リデュース(reduce)とはどういう意味?
■リデュース(reduce)の意味リデュース(reduce)とは、英語で「減らす」という意味ですが、環境用語としては「無駄なごみの量を減らすこと」を指します。ごみになるものをもらわない
、必要以上に買わないなどの行動がリデュースにあたります。
■3Rの意味
3Rとは、リデュース(reduce)・、リユース(reuse)・リサイクル(recycle)の頭文字をとったもので、資源の無駄遣いを減らすための取り組みに関する基本的な考え方を指します。
■リユース(reuse)・リサイクル(recycle)の意味
リユース(reuse)とは、英語で「再利用する」という意味ですが、環境用語としては「ものを何度も繰り返し使うこと」を指します。
リサイクル(recycle)とは、英語で「再生して利用する」という意味ですが、環境用語としては「ごみを分別して、再び資源として利用すること」を指します。
リデュース(reduce)のためにできることの例
朝起きてから寝るまでのちょっとした工夫の積み重ねが、ゴミを減らすことにつながります。毎日できることから、1年以上の長いスパンでできることまで、ご紹介します。■每日できることの例
- 不必要な包装を断る
- エコバッグを持ち歩き、なるべくレジ袋をもらわないようにする
- 食品は必要な分だけを購入する
- なるべく食べ残さないようにする
- 量り売り、バラ売り商品をえらび、パックやトレーを減らす
- 洗濯用洗剤、シャンプー、リンス、ハンドソープ等は、詰め替え用パックを買い、ボトルに入れる
- 紙皿、紙コップ、割りばしは買わない・もらわない
- マイ箸・マイカップを持ち歩く
- ペットボトル飲料を買うのをやめ、水筒を持ち歩く
- 麦茶は水出しのお茶パックで作る(ペットボトルは買わない)
- 結婚式・二次会のドレスはレンタルする
- DVDは買わず、レンタルを利用する
- キッチンペーパーは使わず、使用済みのタオルなどを活用する
- コーヒーをテイクアウトするときは、マイタンブラーに入れてもらう
- 飲み物を飲むときは、ストローを使わない
■長期スパンでできることの例
- 多少高くても、上質で長持ちする服を買う
- 壊れにくい、耐用年数が長い電化製品を買う
- 中古品を買う(中古品がゴミにならずに済むので結果的にリデュースにつながる)
- 生ごみのコンポストをはじめる
- 自宅で野菜やハーブ、果物を育てる
- 車は買わずに、カーシェアリングを利用する
- ベビーベッドなど一時的に利用する子育て用品は、友人知人から借りるか、レンタルサービスを利用する
- ピアノやバイオリンなどの楽器はレンタルする
■リデュースのために使っているグッズ
- エコバッグ
- 水筒
- マイ箸
- シャンプーや洗剤用のボトル(見た目も素敵なものを選んで長く利用)
- 使用済みタオル(キッチンペーパーの代わり)
環境活動を学べるサイト・本
環境活動を学べる、おすすめのサイトを厳選しました。リデュース=ミニマリズムにつながるところが大きいので、ミニマリズムのブログもいくつか入っています。また最後に、おすすめの本も1冊、ご紹介します。■ゼロ・ウェイスト・ホームへの道
家族4人で1年に出すごみの量がわずかガラス瓶1本分(=1ℓ)という驚異の「ごみゼロ生活」を紹介する『ゼロ・ウェイスト・ホーム』という本を翻訳した服部雄一郎氏による、日本での実践レポート。さまざまな生活の知恵・工夫が載っています。
■筆子ジャーナル
主婦でミニマリストなブロガー筆子さんによる、断捨離と節約の工夫がつづられたブログ。ブログ内容の一部が書籍となり出版されています。
■h+and
少ないもので暮らす、ミニマリストをめざしているブロガー・すずひ hd-09さんのブログ。リデュースにつながる「買い方」についての考察がたくさん載っています。
■おすすめの本『ゼロ・ウェイスト・ホーム』
徹底的にごみを出さない暮らしを追及しているアメリカ・カリフォルニア在住のフランス人女性の著書です。ごみを出さない生活のコツがいろいろと紹介されています。かなりストイックな方法もあるのですが、できる内容から取り入れてみると、今よりごみを出さない生活ができるようになると思います。
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