VW970/FGは32型ワイド画面、MCE2005を搭載する |
健在! ワイド画面のWシリーズ
さて、ハードウェア面でもっとも性能アップしたのは、フラッグシップ・モデルのVW970/FGです。本モデルは、Intel社によるデジタル・プラットフォーム、Viiv(ヴィーブ)対応です。日立製の32型ワイド液晶画面(1360×768ドット)に変更はなく、フルスペック・ハイビジョンには未対応なものの、性能アップが図られています。春モデル(VW970/EG)と比較してみました。
Pentium D 920は、VW970/EGで採用されていたPentium D 820と同じクロック周波数のCPUですが、2次キャッシュを1MB×2から2MB×2に増量、映像処理など負荷のかかる処理の際に効果を発揮します。
また、標準のメモリ量が1GBとなったことは、Windows Vistaの発売を控え、うれしいポイントでしょう。欲を言えば、次世代DVDドライブも搭載してほしかったところです(NECはHD DVDを推進しています)。
薄型省スペースの新ボディを採用したVL370/FD |
「TVもPCも」というユーザーには、バランスの良いVL970/FG(Lシリーズ)がよいでしょう。高性能志向のユーザーには、VX780/FD(Xシリーズ)をオススメします。
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