預金・貯金

元銀行員が教える!自動継続の定期預金、そのままで大丈夫?

便利な自動継続型の定期預金ですが、「そのままで本当に大丈夫?」と不安に感じる人もいるのではないでしょうか。元銀行員の筆者の視点から、自動継続をおすすめする人・しない人について考えてみましょう。※サムネイル画像:PIXTA

飯田 道子

飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術 ガイド

ファイナンシャルプランナー(CFP®)

金融機関勤務を経てFP資格を取得。 各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などをおこなっています。 どの金融機関にも属さない独立系FPです。

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自動継続の定期預金は便利な仕組み

定期預金は普通預金に比べて引き出しにくく、金利が優遇されることがあります。そのため、コツコツと資産を守りながら運用したい人に向いている金融商品です。

自動継続型であれば、一度預けた定期預金が満期を迎えても、そのまま新しい定期預金として継続されます。

「預け替えが面倒」「うっかり忘れてしまう」という人にとっては、手間なく運用を続けられる便利な仕組みといえるでしょう。

自動継続の定期預金は便利な半面、見直しのタイミングを逃しやすいという側面もあります。金利の動向だけでなく、自分の性格や管理スタイルに合っているかを考えて選ぶことが大切です(画像:PIXTA)
自動継続の定期預金は便利な半面、見直しのタイミングを逃しやすいという側面もあります。金利の動向だけでなく、自分の性格や管理スタイルに合っているかを考えて選ぶことが大切です(画像:PIXTA)

ズボラさんにはむしろメリット

特に、手続きが面倒と感じる人、つい放置してしまう人にとっては、自動継続は大きな味方になります。

何もせずに定期預金の状態を維持できるため、「気付いたら普通預金に戻って使ってしまっていた」という事態を防ぐことができます。

デメリットは「金利の動き」

一方で、自動継続には注意点もあります。それは、継続時の金利が「その時点の金利になる」という点です。金利が下がっている局面では、より低い金利で再び預け入れることになってしまいます。

もし金利が下がる前であれば、より高金利の定期預金に預け替える、他の金融商品を検討する、といった選択肢の方が有利になるケースもあります。

逆に金利上昇局面ではメリットに

反対に、金利が上昇している局面では、自動継続はメリットになります。何も手続きしなくても、より高い金利で新しい定期預金が作られるため、手間をかけずに恩恵を受けることができます。

自動継続のもう1つの特徴は、「引き出しにくいこと」です。これはデメリットにも見えますが、つい使ってしまう人、貯金を守りたい人にとっては、大きなメリットになります。

一方で、金利をこまめにチェックしたい人、よりよい商品に乗り換えたい人にとっては、かえって手間やストレスになる可能性があります。

自動継続が向いている人・向かない人

整理すると、以下のようになります。

向いている人

  • 面倒な手続きが苦手
  • 貯金を確実に残したい
  • 金利を細かくチェックしない


向かない人

  • 金利をこまめにチェックしたい
  • より有利な商品へ積極的に乗り換えたい
  • 資産運用を自分でコントロールしたい
  • 「便利さ」をどう使うかがポイント


自動継続型の定期預金は、「何もしなくても運用が続く」という点で非常に優れた仕組みです。ただし、その便利さが自分に合っているかどうかが重要です。

元銀行員としても、「手間を減らして確実に貯める」のか、「手間をかけてより有利に運用する」のか、自分のスタイルに合わせて選ぶことが大切だと感じます。

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