子どものスマホデビュー時はルールとツールがポイント
小学生などの低年齢の子供の間に、スマホ利用が浸透しています。
小学生のスマホ利用率は約4分の1にまでなり、毎年右肩上がりで増え続けています。中学生は約半数ですが、高校生となるとほぼ100%になります。
いつから持たせるにしても、スマホは入れるアプリや使い方によっては様々なリスクの可能性があります。スマホを安全に使うためには、親がしっかりと管理する必要があるのです。
フィルタリング・ペアレンタルコントロール機能のすすめ
子どもが小さかったら、あらかじめ通話やネットなどに制限がかかっている「キッズケータイ」や、保護者から子供の居場所が分かる「GPS端末」から始めるのもおすすめです。私にも小3の子どもがおり、まだ何も持たせていないのですが、持たせるときがきたら最初はこのどちらかで練習してからスマホに移行しようと考えています。ドコモのキッズケータイ
スマホを利用させるのであれば、子どもにいきなり自由に使わせるのは危険なのでおすすめできません。キャリア各社が用意している無料のフィルタリングサービスを活用しましょう。フィルタリングサービスは18歳未満の子どもが利用する場合は基本かけなければならないものです。小中高校などの年齢別に設定でき、有害サイトや有害アプリからお子さんを守ってくれます。
ドコモ・au・ソフトバンク
auのフィルタリングサービスの案内サイト
Androidのファミリーリンクや、iOS向けのペアレンタルコントロール機能と同時に、今秋登場するiOS12に搭載されたアプリ利用時間制限機能なども活用するようにしましょう。iOSのペアレンタルコントロール機能を使うと、子どもが利用できる機能を制限できます。ファミリーリンクとiOS12に搭載されたアプリ利用時間制限機能を使うと、アプリの利用時間も制限できます。使いすぎが心配な保護者にとって嬉しい機能ですね。
「持ちはじめた時」のルールづくりがポイント
スマホは多機能で魅力的な端末ですが、使いこなす難易度は高めです。保護者のしなければならない対策もたくさんあります。持ち始めるときには、利用の際のルールを子どもから提案してもらって決めるのがおすすめです。子どもと話し合ってルールを決めることで、なぜそのルールが必要かということがわかります。子どもは無意味なルールや嫌がるし、こっそり隠れて破ってしまいますよね。また、使い始めたら、随時ルールを見直すために話し合う機会を持つといいでしょう。