生になったら小さな本棚として、大人になったらプリンタラックとしても使用可能。時間割の貼れるバックボードも便利です。

   

スタンドタイプのランドセルラック 山崎実業「スマート」

スタンドタイプは、リビング・ダイニングの学習机など、教科書や学用品の置き場は別にあるご家庭におすすめです。ただし、やんちゃなお子さんや下のお子さんが登りたがる場合は避けた方が無難。
山崎実業「スマート」ランドセルラック

山崎実業「スマート」ランドセルラック

山崎実業の「ランドセルスタンド スマート」は、シンプルでコンパクトなのが魅力的。6000円弱と買いやすいお値段なのですが、中高生になっても、制服とカバンをかけて使っているという方もいる、使い勝手のよいスタンドです。
  他にも、ideaco(イデアコ)のコドモハンガーなどもおすすめです。
 

ワゴンタイプ  sarasa design「b2c kitchen wagon」

ランドセルラックとして販売されているわけではないのですが、可動式でインテリアになじませやすく、ランドセルの置き場所にするご家庭が増えている、ワゴン。使わなくなったときに転用しやすいのもいいですね。
 
ランドセルラックにもなるsarasa design(サラサデザイン)「b2c kitchen wagon」

ランドセルラックにもなるsarasa design(サラサデザイン)「b2c kitchen wagon」

sarasa design(サラサデザイン)の「b2c kitchen wagon」は、軽くてコンパクト。天板はナチュラルとホワイト、キャスターはブラックとホワイトがあり、インテリアに合せてチョイスできます。

IKEAのRASKOGワゴンも人気ですが、出し入れするときにちょっと窮屈な感じがするかもしれません。  

1人1台、きょうだいで使いやすい 無印良品「パルプボードボックスキャスター付」

軽くて買いやすいお値段、期間限定で考えるなら、紙製のランドセルラックもよいでしょう。中には壊れやすいものもあるので、選ぶときには注意が必要です。
無印良品「パルプボードボックスキャスター付」

無印良品「パルプボードボックスキャスター付」


無印良品の「パルプボードボックスキャスター付」は可動式の棚板を調節することで、ランドセルと教科書・文房具程度は収納できます。クローゼットや押入れにも入れやすく、きょうだいで並べて置いても引き出しやすいコンパクトサイズ。しっかりしているので、意外と長く使えます。

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大人になっても使えるランドセルラック カリモク「ずっとサポートラック」

長く使うことを想定して作られているものは、お値段はしますが、上質な素材とシンプルなデザインが魅力。ランドセルを置くと汚れてしまうこともあるので、きちんとお手入れできる方におすすめです。
カリモクのランドセルラック「ずっとサポートラック」

カリモクのランドセルラック「ずっとサポートラック」


カリモクの「ずっとサポートラック」は、ランドセルラック、本棚、PC関係収納として、成長しても使うことを想定して作られています。もちろん、小学生のときに学校で使うものはしっかり収められる大きさです。ランドセルは上に置きますが、囲いがあって落ちにくいのがポイント。しかもその囲い(背板)は、来客時などにランドセルを隠せるよう、可動式になっています!
 


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