●これは買いかも?!
筆者は常々、パソコンを改造して寿命を延ばすのは、トータルで考えるとあまり賢くない選択であると常々思っております。ところが、今回のパワーアップは結構いいかも、と思いました。金額的には決して安い選択ではありませんが、息の長かったP6プラットホームのお陰もあり、Pentium II/350MHz以上のPentiumシステムで利用できる可能性があります。つまり、パワーアップのベースマシンの幅が広いという特徴があるわけです。
パワーアップベースとして中心になるのはPentium !!!の500~600程度のシステムかと思います。筆者の実験システムとほぼ同じようなものになるでしょう。そしてこれらのシステムでは、きっと筆者と同じような感激を受けるでしょう。ということで、感激した筆者はメインの環境を入れ替える準備を始めてしまいました。
最後に最新情報ですが、今回取り上げたPL-iP3/Tはスロット1用のシステム向けで、最近のシステムで採用されているソケットタイプのものには使用できませんでしたが、PL-370Tと呼ばれる、ソケット用の製品も発表されています。既に直輸入盤は秋葉原などで販売されたようですので、国内代理店版もそろそろ発売されるかと思います。ソケットシステムをお持ちの方は注目ですね。
最後に、今回のクローズアップはCPUの交換自体を推奨するものではありません。加えて記事を真似て行った作業で被害を被ったりされても、All About Japan、筆者等々、それを補償する義務は持ちません。あくまでこれをお読みになった方のご自分の責任に於いて実行いただくようお願いいたします。
PL-iP3/Tリンク
→ Powerleap(メーカー)英語ページになります。
→ PL-iP3/T製品ページ(メーカー)英語ページになります。動作確認などの情報があります。
→ ロンテック(国内代理店)
→ 日本語の製品ページです。(国内代理店)
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