不用品を売るための2大市場「ヤフオク!」と「メルカリ」を徹底比較!

ヤフオク! メルカリ 比較

不用品を売るときに使うことが多い、メルカリとヤフオク!

使わなくなったものを売るとなった場合、瞬間的に思い浮かぶのはヤフオク!かメルカリかもしれません。現在の日本においてヤフオク!は最大規模のネットオークションサイト、メルカリは最大規模のフリマアプリだからです。この2つのシステム的な違いは、ヤフオク!はスタート価格よりも落札価格が上がるけれど、メルカリは提示されている価格で即購入ができるという点です。ただし、ヤフオク!には即購入ができる即決価格がありますし、フリマ形式で出品されている商品もたくさんあります。それに、出品者が出品時に値下げ交渉ありに設定していれば、値下げ交渉もできてしまいます。

一方メルカリは、提示されている価格で即購入できますが、出品者と購入希望者の間で値下げ交渉が盛んに行われています。そのため、最初の価格よりも若干安い価格で販売することになるケースが多いです。
 

ヤフオク!とメルカリの市場規模

ヤフオク!の2016年度の取扱高は8966億円(Yahoo!の決算発表より)で、ネットオークション市場の約8割を占めます。さらに、ヤフオク!が提供している「数字で見るヤフオク!」によると、常時5200万個が出品され(2017年7月9日~7月15日実績)、出品もアプリからが58%なので、パソコンよりもスマホを使っているユーザーが多いようです。

メルカリに関しては、2018年7月13日の時点で、累計出品数が10億品を突破したというニュースがありました。そして、メルカリによると2017年6月期の流通総額は2480億円(メルカリカウル、メルカリメゾンズ、アメリカの取引高を含む)。ヤフオク!に比べると金額は少ないのですが、注目は成長の度合いです。前期比で74.6%増なので、いかに成長しているかがわかります。
 

ヤフオク!とメルカリのユーザーの違い

ヤフオク!のユーザーは30代~40代の男性が多く、メルカリは20代~30代の女性が多いと言われています。この違いから、売りやすい商品にも違いが見られます。もちろん、どちらも非常に雑多な感じで、出品禁止物以外ならば出品することが可能なのですが、ヤフオク!は男性向け、メルカリは女性向け商品が目に留まります。たとえば、メルカリのトップ画面を見てみましょう。タイミングにもよりますが、女性向けの商品が多く見られます。
 
女性向けの商品が目に留まる(画像:メルカリより)

女性向けの商品が目に留まる(画像:メルカリより)

 

ヤフオク!とメルカリの手数料はほぼ同じ

ヤフオク!とメルカリで気になるのが手数料です。ヤフオク!はプレミアム会員になると月額498円かかりますが、落札されたときのシステム手数料は8.64%です。プレミアム会員でない場合には10%。これはメルカリの販売手数料と同じです。メルカリは月額の会費はありません。

手数料に関しては、「メルカリの手数料は高い?ヤフオクや他フリマとの比較」の記事でご確認を!

ヤフオク!で商品を落札した後は、Yahoo!かんたん決済で支払いをします。ヤフオク!の場合、この方法しかありません。手数料は無料です。メルカリではクレジットカードの支払いなら無料、キャリア決済、コンビニ決済などは100円かかります。

メルカリの支払い方法と手数料は「手数料に要注意!メルカリの支払い方法の種類と比較」の記事で紹介しています。
 

ヤフオク!とメルカリの両方に出品することはできない

物を売るなら、できるだけ高く、そして早く売りたいと思うはず。だったらヤフオク!とメルカリの両方に出品すればいいのでは?と思ってしまいます。でも、残念ながら1つの商品を同時に両方のサイトに出品することはできません。メルカリの規約には二重出品を禁止する文面はないのですが、ヤフオク!の方に禁止行為として記載があるからです。

もし両方のサイトに出品するのであれば、タイミングをずらさないといけません。たとえば、まずはメルカリに出品をしてみて、なかなか売れないので出品を取り消す。その後で、ヤフオク!に出品するという流れです。
 

ヤフオク!とメルカリの使い分けのポイント

メルカリとヤフオク!に同時に出品しないことを前提として、ではどうやってこの2つのサービスを使い分ければいいのでしょうか。いくつか判断のポイントをまとめました。

■出品禁止物かどうか
ヤフオク!とメルカリには、それぞれ出品禁止物がありますが、実は微妙に違う点もあります。たとえば、商品券やギフト券、株主優待券です。メルカリではこれらは出品禁止物となっていますが、ヤフオク!では出品が可能です。他にもメルカリでは生体は全部NGですが、ヤフオク!では「ほ乳類」「鳥類」「はちゅう類」意外であれば原則としてOKです。ただし、生き物に関しては色々な条約があるので、出品前には必ず確認が必要です。

ヤフオク!の出品禁止物は「ヤフオク!ガイドライン細則」で確認ができます。
ヤフオク!の出品禁止物(ヤフオク!のサイトより)

ヤフオク!の出品禁止物(ヤフオク!のサイトより)


■相場がわからない物はヤフオク!
過去の取引を見たときに、同じような出品物がなく相場がわからないときもあります。あとは「まとめ売り」です。私もよくまとめ売りをするのですが、数や種類によって内容が変わることもあって、相場が読みにくいのです。そんなときには、安い価格でスタートができて、欲しい人が価格を上げていってくれるヤフオク!を使っています。

■匿名配送を使いたいときにはメルカリ
現在、ヤフオク!でもメルカリでも、郵便局のe発送サービスを使う配送方法の場合には、匿名配送が可能です。ヤフオク!は「おてがる版のゆうパック、ゆうパケット」、メルカリでは「ゆうゆうメルカリ便」です。メルカリは、これにプラスしてらくらくメルカリ便でも匿名配送ができます。

らくらくメルカリ便はヤマト運輸との提携で、ネコポス、宅急便コンパクト、宅急便があり、もしこれらの方法で匿名配送を使うならば、メルカリに出品することになります。特に宅急便コンパクトの匿名配送の場合です。ネコポスやゆうパケット、宅急便はゆうパックでもほとんど同じですが、宅急便コンパクトのサイズと料金に相当する匿名配送が使える郵便局のサービスがないからです。

メルカリ便については「メルカリの送料まとめ!配送料金一覧や着払い方法など」の記事でまとめているので、ご覧ください。

■同じ商品が複数ある場合には、両方に出してみる
もし同じ商品が複数あるならば、両方に出品をしてみて、売りやすい方を探るのも手です。この場合、商品が1つしかないわけではないので、同時に出品することもできるとは思います。でもヤフオク!の規約に詳しく書かれていなため、タイミングをずらした方が無難です。

メルカリとヤフオク!ではユーザー層が違うので、売りやすい商品にも違いがでてきます。その違いを理解するためには、1度出品して様子を見るしかありません。その結果を見て、どちらに出品するのかを決めるのもオススメです。

■クーポンがあるかどうか(購入の場合)
購入する場合でも、どちらで買うかはとても重要です。物によっては、かなり金額が違っていますし、送料を負担するかどうかも違います。まずは、両方のサイトで調べてみて、明らかに安いとわかれば、そちらで買います。でも、値段にほとんど差がない場合、私はクーポンがあるか、売上金があるかで決めることもあります。たとえば、メルカリでは不定期で5%OFFのクーポンが配られることがあります。それに、売上金の申請期限もあるので、振込申請をするよりは購入に使った方がいいとなれば、メルカリで買うようにしています。

一方、ヤフオク!は毎月5のつく日にはTポイントが5倍になったりします。それに、「ヤフオク!くじ」や「サンデーくじ」が開催されて、最大で全額相当のTポイントがもらえます。もちろん、何等に当選するかはわかりませんが、還元されるTポイントが多ければヤフオク!で落札することもあります。


メルカリとヤフオク!ではこのような使い分けができますが、商品によっては多少の違いが出てくることもあります。また、使い慣れている方がいいという考えもあるので、自分のスタンスで利用していくのがベストだし、長続きさせるコツかと思います。

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