撮影にハマったきっかけは「写真で横浜の魅力を伝えたい」
私が撮影にハマったきっかけは、横浜の魅力を美しい写真で伝えたいと思ったこと。横浜を拠点に活動されているフォトグラファー・鈴木知子先生の写真教室に参加したことで、カメラの基本的な操作を初めて学ぶとともに、風景を切り取る楽しさ&難しさを教わりました。
私がカメラに求めることは、とにかく「軽量」であること。
2001年の横浜ガイド就任以来、ソニーやキヤノンなど、いくつかのコンパクトデジカメを使ってきたのですが、イルミネーションの撮影でピントが合いにくく、2016年3月に現在愛用しているパナソニック「LUMIX(ルミックス) GM5」を購入。その前に使っていたコンパクトデジカメとほぼ重さが同じ(レンズ含め約300g)なのに、センサーサイズがより大きい(=画像を処理する能力が高い)というのが決め手になりました。
軽量・コンパクトながらファインダー付き。また、暗い場所を撮影する際にストロボを装着できるホットシューもついており、「軽量」を求める私にピッタリのカメラとの出会いとなりました。
写真の腕を上げたいなら「ライカレンズ」がおすすめ
しかし、酷使し過ぎたせいか、1年後にキットレンズが故障。メーカー保証も切れ、修理するには同等の新しいレンズが買える金額がかかるとの見積もりが……。さんざん悩んで、LEICA(ライカ)レンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm」を購入しました。
LEICAは、創業100年を超えるドイツの光学機器メーカーで、カメラやレンズはたいへん高価ながら、その描写力に魅了される愛用者が多いブランド。パナソニックからは、そのライカの厳しい光学基準をクリアした高性能・高品質レンズが販売されています。
私にとっては高価(当時9万2000円)で、重さも約320gということで悩みに悩んだのですが、カメラ本体を替えてもレンズは長く使えるかなと思い、購入。
新しいレンズを装着しての初めての取材だったみなとみらいでのイベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」では、ピカチュウの毛並みの描写力(笑)に感激しました。またカメラ本体も替えたかと思うほどオートフォーカスの性能が向上し、ますます撮影が楽しくなりました。
苦手だった人物撮影に自信が持てるように
そのうち取材先から「広報用に画像を使わせてください」「SNSに画像を掲載させてください」と、続けて画像使用の依頼が届きました。特に人物写真のを依頼があったとき時は、人物撮影を苦手としていたのでとてもうれしかったです。
さすが、ライカ銘を冠したレンズ。写真が上手くなった気にさせてくれます! 写真の腕を上げたいなら、ワンランク上のレンズに替えてみることをおすすめします。
そろそろカメラ本体も買い換えたいのですが、愛機のルミックス「GM」シリーズは残念ながら廃盤に。同じルミックスで超軽量の「GF90W/GF10W」が最有力候補なのですが、残念ながらファインダー、ホットシューが付いておらず。ファインダー、ホットシュー付きの「GX7MK2」が第二候補なのですが、こちらは本体がやや重くなってしまいます(約380g)。どちらにするか、悩む日々は続きます。