梅と桜、2つの春の花をいち早く熱海で愛でてみませんか?


温泉が豊富に湧き出る熱海は、新幹線の駅もあり、交通至便な人気の観光地です。避寒にも最適な熱海では、春の兆しを迎える頃に赤や白の梅が咲き誇る熱海梅園が良く知られていますが、最近では日本で一番早く咲くと言われるあたみ桜も注目を集めるようになりました。

今回は梅と桜、2つの花をいち早く愛でることができる熱海の観光スポット、熱海梅園とあたみ桜を例年の見ごろ時期とあわせてご紹介します。

 
<目次>
  1. 熱海梅園・山間に広がる紅白の梅の花に感動
  2. あたみ桜・日本で一番早く咲く桜
  3. 熱海梅園、あたみ桜 糸川桜まつりへのアクセス

熱海梅園・山間に広がる紅白の梅の花に感動

熱海梅園の梅(1)

入口近くにある熱海梅園の名を刻んだ石碑と紅梅、白梅(2017年2月5日撮影)

梅の名所、熱海梅園Yahoo! 地図情報)は、熱海駅からバスで25分ほどの山間にある梅園です。

熱海梅園の梅(2)

広い梅園の中で、472本の様々な種類の梅が赤や白、桃色などいろいろな色の花を咲かせます(2017年2月5日撮影)

梅園の開設は明治時代の1886年。温泉保養地として散策に適した場所として開設されてから既に130年以上の歴史を持ちます。梅園の広さはおよそ4.4ヘクタール、東京ドーム1個分より少し狭いですが、歩き回るとなるとかなりの面積になります。

熱海梅園の梅(3)

紅梅、白梅をはじめとして59種類もの梅が咲く熱海梅園。タイミングが合えばカラフルなシーンも見ることができます(2015年2月1日撮影)

熱海梅園に植えられている梅は、全部で472本。よく知られている白梅、紅梅も含めて59種類もの梅が園内にあり、梅が咲く頃にあわせて毎年「熱海梅園梅まつり」が開催されます。

花の咲き具合にもよりますが、赤や白などカラフルなシーンもあちらこちらで見ることができますので、お気に入りのアングルを探してみましょう。

熱海梅園の梅(4)

梅園の上の方に位置する梅園橋(うめぞのばし)から熱海梅園の入口の方向を望む。園内は起伏に富んでいますので、歩きやすい靴でまわりましょう(2017年2月5日撮影)

熱海梅園は来宮から熱海峠へ向かう県道沿いにあり、梅園の入口から一番奥まで歩くとかなりの標高差があります。歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

熱海梅園の梅(5)

熱海梅園で見られる鹿児島紅と呼ばれる紅梅と白梅。真ん中に見えるピンク色の花はあたみ桜(2015年2月1日撮影)

梅の見頃ですが、品種ごとに早咲き、中咲き、遅咲きと分かれており、例年だと1月中旬から2月下旬まで楽しむことができます。ゆえに「日本で一番早く咲く梅」としてPRしています。

ただ、その年の気候により大きく変化しますし、標高差や個体差により花の咲き具合が変わりますので、満開の梅が見られる場所は訪れた時に寄って変わります。熱海梅園梅まつりのWebサイトに開花状況の案内がありますので、参考にすると良いでしょう。

熱海梅園の梅(6)/足湯からの眺め

奥に位置する和風庭園の中にある足湯。足の疲れを癒しつつ梅の花を眺めることもできますよ(2017年2月5日撮影)

熱海梅園は山間にあるので、夕方が近くなると背後の山が太陽を遮り、意外と冷え込みます。また坂道も多く足に疲労がたまりがちです。そんな時は梅園の奥にある足湯に立ち寄って疲れを癒しましょう。足も軽くなりますし、何よりも暖まりますよ。

ちなみに熱海温泉に宿泊すると、宿泊当日と翌日の熱海梅園の入園料が割引(大人300円→100円)になりますので、予約を証明するものか領収証を持って行きましょう。

あたみ桜・日本で一番早く咲く桜

あたみ桜(1)

日本で一番早く咲くと言われるあたみ桜。主に糸川沿いに咲いています(2017年2月5日撮影)

続いてご紹介するのはあたみ桜。熱海の街中を流れる糸川の周囲を中心に桜が咲きます。

あたみ桜(2)

あたみ桜は寒桜の一種、ソメイヨシノより花の色が赤みを帯びています(2015年2月1日撮影)

桜の種類は寒桜の一種で早咲きのあたみ桜。ソメイヨシノより花の色が赤みを帯びているのが特徴です。明治時代の1871年に熱海に来たイタリア人によってレモンやナツメヤシと一緒に持ち込まれ、その後、時間をかけて熱海市内の各地で咲くようになりました。

あたみ桜(3)

銀座バス停(熱海駅方面行き)のそばにある「熱海桜」の石碑とあたみ桜の木。この木の開花があたみ桜の開花宣言の基準となります(2015年2月1日撮影)

1月中旬から2月初めにかけて見頃を迎えることから、熱海ではあたみ桜を「日本で一番早く咲く桜」としてPR中です。

あたみ桜(4)

欄干にあたる部分が龍の形をしているドラゴン橋。あたみ桜 糸川桜まつりでは、ここでイベントが行われます(2015年2月1日撮影)

あたみ桜が咲く時期に合わせて、糸川の両岸にある糸川遊歩道を中心にあたみ桜 糸川桜まつりが開催されます。会場の中心にあるドラゴン橋ではお茶のサービスなど、週末を中心に様々なイベントが行われます。

あたみ桜(5)/砂浜と海と共に

ホテルと砂浜、海をバックに咲くあたみ桜。熱海らしい風景と言えるでしょう(2017年2月5日撮影)

会場となる糸川遊歩道を散策するだけなら、30分~40分程でまわることができます。また一番海側の渚橋に隣接する渚親水公園の周辺にもあたみ桜が咲いています。ここからは砂浜と海をバックに桜が咲く風景も楽しめますので、足を伸ばしてみると良いでしょう。

あたみ桜(6)/ライトアップ

糸川桜まつり開催中、あたみ桜のライトアップが毎晩行われます(2015年2月6日撮影)

なお、あたみ桜は糸川桜まつりの期間中、夜になると毎日ライトアップが行われます。昼とは全く趣きが異なる幻想的な桜の風景が印象に残ります。

あたみ桜(7)/ライトアップ

ライトアップされたドラゴン橋近くのあたみ桜(2015年2月6日撮影)

熱海温泉に泊まれば、ライトアップしたあたみ桜をゆっくり見ることができますので、熱海でのんびり過ごすと良いですね。


梅と桜、2つの花をいち早く愛でることができる熱海梅園とあたみ桜をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。温泉とセットで癒しの風景を楽しみに熱海まで出かけてみて下さい。

熱海梅園、あたみ桜 糸川桜まつりへのアクセス

熱海を経て伊豆へ向かう特急踊り子号

熱海へは東海道線の特急 踊り子号、スーパービュー踊り子号、または普通・快速電車で

アクセス:
地図:Yahoo! 地図情報
<鉄道>
東海道新幹線、東海道線(上野東京ライン、湘南新宿ライン) 熱海駅下車。
熱海梅園へは、熱海駅より伊豆箱根バス 相の原団地行きに乗車し、梅園バス停下車。
伊東線 来宮駅からも急坂を登って徒歩10分程度で行くことができます。
あたみ桜 糸川桜まつりへは、伊豆箱根バス 相の原団地行き、熱海後楽園行きに乗車し、銀座バス停下車。

<車>
東名高速 厚木ジャンクションから小田原厚木道路、西湘バイパス、国道135号線、熱海ビーチラインを経て熱海へ。
熱海梅園へは、県道11号線で熱海峠方面へ。熱海梅園周辺に駐車場がありますが、混雑時は臨時駐車場へ誘導されることがあります。
あたみ桜まつりへは、国道135号線沿いにある市営駐車場や渚親水公園の駐車場に車を止めることができます。

【関連サイト】 「春の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで春に行きたい名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
「桜の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで桜が楽しめる名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。
「東海の名所」に、「名所・旧跡」ガイドで東海地方の名所・旧跡を紹介した記事の一覧をまとめてあります。

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