シーフード系 - マッドクラブ

日本語にすると「泥ガニ」と呼ばれる大きなマッドクラブ。味はズワイガニ以上とも言われ、身がたっぷり詰まっていて驚くほど甘いのが特徴です。正直な話、小さな上海蟹なんて目じゃないほど美味!

マッドクラブの生息域は、亜熱帯から熱帯にかけてですので、オーストラリア国内の主な産地は北部。中でもマングローブの水辺に多く生息しており、ケアンズ辺りは最もいい漁場です。実は南日本も生息域に入るようですが、環境の悪化から生息数が激減しているため、“幻の高級ガニ”と呼ばれているとか。

そのまま茹でただけでも十分おいしいですが、レストランによってはアジア風味のメニューもあり、これがまたクセになるほどのうまさ! 調理法が選べるシーフード専門店で食べるのがおすすめです。

マッドクラブの旬は春から夏にかけて。ほとんどの専門店では水槽内で飼育し、1年中食べられることも多いようですが、やはり旬の時期が最安でおいしさも極上です。また、シーズン中は生息域のゴールドコーストやケアンズなどで「マッドクラブ獲りツアー」も催行され、獲った蟹をその場で食べることができます。

価格は大きさにもよりますが、シーズン中であれば、安めのレストランで1匹だいたい80オーストラリアドル程度~。ほとんどは重さで値段が決まります。

■マッドクラブのシーズン(漁期): 9月頃~1月くらい

シーフード系 - シドニーロックオイスター

牡蠣は好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、このシドニーロックオイスター(シドニー岩牡蠣)は、日本で牡蠣が食べられなかった人も絶賛するうまさ!

オーストラリアでは、主にこのシドニーロックとパシフィックという2種類の牡蠣が食べられますが、日本で豪州産とされているもののほとんどは後者。パシフィックオイスターは粒が大きめで、見た目も味も日本の牡蠣により近い種です。

「白くてプリっとした大粒の身がおいしそう」というイメージの牡蠣ですが、シドニーロックはそのまったく逆で、少々黄味がかっていて粒も小さい種。ですが、他の牡蠣とは味がずいぶん違います! 小さくても身はプリっとしていて、味はかなり濃い目。口の中でプチンとはちきれた時に、クリーミーな滋味がジュワ~と広がります。

オーストラリア東海岸の固有種であるシドニーロックオイスターは、その名の通り、シドニーを中心とした東海岸部が漁場。ちなみに、パシフィックオイスターの主な産地はタスマニアです。オーストラリアにおける牡蠣の旬は、シドニーロック、パシフィック共に1年中!

シドニーロックは、安い時ならマーケットで1ダース10オーストラリアドル前後~、安めのレストランで半ダース15オーストラリアドル~。また、パシフィックは日本では1個500円もする高級なものもあるようですが、こちらではマーケットで1ダース16オーストラリアドル程度~と、どちらもお手頃。是非食べ比べてみてください。オーストラリア産白ワインのシャルドネを合わせると最高ですよ。

■シドニーロックオイスターのシーズン(漁期): 1年中

シーフード系 - バラマンディ

釣り好きとって幻の魚とも言われるバラマンディ。地元の人達はバラマンディのことを短く略して「バラ」と呼び、大きいものは2m近くにもなります。スズキ目・アカメ科に属する魚ですので、白身で味もスズキや鯛に似ています。

バラマンディは、オーストラリアでは比較的どこでも手に入るポピュラーな魚ですが、実際の生息域は北部の熱帯域。釣りたてのものは味もジューシーさもひとしおですので、きればやはり本場で食べたいもの。肉厚の身は、咬むとジュっと肉汁がこぼれ出て、奥深い味とふんわりとやわらかい食感が口いっぱいに広がります。

レストランなどで食べるのもおいしいですが、そのうまさが一番わかるのがフィッシュ アンド チップスです。産地ではこのバラマンディを使うと「バラ アンド チップス」となることも。是非、揚げたてのバラにレモンをギュっと絞って食べてみてください。

ケアンズやダーウィンなどではバラマンディ釣りツアーも催行されていますので、釣り好きの人は参加してみるのもおすすめです。

■バラマンディのシーズン(漁期): 1年中釣れるようですが、北部が完全な雨季に入る前の10月から12月くらいまでがベストシーズン。