いちばん身近な「ゆうちょ銀行」なら、親だけで口座開設が可能

筆者自身も、小さいころお年玉をもらったら、親に預けて、郵便局(現・ゆうちょ銀行)の自分の口座に貯金をしてもらっていました。でも大人になってから使った覚えがないので、結局のところ、親が教育費などで使ってしまったのかもしれません。それについては、最近になって真実がわかったのですが(苦笑)。

 
お年玉、どの銀行に預ける?

お年玉、どの銀行に預ける?


ともあれ、お年玉や子どもへのお祝い金、子ども手当(現児童手当)など、子どもにかかわるお金を、子ども名義の口座で貯蓄すれば、教育費の準備になるほか、目的外で親が引き出さないよう心理的なストッパーの役割にもなるでしょう。また、これを機に、子どもと「お金」について話し合いをする、金銭教育のひとつのツールにもなるでしょう。
 
お年玉をゆうちょ銀行に預ける、という家庭は多いのではないでしょうか。一般の都市銀行と違い、住まいの近くに郵便局があれば、子どもにとっても身近な存在である、ということや、学資保険を使っていれば、ゆうちょ銀行になじみがある、ということもあるでしょう。
 
ゆうちょ銀行で子ども名義の口座を作るのは、簡単です。
 
一般的に、銀行口座開設は本人による手続きが必要ですが、ゆうちょ銀行の場合、20歳未満の子どもの口座開設は、親だけで開設が可能です。ゆうちょ銀行または郵便局の窓口で、以下の書類を持参すれば、口座を開設できます。
 
<口座開設に必要な書類>
◎子ども本人の確認書類
顔写真付きのもの(パスポートなど)なら1つ
顔写真がないもの(健康保険証、母子手帳、住民票の写しなど)なら2つ
◎親本人の確認書類
顔写真付きのもの(パスポートなど)なら1つ
顔写真がないもの(健康保険証、母子手帳、住民票の写しなど)なら2つ
◎銀行届け出印(親と同じでも可)
 

都市銀行やネット銀行は、各金融機関によって異なる

都市銀行で子ども名義の口座を開設する場合、原則として、親子同伴で店舗に出向き、窓口で手続きをすることになりますが、子どもが一緒に行けないといった場合は、メールオーダーや親だけでの口座開設も可能です。ただし、銀行によって、口座開設の対応が異なるため、店舗に問い合わせをするのがベターです。親が都市銀行を給振口座に利用しているなら、同じ支店で子ども名義の口座を作れば、資金移動の手数料もかからないので、便利でしょう。
 
もともと店舗を持たないネット銀行の場合はどうでしょうか。
 
●ソニー銀行の場合
<子どもが15歳未満>
郵送での口座開設を申し込み、申込書に子ども本人の名前、親権者の名前などを記入し、子ども本人の確認書類、親の本人確認書類とともに、ソニー銀行へ返送する。本人確認書類は、全員分の名前、住所、生年月日が確認できる健康保険証のコピーなどで共用できる。
 
<子どもが15歳以上20歳未満の場合>
ペーパーレス口座開設、郵送での口座開設のどちらでも可能で、子ども本人が口座を管理する場合は、親の同意、登録は不要。ただし、成人するまで親が口座を管理する場合は、15歳未満の口座開設と同様の手順で申し込みをする。
 
詳しくは、ソニー銀行の口座開設
 
●楽天銀行の場合
口座開設の申し込みは、パソコンやスマートフォンから、楽天銀行のサイト上にあるフォーマットに入力するだけで、印鑑や申込書への記入は不要。ただし、12歳以下の場合は、親が代理で手続きをし、子どもと親の本人確認書類の提出が必要。現在、新規口座開設&1000円以上の入金でお祝い金1000円プレゼントのキャンペーンを実施中。

・口座開設申込期間:2018年12月3日(月)~2019年1月4日(金)※
・入金期間:2018年12月3日(月)~2019年2月15日(金)
 ※2019年1月4日以降も継続予定

詳しくは、楽天銀行の子供名義の銀行口座開設

このほかのネット銀行でも、年齢によって親の登録が必要であったり、本人確認の書類が必要であったりしますが、いずれにしても、親が口座を持っているネット銀行にするのがいいでしょう。口座間の振り込みが無料になる、一般の銀行よりも金利が高いなどのメリットを享受するようにしましょう。
 

イオン銀行の「年末年始こども預金」は高金利

イオン銀行の店舗が身近にあるなら、買い物ついでに、子どもと一緒に口座開設するのもオススメです。イオン銀行では、高校3年生までを対象に「年末年始こども預金」の特別金利キャンペーンを実施中です。
 
●新規口座開設申し込み期間:2018年12月3日(月)~2019年1月10日(木)
●こども預金預入期間:2018年12月25日(火)~2019年1月10日(木)
●定期預金金利:年0.2%(3カ月もの)
●預入金額:1万円以上50万円まで
●中学3年生までは、親子同伴で申し込みをする

詳しくは、イオン銀行「年末年始こども預金」
 

信用金庫の「子育て応援定期」は、常時、金利上乗せ

子ども名義ではありませんが、子育て世帯なら利用価値が高いのが、信用金庫の「子育て応援定期預金」。全国の信用金庫で常時実施しており(取り扱いのない信金もある)、自分の住所地や勤務地にある信用金庫で取り扱い内容を確認してみてください。
 
「子育て応援定期預金」は、子どもの人数によって店頭金利に一定の金利を上乗せするもので、子どもの人数が多いほど、金利が高くなる仕組みです。また、信用金庫は地域経済に貢献することを理念に掲げているため、これ以外にも、子育て支援住宅ローンや子育て世帯応援ローンなど、さまざまな「子育て支援策」を打ち出しているので、気になる人は一度チェックしてみるといいでしょう。
 
●横浜信用金庫の場合
「よこしん 子育て応援定期預金」
預入金額:10万円以上200万円以内
募集金額:150億円(募集金額に達した時点で終了)
金利:18歳未満の子どもが1人または、2人――店頭表示金利に0.10%上乗せ
   18歳未満の子どもが3人以上―――――店頭表示金利に0.15%上乗せ
預入期間:1年または3年

詳しくは、よこしん 子育て応援定期預金

年末年始。子どもとじっくり話をする時間が増えます。お年玉で何を買うのか相談するのも楽しみですが、どこの銀行に自分の口座を持ちたいか、なぜお金を貯める必要があるのかなど、親子で「お金」について、話をしてみてもいいのではないでしょうか。

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