手帳にこだわっても使える時間が増えるわけではない

私個人としては、よく雑誌などで特集される手帳術にはほとんど意味がないと考えています。なぜなら、カラフルで整然と手帳に書き込んだとしても、それで何か変わるということはないからです。手帳にこだわっても使える時間が増えるわけではないですし。

手帳術は役に立つのか?

手帳術は役に立つのか?



もちろん、複数のプロジェクトを手がけている場合は、たとえば社内の用件は黒字、プロジェクトAの用件は赤字、プロジェクトBの用件は青字、など分けることで、漏れを防ぐことができるという側面はあるでしょう。

私も通常のアポイントは黒字、講演やセミナーの仕事は四角で囲む、締め切りは赤字にしているので一見使い分けているようにも映りますが、自分がわかれば体裁はどうでよく、手帳に労力はかけないようにしています。

それに、手帳に書かれるのは他人との約束です。もちろんこれはこれで大事なことですが、それだけでは自分との約束がおろそかになりがちです。

理想の自分になるために、今年は何をやるのか、今月は何をやるのか、今週は、そして今日は、というふうに、自分との約束を書いている人はどのくらいいるでしょうか。

書くまでもないほど問題意識や動機が強烈な人はともかく、「今年もあっという間だったな、でも自分は1年前と何も変わっていない……」ということがないように、仕事の目標だけではなく自分の目標も忘れない工夫をしておきたいものです。

それにはやはり、手帳に書く、パソコンのデスクトップにつねに表示させておく、目標を書いた紙を撮影してスマホの待ち受け画面に設定しておく、トイレとリビングと寝室の壁に貼っておくなどで、つねに目に触れる環境を作っておくことではないでしょうか。
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