ネットワーク機能もバッチリ
Turbolinux FUJIでは、Windowsのネットワークへのアクセスも簡単です。デスクトップにある[Windowsネットワーク]のアイコンをダブルクリックするだけ(パスワード管理されているネットワークでは、IDとパスワードを入力します)。共有されたWindowsのフォルダにアクセスできる |
Windowsネットワーク上の日本語フォルダ名がきちんとで表示されていますが、これはTurbolinux FUJIの大きな利点です(文字化けしてしまうディストリビューションが多い)。
Linuxをもっと楽しもう
Linuxというと「難しい」という印象をもってしまうと思いますが、実は、もっとも自由度が高いOSです。[メニュー]から[コントロールセンター]を起動すると、さまざまな環境設定を変更できます。ここの[外観&テーマ]で、デスクトップの外観を大きく変えられます。KDEコントロールセンターで、テーマを変更できる |
フォルダは、アイコン表示やリスト表示も可能 |
デフォルトのテーマ(上)を、[KDE Classic]というテーマに変更してみました(下)。壁紙やアイコンの形、ウインドウの色などが変わっていますね。ほかにもたくさんのテーマが用意されていますので、気に入った外観に変えて楽しみましょう。スクリーンセーバーも、たくさん用意されています。
テーマを変更すると、外観を自由に変えられる |
いかがでしょうか。Turbolinux FUJIは、Windowsユーザーにもやさしいだけでなく、Linux本来の柔軟性を保持しています。紹介できた機能は、ごく一部のものにすぎませんので、興味がわいた方は、ぜひ体験してみてください。
日本政府は、教育機関や自治体向けを中心に、Linuxを普及させていく方針です。今後のわが国におけるLinuxの普及には、大いに期待がもてるといえるでしょう。最後に、こうした製品を意欲的にプッシュするMCJの姿勢を、大いに評価したいと思います。
関連サイト
●Turbolinux●Turbolinux FUJI
●MCJ
Page1:Linuxって何?
Page2:MCJのGSX-Slim2520BP
Page3:Windowsライクな外観
Page4:Office 2000もそのまま動く
Page5:Linuxを楽しもう