雨の日でも長持ちする巻き髪の作り方とヘアアイロンの使い方を解説!
雨の日や、湿気の多い日はどうしても巻いたカールがとれてしまい、トップもいつの間にかぺたんこに……。そこで今回は、ヘアアイロン(コテ)で髪を巻く方法と、雨が降ってもヘアスタイルが長持ちするスタイリングのコツをレクチャー! 雨の日はもちろん、梅雨の時期や真夏の湿度にも応用が利くので、ぜひ覚えてみてください。ベースのヘアスタイル
まずはビフォアの髪型から。肩までのボブヘアで、毛先がハネやすい状態。雨で広がりやすく、カラーリングのダメージがあるので、まとまりにくい髪質です。髪の巻き方・ヘアアイロンの使い方
1. 雨でカールが取れてしまうことを考えて、いつもよりワンサイズ小さめのヘアアイロンを選びましょう。普段32mmを使っている方なら、26mmがおすすめです。2. 髪を薄めにブロッキングします。耳より前のブロックは、3段くらいに分けるとよいです。厚く取って巻いてしまうと、熱の伝わり方にムラが出てしまい、カールダウンにつながるので要注意です!
3. 中間から毛先にかけて、巻き髪用のヘアミスト、もしくはキープスプレーをサッとひと吹きします。15センチほど離れた位置からスプレーしましょう。
4. 中間から挟み、1.5回転ほど巻きます。コテの温度は180度程度がおすすめ。顔に当たらないように注意しましょう。
5. ここからがポイント! コテを外して、手の平に乗せて10秒ほど冷まします。髪の毛は、熱が冷める瞬間に形が固定されます。熱いうちは、カールを持ち上げながら冷ますとキープ力がアップ!手の平から毛先が落ちないように冷まします。
6. 手の平を外すと、このような状態で弾力のあるコロンとしたカールができます。
7. 巻いてからすぐに手ぐしで梳かしてしまうと、カールがダレてしまうので注意して。ナチュラルなカールを作る時にはよいですが、雨の日はこれだとすぐ取れてしまうので、カールをしっかり持ち上げた状態で冷ましましょう。
8. ブロッキングしておいた髪も4~6の工程で毛先を巻き、表面の髪は根元付近から巻きます。今度は、根元付近から毛先までスプレーしてから巻きましょう。
9. ヘアアイロンを根元付近に巻きつけてから、毛先まで滑らせます。
10. 巻き終わりがこちら。コロンとした弾力のあるカールができています。もちろん、ここでも冷ますのをお忘れなく!
巻き髪のキープの仕方・スタイリング方法
1. 髪を巻き終わり、3分程度待ってから、手ぐしを通して崩します。熱が残っている場合は、しっかり冷えるまで待ってから崩しましょう。2. 毛先をしっかり包み込むように握りながら、ワックスをつけます。スプレーだけで済ませるより、ワックスに含まれる油分が雨の水分を弾いてくれます。中くらいの固さのファイバーワックスがおすすめです。
3. 最後にもう一度スプレーします。スプレーは20センチ以上離した位置から、表面だけでなく中に入れ込むように全体にかけましょう。
4. 全体にしっかりスプレーをかけたらできあがりです。