住宅の現金購入の貯蓄をしながら老後資金をどう準備すれば……

皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回の相談者は、マンションを現金で購入するため、無駄のない家計管理で貯蓄に励む32歳の会社員女性。しかし、ローンで買った方が得なのか、子どもができたらどうかなど、不安も多いとのこと。ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんがアドバイスします。※マネープランクリニックに相談したい方はコチラのリンクからご応募ください。(相談は無料になります)

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オールアバウトでは住宅・教育に絞った家計のシミュレーション診断を行っております(相談は無料です)。診断希望の方は以下のフォームからご応募ください。  
10年後にマンションを現金購入するデメリットとは

10年後にマンションを現金購入するデメリットとは



■相談者
ゆうこさん(仮名)
女性/会社員/32歳
関東/賃貸住宅
 
■家族構成
夫(会社員/32歳)
 
■相談内容(原文まま)
このたびは私どものマネー相談にのっていただき、ありがとうございます。結婚3年目の会社員です。今回ご相談したいのは、以下の3点です。

(1)現在は賃貸住まいですが、将来的には住宅ローンを組まずに駅近の中古マンション(築年数10年程度)を購入したいと考えています。3000万~3500万円ほどの予算で検討しております。そのために毎月給与から15万円ずつ、年2回の賞与から30万円ずつ資金を貯め、今後も続けていく予定です。この調子でいけば、10年ほどで目標額に達するので、タイミングを見ながら40代か50代には購入したいと思っています。そこで、購入にあたり現金のみでの支払いによるデメリットがあれば教えてください。全額キャッシュで払うよりも、一部住宅ローンを組み、住宅ローン控除を受けた方がいいのでしょうか?

(2)住宅資金を貯めながら老後の資金を貯めるのは、どのように、どのくらい貯めていけばいいのか見当がつきません。また、マンションを購入した場合と賃貸に住み続けた場合では、老後の必要資金はどのように変わってくるでしょうか?

(3)現在、子どもは特に希望しておりませんが、気が変わり、子どもを持つことにした場合(それでも1人まで)には、上記のようなマンション購入や老後の資金の捻出は難しくなるのでしょうか。

ぜひご教示ください。上の質問以外にも、何かお気付きの点やご提案があれば教えていただければ幸いです。
 
 
■家計収支データ
相談者「ゆうこ」さんの家計収支データ

相談者「ゆうこ」さんの家計収支データ



 
■家計収支データ補足
(1)ボーナスの使い途について
貯蓄60万円、小遣い4万円×夫婦=8万円、帰省20万円、妻コンタクト4万円、ふるさと納税等
 
(2)加入保険の内訳
夫婦/団体保険(死亡保障365万円、医療特約入院5000円。その他先進医療特約、通院特約、がん特約など)=毎月の保険料2650円
 
(3)住宅を現金購入とした理由について
相談者コメント「現在住んでいる賃貸が広さ、部屋数、立地など総合的に気に入っており、今すぐ引越ししなくてもいいということ。家を購入する時、ローンを組む時は、その後、予想外の出来事が起こりうることを考えておかなければならないと思ったことも、現金で買おうかと考えたきっかけのひとつです」
 
(4)妻の職場の育休について
制度はあり、復帰は可能。実際に妊娠・出産後にまた働いている女性もいる。本人も、子どもが生まれたとしても、続けて働きたいと思っている。
 
(5)退職金と再雇用について
夫は500万円ほど、妻はおそらくなし。夫婦とも65歳まで再雇用制度あり。
 
■FP深野康彦の3つのアドバイス
アドバイス1 現状では現金購入によるデメリットは皆無
アドバイス2 高い家計管理能力が大きな強み
アドバイス3 住宅ローン控除が必ずしもメリットとは限らない
 
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