フランスと日本の時差は7時間もしくは8時間
日本は国旗にもあるように「日出ずる国」。つまり世界で一番時計が進んでいるので、フランスは日本よりも時期により7時間もしくは8時間遅れています。夏や冬の日の出、日の入りも、日本とは差がありますので、知っておくと便利です。フランスと日本との時差の計算方法!サマータイムに注意
フランスと日本の時差は時期により変わります。というのも、フランスにはサマータイムがあるからです。サマータイムは3月の最終日曜日の深夜2:00になったら1時間進み3:00に変更になります。これにより、日本との時差は7時間になります。また、サマータイムの解除は10月の最終日曜日の深夜3:00になったら1時間戻り2:00に変更になります。これにより、日本との時差は8時間になります。つまり、サマータイム期間中の7カ月間は日本がフランスより7時間進んでおり、サマータイム解除中の5カ月間は日本はフランスより8時間進んでいることになります。例えば、サマータイム期間中の8月の日本15:00の時点でのフランス時間が知りたければ、15:00-7時間=8:00となります。
日の出、日の入り時刻
フランスは日本よりも日の出、日の入り時刻の季節毎の差が大きいです。特に日の出に関しては、冬は8:00になっても暗かったりしますし、夏は夜22:00近くになってもぼんやりと明るかったりします。月毎のだいたいの日の出/日の入り時刻は以下の通り。1月 8:40/17:00
2月 8:20/17:50
3月 7:30/18:30
4月 7:30/20:20
5月 6:30/21:00
6月 6:00/21:40
7月 5:50/22:00
8月 6:20/21:30
9月 7:00/20:30
10月 7:50/19:30
11月 7:40/17:30
12月 8:20/17:00
現在のパリやその他世界の都市の日の出、日の入り時刻の他天気がわかるサイト「The Wetaher Channel」がおススメです。アプリもあります。
The Wetaher Channel(日本語)
※都市名(日本語もしくは英語)を入れて検索
美術館やお店などは夏期、冬期によって閉める時間が変わるということは特にありませんが、庭園や公園といった屋外施設などは冬期は1~2時間ほど早めにクローズする場合があります。
時差を考えて上手に旅行するコツ
過去の記事でも何度か触れていますが、時差も含め、フランスを最も楽しめる季節は5~7月だと思います。まず、日照時間が長いため夜も明るく、観光を思う存分楽しめます。しかもこの季節のフランスは温暖で湿度も低くカラっとした気候なので、非常に過ごしやすいです。その次にベストな時期は、9・10月あたりでしょうか。日照時間は夏に比べると短くなりますが、気候は日本より低めで上着を羽織れば過ごしやすいです。この時期のパリやフランスは景色が美しいので、そこも大きなポイントだと思います。
時差ぼけ予防・解消術
時差ぼけに関しては、解消できる人とそうでない人と個人差があるようです。ガイドは前者ですが、簡単なコツを教えたいと思います。- 飛行機でぐっすり眠れるように、出発前日は敢えて睡眠時間を少なくし、寝不足の状態にする。
- 飛行機で眠れなかった場合、フランス到着後から就寝時間までの間は敢えて眠らず、就寝時間がきたらぐっすり眠れるようにする。
現地の生活時間 開店時間やランチ・ディナーの時間など
フランスの店の開店時間ですが、パン屋は7:00ぐらいから、カフェは8:00くらいから開いています。スーパーは9:00ぐらいから、ブティックは10:00~11:00あたりにかけて開店します。カフェは深夜までノンストップで営業しますが、レストランは15:00~19:00ごろまでは一旦閉めます。ランチは12:00ごろから、ディナーは19:00ごろからスタートするところが多いですが、実際にお客さんが入るのは13:00、20:00ぐらいからです。レストランのラストオーダーは22:00前後で、閉店は23:00ぐらいになります。
日本ーフランス間のフライト時間
成田からパリまでのフライト時間は、行き12時間30分前後、帰りは12時間前後です。羽田になると数十分長くなります。最近はヨーロッパのネットワークが発達しているおかげで、ヨーロッパ経由便でも1、2時間で乗り継ぎできる場合が多くなっています。1、2時間のオーバーなら気にならないという場合は、かなりコストダウンできるのでおススメです。