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PCのツボ:「型番の法則」とは?

PCの型番を気にしたことがありますか? メーカーによって、そのつけ方には違いがあります。その「法則」を覚えておくと、お買い物の時に役立つかもしれません。

大島 克彦

執筆者:大島 克彦

デスクトップパソコンガイド

VW790/MG
NEC・VALUESTARの型番の法則はいたってシンプル

PCの型番を気にしますか?

お店で売られている製品には、どんなものでも「型番」または「製品番号」があります。PCも同様で、ほとんどの場合は数字とアルファベットの組み合わせとなっています。

ほとんどのユーザーは、型番を意識さえしたことがないのが実際ではないでしょうか。ですが、メーカーによって型番のつけ方には「法則性」があり、覚えておくと、思わぬときに役立つこともあります。

例えば、店頭でPCが「特別割引」で販売されていたとします。狙っていた機種と思って喜んで買って帰ったら、半年前のモデルだった! お目当てにしていた新機能は使えない……というようなことです。型番の「法則」を覚えておくと、このようなミスを防ぐことが可能です。

以下、メーカーごとの「法則」を解説します。

NEC:末尾から2文字目に注目!

NEC・VALUESTARの型番のつけ方は、非常にシンプルです。
  • 最初の「V」=VALUESTAR

  • 2文字目=シリーズ名

  • 末尾から2文字目=季節モデル
よって、「VN」ではじまるのは Nシリーズ、「VW」ではじまるのは Wシリーズです。また、末尾から2文字目のアルファベットが後ろのものほど、新しいモデルになります。数字は一般に、高機能なものほど大きくなります。

2008年夏モデルの末尾から2文字目は「M」、その前の春モデルは「L」です。例えば、Nシリーズの最上位機種は、以下のようになります。
  • 夏モデル:VN770/MG

  • 春モデル:VN770/LG
次期秋冬モデルでは、末尾から2文字目は「N」。順当なら、Nシリーズの最上位機種は「VN770/NG」となります。ただし、機能が追加されるなどで、数字と最末尾のアルファベットの部分が変わる場合があります。

最新の夏モデルを狙っているユーザーは、末尾から2文字目の「M」に注目。「L」の安売りPCがあったら、それは「型落ち」の在庫処分品です。

富士通とSONYは?……>>NEXT


CONTENTS
Page1:NECの「型番の法則」
Page2:富士通・SONYの「型番の法則」
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