自立した女性が陥りがちな3つの恋のミステイク
自立の方向性を間違えると、人と深く関係を築けなくなる?
今回は、自立した女が陥りがちな恋のミステイクを3つ紹介します。
「自立の方向性を誤ることで恋愛がうまくいかなくなることがある」といっても、だからといって自立すること自体を否定しているわけではありません。
そもそも恋愛をすることにおいて、精神的な自立をしていることはとても大事なことです。なぜなら、一人で立っていられない人は、パートナーに依存しがちで、相手に与える愛情に対して、見返りを求めるようになるからです。「私がここまでやってあげたのだから、あなたもその分、私に返してくれるはず(&返してくれないと困る)」と思ってしまうのです。
本当の愛というのは、無償なので、見返りを求めている時点で、愛は愛でも、“自己愛”であることが多いのです。
逆に自立している人は、「自分がしてあげたいから」というシンプルな理由で、相手に奉仕することができます。普段から自分で自分を満たしているので、相手に見返りを求めなくてもいられるのです。つまり、自立している人ほど、本当の意味で人を愛することができるのです。
では、自立しているからこそ、恋愛がうまくいかなくなる人というのは、なにを間違っているのでしょうか?
自立した女性のミステイク1:マイペースになりすぎる
自立している人の中には、趣味や仕事が充実していて、一人の時間も愛し、一人でも生きていけるような人になっている反面、マイペースになりがちです。そういう人は、恋愛などで深く関わろうとする人が現れると、自分のライフスタイルが乱され、調子が狂ってしまいます。だからこそ、自分の生活を変えない程度の付き合いをしてくれる人を望むこともあります。
それでは、人生のパートナーとなり得る相手との出会いは難しいでしょう。そんな自分の人生の“オプション”レベルでしか、パートナーと関わることを求めていない人に対して、真剣に付き合おうと思ってくれる人は少ないからです。
人と付き合うというのは、相手と共に人生を歩んでいくことであり、そのためにも足並みを揃えて時を過ごす必要も出てきます。
また、自分はさっさと進めたいことでも、相手には相手のペースがあるので、時にはそれに合わせなくてはいけないことも出てきます。それが人によっては、歯がゆさを感じることもあるでしょう。
でも、自分のペースで突き進んでしまったら、相手は段々、一緒に歩むことを止めてしまうかもしれません。パートナーシップにおいて、いくら自分がHAPPYでも、相手がUNHAPPYではうまくいかないのです。
そんなマイペースにも関わらず、人生を共に歩むパートナーを望んでいる人は、自己改造するくらいの気持ちを持たなくてはいけないこともあります。でも、大切な人と足並みを揃えることで感じる安らぎや幸せも必ずあります。自分の都合で進むのではなく、相手のペースにも合わせられる人になりましょうね。
自立した女性のミステイク2:マイルールにこだわってしまう
「自立すること」と「自分勝手であること」は、イコールではない
例えば、キャリアウーマンの中には、「仕事が入ってしまったら、デートがキャンセルになっても仕方がない」と思う人は多いでしょう。「仕事が入ってしまうのは、私が悪いわけではないし、恋人ならそれを理解して我慢するのは当たり前のこと」なんて思っていても、パートナーにとって、人生の優先順位において仕事がそこまで高くなければ、その態度に不満を抱くこともあるでしょう。
中には、2人のデートの予定だった日に仕事が入ったら、お伺いもたてずに仕事を優先してしまう態度に腹を立てる人もいるでしょう。仕事を入れるか決める前に、「どうしても外せない仕事を頼まれたから、リスケしてもらっても平気?」と一言でいいから聞いて、気にかけてもらいたい人というのもいるものです。
それがいいか、悪いかは置いといて、結局、パートナーシップというのは、“自分の人生の隣りには、いつもパートナーがいることを自覚した行動”が求められてくるものです。自分が勝手に決断し、行動をしてしまうことで、相手を振り回し、不愉快な思いを与えてしまうこともあるのです。もしそれでも仕事を優先したいときは、そもそもの2人のルールとして、「デートの約束があっても、仕事は優先する」というのを前もって決めておいた方がいいこともあるのです。
「自立すること」と「自分勝手であること」は、イコールではありません。相手に合わせてもらうことばかりを望むのではなく、自分も相手に合わせていかないといけないことも色々と出てきます。マイルールではなく、“2人のルール”を作っていくようにしましょうね。
最後は、“恋人のいない自立した人”がやりがちなミステイクです。これがあるから、恋人ができないといっても過言ではありません。次のページをご覧下さい。
自立した女性のミステイク3:「一人でも大丈夫!」と言い聞かせる
自立と孤立は違う!
いやいや、それは自立ではなく、“孤立”です!自立と孤立は似ているようで、全く違います。
人間関係においても、自立していることが大切な理由というのは、「自立することで、人に依存することなく、程よい距離感を保って接することができるので、より良好な関係を築きやすい」というのがあります。なにも孤立するためではありません。
生きていく上で、愛と調和は重要です。自立は、人と良い関係を築くためにも、人を愛するためにも大切なものです。そのための自立であり、逆に孤立してしまうようであれば、それはやり方が間違っているし、大事なことを見失っている、と言えるのです。
孤立している人の中には、人から傷つけられることを怖がっている人もいます。自分のことを誰も受け入れてくれないかもしれないから、だったら自ら「一人でいよう」と思ってしまうのです。そんなに心を閉じていたら、誰とも深い関係を築けなくなってしまいます。
誰もが皆、本心では、誰かに受け入れられたいもの。そこに生きる喜びがあるものですしね。だからこそ、もっと素直に、人と関わり合えるようになりませんか?
精神的な自立をするためにできていた方がいいことは、「自分を愛すること」「自分を受け止めること」「自分を信じること」です。これらができるようになって、本当の意味で自立できるようになり、さらに「相手を愛すること」「相手を受け止めること」「相手を信じること」ができるのです。
つまり、孤立している人は、「自分は自立しているのだ」と本人は思っていますが、実は勘違いで、まだ自立しきれていないところもあるのです。
逆を言えば、自立しているからこそ、上手に人に頼ったり、甘えたりすることだってできるのです。「いざというときは、自分でもできる」という心の余裕があるからこそ、相手に無理をさせない程度に、上手にお願いごとができるのです。自己完結し過ぎてしまっては、人と関われなくなってしまいますよ?
自立することは大事ですが、結局のところ、人は一人では生きていけません。色々な人と支え合って生きていくものです。その一番の近しい相手がパートナーと言えるでしょう。
良いパートナーシップをとるためにも、誤った方向の自立を目指さないで、愛と調和をベースに、上手に人と関わっていきたいものですね。
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