香港の女人街とは?
香港では通りを「街」といいますが、「女人街(ノイヤンガイ)」という通りを地図で探してもみつかりません。なぜかというと女人街はそのエリアを指す観光用語であって、通りの名前は「通菜(トンチョイ)街」。九龍側の旺角と油麻地の間の約1キロに、100店舗以上の露店ぶマーケット買い物通りのことを指します。女人街とよばれるようになったのは、ハンドバッグやアクセサリーなど女性が好みそうなものを多く売っていたから。今ではそれ以外にもサッカーシャツや携帯グッズなど、男性でもショッピングを楽しめるものも売っています。女人街に対抗して、男人街というものがあるのをご存じですか? 通称男人街とよばれるテンプルストリートマーケットも以前は男性向けのオーディオ関係のものや靴やベルトなどが売っていましたが、今では観光客向けの茶碗やTシャツなどもあり、女性が行っても楽しめます。
屋台でお土産探し!お得な買い方&値段交渉術
スマホケースは機種別に並んでいるので、自分の持っているスマホの表示があるところをチェック。値段お目安としては50~100香港ドルくらい。手が込んでいたり、キラキラがたくさんついていると割高です。ひとつだけ買うよりもまとめて買う方が安くなる可能性がアップ! 値段がついていたないものは基本的に交渉可能なアイテムということ。「ペンディーラ(安くして)」と言うと、電卓を出してくるので、その後はコミュニケーションと思ってやりとりを楽しみましょう。
5個で100香港ドルくらいの点心マグネットはかさばらずかわいいのでお土産にも最適。
女人街の治安、旅行客が気を付けるべきこととは?
大人が1人すれ違うのがギリギリの狭い通りなので、スリには注意しましょう。特に値段交渉をしている最中は注意が他のところに向いているので要注意。マーケットでのお買い物の支払いは現金のみなので必要な分だけを、いつもとは違う財布に現金だけ入れておくと、万が一盗まれたり落としたりしてもトラブルは最小限におさえられるでしょう。女人街付近の他のみどころ
女人街は観光客が訪れるところですが、それに平行している花園街(ファーユン)は別名スニーカー通り。ローカルの若者がスポーツ靴を求めて買い物に行くところです。ナイキやアディダスの大きなスポーツ店から個人店まであり、靴だけでなくサッカーやヨガ、アウトドアの衣類やグッズも売っています。日本にないものを売っていることもあるので、探していたものがみつかるかも。ローカルスイーツのワッフルや亀ゼリー、ココナッツドリンクなど食べ歩きができるB級グルメ軽食のお店も並んでいるのでそれに挑戦してみるのもおすすめです。
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女人街(Ladies Market)
行き方:MTR油麻地 A2出口から徒歩約5分 もしくは
MTR旺角 D3出口から徒歩約5分(Googleマップ)
営業時間:15:00ごろ~24:00ごろ(店舗によって異なる)
定休日:なし(店舗によって不定休があるところもある)