温泉

「別府温泉」そのまま!温泉ガイドが取り寄せる入浴剤

寒さが厳しくなると、一層恋しくなるお風呂。香りも華やかで女子好みのおしゃれなものから、有名温泉地の気分が味わえるものなど数多くありますが、温泉ガイドの植竹さんが「わざわざ取り寄せる」というイチオシの入浴剤は……?

植竹 深雪

執筆者:植竹 深雪

温泉ガイド

ガイドが選ぶイチオシ入浴剤「えんまんの湯」 

 
海地獄 入浴剤

別府にある海地獄で販売されている入浴剤「えんまんの湯」


できることならば毎日温泉に入りたい! 常にそう思っておりますが、都内在住のガイドは、残念ながら毎日温泉に入ることは叶いません。そんなときは入浴剤で温泉気分を味わっています。

私が入浴剤選びで重視しているのは、次の3つ。

  1. 日常の入浴時に、温泉気分を味わえるもの
  2. 温泉ならではの成分が溶け込んだもの
  3. 湯上り後の肌に、期待できるもの


そもそもおしゃれで香りがいいタイプの入浴剤より、日常で保温やしっとりとした潤いが持続される薬用タイプがガイド好み。最近は、有名な入浴剤の会社の研究も素晴らしいので、厳選するのは大変なのですが……いくつかあるお気に入りのなかでガイドイチオシは、大分県別府市の海地獄で販売されている入浴剤「えんまんの湯」です
 

そもそも海地獄とは?

 

海地獄

コバルトブルーが特徴的な海地獄


大分県別府市の観光名所である自然湧出の源泉「地獄」。4つの「別府の地獄」のうち、コバルトブルーが特徴の熱水泉が「海地獄」と呼ばれています。

池の青さは、硫酸鉄が溶解されているからなのですが、ここは地獄とは思えないほど、色の美しさに魅了されます。ただ地獄なだけに、かなりの高温(源泉温度約98度)なので、残念ながら浸かることはできません。

 

本物の温泉成分をギュッと濃縮

   
きれいなコバルトブルーの湯

コバルトブルーの色を見事再現した美しい入浴剤


海地獄の温泉成分を粉末化させた入浴剤が「えんまんの湯」。急速噴霧乾燥法で精製される温泉粉末は、1トンの温泉水から2~3キロ程度しか取れないという大変貴重なものです。色はもちろんきれいなコバルトブルーで、控え目な香りに癒されます。

湯上がり後は、塩化物泉が含まれているだけあって保温保湿効果が期待できるホカホカ、しっとりした感覚を実感しました。

大手入浴剤メーカーの商品のなかでも素晴らしいものはありますが、現地の温泉の成分を粉末化させているという貴重な入浴剤はなかなか少なく、ガイドイチオシ。わざわざネットで取り寄せるほどお気に入りの入浴剤です。
 


DATE
海地獄|別府温泉薬用入浴剤「えんまんの湯」

箱入り 30袋  
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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