タイ/タイ基本情報

タイのエリアガイド(3ページ目)

タイを中央部・北部・東北部・南部のビーチリゾートと4つに分けて、それぞれの魅力や見所をご紹介します。次のタイ旅行、どこへ行くか迷ったら必読です!

執筆者:清水 千佳

タイのビーチリゾート

新鮮でおいしいシーフードもビーチリゾートの楽しみ!
南部には美しい海とマリンスポーツが楽しめる世界的に有名なビーチリゾートが点在しています。南国で優雅な休暇を過ごしにきた日本や欧米からの大人の旅行者が多いのも特徴。美しい海だけでなく、近海で獲れる新鮮なシーフードが楽しめるのも南部の魅力でもあります。アクセスも良く、ホテルなどのリゾート施設が充実しているオススメビーチリゾートをご紹介しましょう。

 

タイのビーチ/プーケット

プーケットのベストシーズンは10月~3月。海の透明度が増す時期でもある(c)yoko sakamoto
南部最大のリゾート地といえば「アンダマン海の真珠」と喩えられてきたプーケット。島内各所には、世界有数の高級リゾートホテルが数多く並んでいます。魅力はまず何といっても美しい海なのですが、プーケットの魅力はそれだけではありません。マリンスポーツはもちろん、シーフードを堪能できるレストランも豊富。

津波後には「ジャンセイロン」という大型ショッピングセンターも完成しショッピングも楽しめるようになりました。これだけ観光客に必要なアトラクションがここまでそろっているのはプーケットが老舗リゾートだからこそ。または日帰りで訪れることの出来るピピ島やラチャ島は海の透明度だけではなく、魚の種類が豊富というのもダイバーたちにも人気です。

タイのビーチ/サムイ島

サムイのベストシーズンは3月~7月。日本の夏休みに行くならサムイへ!
プーケットに次ぐリゾート地として注目されているのがサムイ島。タイ湾に浮かぶサムイ島が観光開発され始めたのは、1990年代に入ってからのこと。今では、外資の高級ホテルやプライベートプールのついたスタイリッシュなヴィラが続々とオープンしていますが、街並みや人の雰囲気は昔ながらの田舎風情が残っていて、のんびりしたムードが漂っています。

 
スタイリッシュでロマンティックなヴィラが急増しているサムイ。カップルの旅行者が多いのも納得
サムイ島の特徴は、透明度の高い海とダイビングスポットに最適な離島が周辺にあるということ。またホテルやバンガローなどの宿泊施設のほとんどが、長く続く白砂のビーチ沿いに建てられているということもあげられます。

夜にはビーチ沿いのホテルやレストランが砂浜にテーブルと椅子を出して営業しているので、波の音を聞きながら食事やお酒を楽しむことができます。テーブルにはキャンドルが灯されていて、その様子はとてもロマンチック。サムイ島のビーチでは、昼は青い海と空を、そして夜は波の音とキャンドルライト、そして美しい星を満喫してみてはいかがでしょうか?

 

タイのビーチ/クラビ・サメット・パタヤ

「プーケット、サムイも行って、次はどこのビーチへ行こう?」と悩んでいるならクラビはいかが?
プーケット、サムイ島といった有名なビーチ以外にも、タイにはまだまだ魅力的なビーチがあります。まず無数の無人島や洞窟、海沿いの険しい断崖など、秘境系のビーチが好きな人におすすめしたいのがクラビ。派手なビーチリゾートにはない静寂と大自然の神秘を味わえるのが魅力です。2000年にクラビで撮影されたレオナルド・デカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」が公開されて以降、スクリーンに映るダイナミックな景観と美しい海を見て、実際にここを訪れる観光客が増えています。またビーチ以外にも、近くのトゥンティアオという山の中にある淡水の天然プール「エメラルド・プール」(泳ぐことも可能)や、クラビから西60kmほどの場所には「クロントム温泉」という露天温泉もあります(入るときには水着着用)。海と山の両方を楽しめるのがクラビの魅力と言えるでしょう。

ガイドが仕事の疲れを癒しによく行くのはサメット島
「美しい海があれば十分。何も無いという贅沢を味わいたい。」という人にはサメット島がおすすめ。島全体が国立公園に指定されているため乱開発が禁止しているので、島の中には賑やかな繁華街やデパートなどはありません。そのおかげで、バンコクから近いビーチであるにも関わらず白い砂浜と青い海、そして手付かずの自然がそのまま残されています。バンコクから車(約3時間)+ボート(約30分)でわざわざ飛行機を使わず行くことができるため、週末を利用して訪れる地元タイ人やバンコク在住日本人が多い島でもあります。バンコク滞在中にふと1~2泊ビーチへ行きたくなったら、飛行機のチケット手配の必要もなく気軽に行けてしまうサメット島へ行ってみてはいかがでしょうか?

 

刺激的だけど危険なことなく、ネオン街の雰囲気を楽しめるパタヤのウォーキングストリート
最後に、バンコクから一番近くて気軽に行けるビーチリゾート、パタヤをご紹介します。パタヤは長い間、男性のための歓楽街という面ばかりがとりあげられてきました。ですが、今ではお洒落なレストランやショッピングセンターなどがビーチ沿いに建ち並び、海を眺めながらグルメやショッピングを楽しめるスポットとして生まれ変わったのです。また、周辺には名の知れたゴルフ場も多いことでも知られています。
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