子供の教育

活用しないと損!幼児におすすめ知育アプリ

最近ではタブレット端末で使える子ども向けアプリが数多く登場しています。そこで幼児におすすめの国内や海外の教育企業が出しているアプリや子どもの専用機にできる廉価なタブレットを紹介します。子どものデジタル機器使用における留意点も押さえておきましょう。

松江 由紀子

執筆者:松江 由紀子

子供の教育・子育てガイド

幼児におすすめ知育アプリとタブレット

以前は存在しなかったスマートフォンやタブレットがある光景がごく一般的になり、デジタル環境はここ数年で大きく変化しました。親や周囲の大人がスマートフォンを持っている姿を当たり前に見ている現代の子供達は、特別に教わったことがなくてもタッチスクリーンを使いこなすことも。タブレット端末で使える子供向けアプリも数多く登場しています。本記事では、ガイドがオススメの知育アプリとタブレットを紹介します。
タブレットを使いこなす子供

タブレットを使いこなす子供も増えています

 

年齢別のドリルが充実した、学研『ちえのおけいこ』アプリ

学研「ちえのおけいこ」3歳版

学研「ちえのおけいこ」3歳版

学研の年齢別のおけいこドリルのアプリ版『ちえのおけいこ』は、3歳、4歳、5歳向けがありがあり、それぞれ600円の買い切り型です。内容は年齢に合わせてそれぞれ異なりますが、迷路やお絵かき、シール貼りなど、様々な種類のワークがバランスよく登場します。ひとつひとつのワークが完了するとご褒美シールが貼れて、達成感を感じられる仕組みも。
家庭でドリルやワークブックに取り組もうと思っても鉛筆を持つことや運筆がハードルとなってしまうこともありますが、タブレット端末のアプリであればタッチパネルを使用して感覚的に楽しめるので、低年齢のお子さんには紙のドリルよりもとっつきやすい面もあります。連続使用時間を制限する機能も、タブレット端末の長時間使用が気になる親御さんに好評です。
「ちえのおけいこ」目次

「ちえのおけいこ」目次


【主な特長】
・年齢別の構成で、ワークのバラエティが豊富。
・連続使用時間の制限がある。

■学研の頭脳開発 「ちえのおけいこ3歳」
iOS版(App Store)
Android版(Google Play)
Amazon fire OS版



楽しみながら多言語に触れられる 『pinkfong』 知育アプリ

『Baby Shark』という子供向け動画がyoutubeで再生回数8億回を超え、世界中の子ども達に大人気となっていますが、これは韓国のSmartStudyという教育企業が制作したもので、『pinkfong』というブランドで多数の動画や教育アプリを公開しています。pinkfongのアプリにはたくさんの種類があり、ハロウィンやクリスマスなどの季節ごとのイベントや、恐竜やプリンセスなどの子供に人気のキャラクターごとのパッケージで販売されています。どのアプリもダウンロードは無料で、子供の興味によって必要なものだけを選択して追加購入することができるのが嬉しいところ。また日英中韓の4カ国語に対応しており、アプリ内で言語の切り替えができるため、多言語に触れさせる事もできます。

ただ、アプリ内に他のpinkfongシリーズアプリの広告が登場するため、子供が使用する場合にはアカウント制限をかけて追加購入ができないようにする必要があります。
「サメのかぞく(Baby Shark)」

「サメのかぞく(Baby Shark)」


【主な特長】
・日英中韓の4カ国語に対応。
・興味のあるイベントや好きなキャラクターのコンテンツのみを選択購入可能。


アプリ内ゲームイメージ

アプリ内ゲームイメージ

■PINKFONG サメのかぞく 
iOS版(App Store) 
Android版(Google Play)
Amazon fire OS版




子供におすすめのタブレット Amazon fireタブレット

知育アプリで遊ぶ際に使用するタブレットですが、上記のアプリはどちらもiOS、Android、そしてAmazon fire OSに対応しています。ただタブレット端末には高価なものも多く、子供に日常的に触らせるのは少し不安という声も。そこでおすすめなのが、Amazon fireタブレットです。もっとも安価なfire 7という機種であればAmazonで8,980円。さらにAmazonプライム会員には4,000円の値引きが適用されるキャンペーンも行われており、実質4,980円で購入できることも。子供の手にも持ちやすく、衝撃吸収機能のある専用のキッズカバーも販売されているので、落下が心配な場合にはこちらもおすすめです。


デジタル機器を上手に使いこなすには、家庭の方針決めが重要

「スマホ育児」が問題であるかのようにメディアで取り上げられたこともありますが、正しく使用すればスマートフォンやタブレットなどのデジタル機器は間違いなく便利な道具です。しかし育児書や人生の先輩の声には、育児においてデジタル機器は不要とのご意見があることも確かです。私自身、外出先などで子供にタブレットを触らせている時に、苦言を呈されたこともあります。しかし私は、デジタル機器は悪ではないと考えています。技術の発達により生活が便利になっている中で、子育ての文脈にのみ古くからの考え方を持ち込む必要はないのではないでしょうか。

子供を優先するよう最大限の努力をしても、常に100パーセント子供の要求に応えることはほぼ不可能です。常に子供に向き合っていようと素晴らしい努力をしていらっしゃる親御さんでも、キッチンで食事の用意をしたいときや、交通機関での移動中など、どうしても子供と遊べない、少しの間子供に我慢を強いてしまう場面があるといいます。そんな中、デジタル機器を上手に使えば、子供が一人で遊んでくれる時間を少しでも生み出すことができるかもしれません。もしも子供がデジタル機器に夢中になっている姿を見て、後ろめたさだったりどこかネガティブな感情を持つことがあったとしても、その内容が例えば上述のような教育アプリであったり、少しでも「ためになる」と思えるものだったら、捉え方も少し変わりませんか? デジタル機器に子守をさせる、ではなく、デジタル機器を教材として家庭教育に取り入れるという考え方もあるのです。
タブレットを使いこなす子供

上手に使いこなせば、タブレットはとても便利な教材になります

家庭教育において、デジタル機器との付き合い方はとても重要なテーマであり、それぞれの家庭で方針を決めることが必要です。世の中には様々なご意見があることも確かですが、検討した上で家庭教育にデジタル機器を導入するのであれば、罪悪感を感じることなく、上手に使いこなしてもらいたいと思っています。

インターネットが発達して誰でも簡単に情報にアクセスすることができるようになった現代、デジタル機器を使いこなせるということはこれから間違いなく大切な教養になります。「子供がスマホに夢中になってしまって」と困って取り上げる前に、我が家のデジタル機器との付き合い方、を考えてみる時間を設けてはいかがでしょう。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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