絶対に失敗しない! 補助なし自転車デビューまでの近道!

子供の成長を感じる瞬間

子供の成長を感じる瞬間

子供が補助なしで自転車に乗れるようになるには? ストライダーなどバランスバイクの選び方や活用法、補助なし自転車練習のポイントなどについて解説します。

【目次】
  1. 補助なし練習の第一歩は、バランスバイクが主流
  2. バランスバイクは2歳から! 使う時の注意点
  3. バランスバイクの選び方のポイント3つ
  4. 人気のバランスバイク3選
  5. これで完ぺき!補助なし自転車練習法その1 ペダルなしで練習
  6. 補助なし自転車練習法その2 慣れてきたらペダルなしで練習
  7.  親はなるべく手を貸さず、見守る姿勢で

補助なし練習の第一歩は、バランスバイクが主流

文字どおり、バランスの取り方を練習するバランスバイク

文字どおり、バランスの取り方を練習するバランスバイク

ひと昔前は、補助なし自転車の練習といえば、ファーストステップとして、三輪車に乗ったり、補助輪つき自転車に乗ったりなどが一般的でした。

しかし最近では、「バランスバイク」とよばれる、ペダルなし自転車から始めるのが主流になってきています。

バランスバイクは、自転車に腰かけてハンドルをにぎり、地面を足でけって前に進むのみ。

最初はぎこちないかもしれませんが、
●STEP1 地面に足をつけてゆっくり歩く
●STEP2  地面を蹴りながら足を離す
●STEP3  少しずつスピードを上げ、足を地面から離す時間が長くなるようにする


以上を意識すれば、親が手を貸さず、子供一人で自然と乗れるようになることが多いもの。

また、バランスバイクには、以下のメリットがあります。
自転車より軽いため、乗りこなしやすい
●屋外で使用できるため、公園などで遊べる
●たくさん遊ぶことでバランス感覚が身につき、補助なし自転車にスムーズに移行しやすい


実際、ガイドの知りあいママのお子さんの中には、「バランスバイクを上手に乗りこなせるようになってから、試しに友だちの補助なし自転車を借りたら、いきなり乗れるようになった!」という子もいます。

バランスバイクは2歳から! 使う時の注意点

安全のためにも欠かせないヘルメット

安全のためにも欠かせないヘルメット

バランスバイクは、軽いモノを選べば2歳くらいから乗ることが可能です。しかし、バランスバイクは「玩具」であり、「乗り物」ではありません。また、坂道をおりたり、スピードを出し過ぎたりすることでケガにつながることもあります。

使う時は、以下のことに注意しましょう。

公園や広場など、広くて平らなところで遊ぶ。最初は、芝生のあるところなどがおすすめ
●公道や駐車場、傾斜のある坂道などでは使わない
●安全に遊ぶために、ヘルメット、膝あて、ひじあてをつける
●動きやすい服装、運動靴で遊ぶ
●親は子供から目を離さず、安全確保に十分注意する

バランスバイクの選び方のポイント3つ 

バランスバイクを選ぶ時のポイントは、以下の3つです。
長く使いたい場合はゴム製タイヤを

長く使いたい場合はゴム製タイヤを

1 サドル
サドルの高さを確認し、足が地面につくものを。子供の成長に合わせ、サドルの高さが調整できるものが良いでしょう。

2 ブレーキ
「ブレーキなし」と「ブレーキつき」があるので、どちらにするか検討を。子供が小さい場合、握力がまだ弱いため、「ブレーキなし」のバランスバイクを、子供がある程度大きく、早めに自転車に移行させたい場合は“予習”として「ブレーキつき」を選ぶのもおすすめ。

3 タイヤ
樹脂製とゴム製の2種類あります。
多くのバランスバイクには、軽くてパンクのない樹脂製が使われていますが、すり減りやすいのがデメリット。タイヤのみの交換ができないため、ホイールごとの交換になります。
自転車と同じゴム製のタイヤは、定期的な空気入れが必要ですが、きょうだいなどで長く乗りたい場合はゴム性がおすすめです。

人気のバランスバイク3選

「STRIDER」ストライダー
定番人気の「ストライダー」undefined出典:Amazon

定番人気の「ストライダー」 出典:Amazon

バランスバイクの中で一番人気。ブレーキなし、樹脂製タイヤでパンクの心配がなく、おしゃれなフォルムも特徴。パーツをカスタマイズすることもできます。
出典:アマゾン

「SPARKY」(スパーキー)
ブレーキがついたバランスバイク

ブレーキがついたバランスバイク

ブレーキつきのバランスバイク。価格がリーズナブルで、サドルの高さ調整もしやすい。ゴムタイヤなので長く乗れます。
出典:アマゾン

へんしんバイク
バランスバイクとペダルがセットになっているバランスバイク。バランスバイクにのりなれたらペダルをセットして補助なし自転車練習にスムーズに移行でき、3歳でも補助なしで乗れるようになっています。

これで完ぺき!補助なし自転車練習法1 ペダルなしで練習

4歳、5歳になると、本格的に補助なし自転車の練習を始める子が増えてくるでしょう。バランスバイクを使わずに、補助なし自転車の練習を効率的に行うにどうしたらよいのでしょう。


神宮外苑サイクリングコースの一角で、公益財団法人 日本サイクリング協会が行っている「自転車の乗り方教室」(対象年齢:5歳~)を取材しました!
受付時間前から行列ができる、人気の自転車教室

受付時間前から行列ができる、人気の自転車教室

【STEP1 体に合った自転車で練習する】
体に合わせた大きさの自転車を選び、サドルの高さは、またいだときに両足が地面にしっかりついて、ひざが軽く曲がる位置に固定します。

【STEP2 動きやすい服装で、安全を確認】

必ず靴をはき、動きやすい服装で練習しましょう。13歳未満の子供は、ヘルメットは必須。必要に応じてひじあてや膝あてを。公園や広場など、広くて平らなところで練習します。

【STEP3 ペダルをとって練習する】
まずは、ペダルをはずしてカンタン練習。ペダルは専用のレンチで根元を後ろに回すとはずれますが、難しい場合は近くのサイクルショップにお願いしましょう。いよいよ練習開始です!
最初はペダルをはずして練習!

最初はペダルをはずして練習!

1 ハンドルを軽くにぎり、自転車の左側からまたがります。視線はこれから走る方向をみるように。
自転車の左側からまたがる

自転車の左側からまたがる


2 両足を前に出して、足のかかとからつま先で自転車を前に送り出します。ある程度強くけると、バランスがとりやすくなります。下を向くと車体が曲がりやすいので、前方20m先くらいを見るようにします。
最初は両足を地面につける

最初は両足を地面につける


3 前に動き始めたらすぐに両足をあげ、自転車が止まるまで、バランスをとりながら走ります。足をつきたい方にハンドルを曲げると、バランスがとれます。
地面についた足を思い切りけるように

地面についた足を思い切りけるように


4
 止まる時は、必ず左足から地面につけて。慣れてきたらブレーキをかけ、止まりそうになったら足をつけます。
長い時間足を上げたまま走れるようになることを目標に、この練習を繰り返し行います。

慣れてきたらペダルをつけて練習!

1  ペダルなしである程度バランスがとれるようになったら、ペダルをつけて練習。ペダルに足をのせるときは、靴のまんなかにペダルがくるように。
ペダルの中央に足をおく

ペダルの中央に足をおく

2 スタンドを立てて両足こぎの練習をしましょう。ブレーキのかけ方も練習しておきます。必ず左手のブレーキ(後輪)から先にかけ、次に右(前輪)の前ブレーキをかけるようにしましょう。
ブレーキのかけ方もしっかり練習

ブレーキのかけ方もしっかり練習

3  自転車にまたがり、左足を半歩外側にずらします。下におろしたペダルに右足をのせ、左足だけで地面をけりながら走り出します。バランスがとれたら左右両足をペダルにのせ、まっすぐ前にこぎます。子供がこわがる場合は、親は横に寄り添い、見守ります。この練習を繰り返し行います。
バランス感覚が大切

バランス感覚が大切

4 まっすぐ走れるようになったら、大きなS字を描けるようハンドル操作も練習しましょう。この練習を繰り返し行います。
カーブはゆるい角度から

カーブはゆるい角度から

約2時間半の教室ですが、初参加で乗れるようになる子は2~3割、2回目の参加で乗れるようになる子は6~7割いるそうです。
頑張る子供達を保護者も応援

頑張る子供達を保護者も応援

親はなるべく手を貸さず、見守る姿勢で

家の近くで練習する場合は、上記のポイントを参考に、わが子のペースをみながらじっくり練習につきあいましょう。

ケガが心配ですが、親が手は口を出すのは最初だけにして、その後はなるべく手を貸さず、少し上手にできるようになったらほめてあげ、子どもを“注意深く見守る”スタンスで。

補助なし自転車にすぐに乗れるようになる子もいれば、なかなか乗れるようにならない子もいます。でも、できないからといって、「なんでこんなに練習しているのに乗れないの?」「運動オンチなんだから!」などと責めてしまうと、子どもは自信をなくしてしまいます。

子供が一人で補助なし自転車に乗れた瞬間に立ち会うことは、親としてこの上ない喜び。「毎日練習、がんばってるね!」「昨日は1メートルくらいで足ついちゃったけど、今日は5メートルくらい進めたね!」
など、子どもができているところに注目し、見守り、応援してあげたいですね!

取材協力:公益財団法人 日本サイクリング協会



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。