辛党の彼はもちろん、チョコギフトにマンネリなあなたへ
チョコだけじゃない!バレンタインデーの愛されギフト
2月のイベントといえばバレンタインデー。気になる本命男子に何を贈るかだけでなく、仕事関係でお世話になっている方への義理チョコの配慮などについても頭を悩ませる女性が多いのでは?
現状、日本のバレンタインデーの習慣では、毎年チョコレートを贈ることになるわけですが、大人になると贈る方ももらう方もややマンネリ化していることもあるでしょう。
または、甘いものが苦手な辛党の男性もいれば、甘いものを控えている男性もいるでしょう。そこで、今年は「ちょっといつもと違うもの」を贈ってみるのもありかも知れません。もちろん、なんだかんだ「チョコをもらう」ことを期待している男性も多いので、チョコレートとプチギフトという組み合わせるのもいいでしょう。
さっそく、チョコ以外でバレンタインデーに男性がもらって喜ぶものを一緒に考えていきましょう。
チョコ以外! 男性が喜ぶバレンタインの贈りもの5品
おしゃれなキエモノは贈りもののテッパン。
1: ちょっと高価な「お酒」
成人した大人の男性であれば、定番ですが「お酒」はいかがでしょうか? チョコレートに合うお酒、チョコレートにまつわるお酒などを選んでもいいですし、そもそもお酒は好みが分かれるものでもあるのでワインや日本酒、ビールなどのお酒の好みも、本人に軽くリサーチしてみると良いでしょう。晩酌や飲み会のイメージがあるビールも、最近はクラフトビールや地ビール、輸入ビールなども人気ですしね。お酒はパッケージや産地も様々なので、相手のイメージに合うものをお店でじっくり選ぶ時間も、贈りものの一部になるでしょう。
また、お酒を贈る利点は、そのお酒を二人で楽しむきっかけとして彼の自宅で料理を作ったりする親密なデートにつながりやすい点です。まだ家に行くような関係ではない場合も、「○○さんはワイン好きと聞いたので。今度おいしいお店を教えてくださいね」など伝えることで食事デートにつなげることもできるでしょう。
2: おしゃれな「紅茶やコーヒー」
筆頭にお酒を挙げましたが、お酒を飲めない男性も少なくありません。私もお酒をまったく飲みません。その場合、嗜好品として良質の紅茶やコーヒー、日本茶などを贈るのも良いと思います。食に関するものは「キエモノ」といい消費すればなくなるので外さない贈りものの定番です。飲み物のなかでもお茶類は賞味期限が長く、軽くコンパクトなので、もらって持て余すこともありません。定番ではありますがパッケージがおしゃれでかわいいもの、めずらしくてインパクトがあるものなどを選ぶと、印象に残る贈りものになるはずです。
3: あえての「女子向けスイーツ」
バレンタイデーはチョコレートをもらうことが多いので、あえてチョコレート以外のスイーツを贈るのもひとつの手。「辛党・甘党」という言葉があるように、特にお酒を飲まない男性は甘いもの好きが多いものです。一般的にスイーツ店は女性向けのショップが多いので、「好きだけれど自分では積極的に買いにくい」と感じていることもあるので、あえてかわいいパッケージのスイーツなどを選んでみては。渡したときに「実はスイーツ好きだからうれしい!」という話題で盛り上がれば、「次は一緒にここのお店に食べに行きましょう」なんて、デートの約束も取り付けられるかもしれません。
4: 疎い男性にこそ「身だしなみグッズ」
食品類が続きましたが、食の趣味がわからなかったり、渡すタイミングやシチュエーションから食品を避けたいケースもあるでしょう。そこでおすすめなのが身だしなみグッズです。
最近はお洒落で清潔感のある美容男子も多いですが、こだわりがありそうな人はすでに愛用品があるかもしれません。また、既婚男性の場合は奥様が身だしなみグッズをそろえているケースもあるので、あえて「身だしなみ事情に疎そうな独身男性」に身だしなみグッズを贈るのがおすすめです。「自分では買わないけれど、せっかく貰ったから試してみよう」という気持ちで使ってみたらハマってしまった……なんて具合に、気に入ってくれる人も多いと思います。
5: バスグッズやアロマなどの「リビング雑貨」
身だしなみグッズと近しいアイディアとして、リビング雑貨などはいかがでしょうか。例えば、お風呂で使うバスグッズ、オフィスや卓上で使える小型の加湿器やアロマグッズなど。女性にとっては日常的に使うものでも、男性にとっては普段は使わないめずらしさも手伝って楽しんでくれるはずです。「出張の時に役に立ったよ」などの感想も返してくれれば、会話も盛り上がるのでは?
渡してはいけない! NGな贈り物とは?
これを渡すくらいなら、無難にチョコが吉!
最後にバレンタインの贈り物でNGなものとは何だと思いますか? いくら意中の相手で特別感を演出したくても、あげることでマイナス効果になってしまう可能性もあります。
1:手作りのお菓子や手編みのマフラー
すでに相手との関係が築けていたり、相手と相思相愛の間柄であれば喜んでくれるかもしれませんが、お付き合いをする前の段階、もしくは片思いである場合は避けたほうがいいでしょう。手作りのチョコレートやクッキーなどのお菓子類はもちろん、マフラーやセーターなども基本的には避けたほうがいいでしょう。
手作りのものは想いが強すぎる、重い……と思われてしまう可能性があるからです。また、お金は掛かっていなくてもプライスレスなものなので、ちょうどいい「お返し」のイメージがつきにくく、相手にプレッシャーを与えてしまうという点でも避けたほうがいいでしょう。
2:高価すぎるもの
財布やバッグなど数万円するような贈り物は、付き合ってからの記念日やクリスマス、彼の誕生日などに渡すもの。バレンタインはあくまでもカジュアルに日頃の感謝の気持ちを伝えることがポイントです。
バレンタインデーの場合、「何倍返し」というほどのバブルな感覚はなくなっているとはいえ、翌月のホワイトデーに同等以上のお返しをするのが礼儀とされているので、はりきって高額なものを贈るとかえって相手の負担になることも。
バレンタインの贈り物は、チョコレートと同様の小さくてかさばらない「キエモノ」が基本です。「おっ、いいね!」と思ってもらえるような、カジュアルな贈りものを心掛けましょう。
こんなにも違う世界のバレンタイン!
最後に、世界のバレンタイン事情についてお伝えしましょう。すでに有名な話ですが、女性が男性にチョコを贈る習慣があるのは日本だけで、昭和の時代にお菓子メーカーが仕掛けたキャンペーンがそのまま定着したものと言われています。私が住んでいるカナダをはじめ、アメリカやヨーロッパなどの欧米諸国では「女性が男性に」「チョコレートを贈る」という習慣はなく、恋人たちの愛の誓いの日とされています。
世界各地で様々な祝い方がありますが、むしろ「男性が愛する女性に感謝の意味を込めて、お花などのギフトを送る」ことが一般的です(本来、男女どちらからでもOKなことが多いです)。クリスマスや誕生日以外にもカジュアルな贈りものをもらえる日があるなんて、男女問わず嬉しいものですよね。
世界のバレンタインを知れば、「去年と違うチョコレートしないと……」「同僚とかぶりそう」などと頭を悩ませることなく、もっと柔軟にバレンタインデーを楽しめるかもしれません。また、交際中のカップルはもちろん、ベテラン夫婦であっても、カジュアルに「愛の誓い」や「感謝」を贈り合ってみてはいかがでしょうか?
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