条件が悪くても、幸せになれる!
「スペックが悪い」ことだけが原因ではない!
恋愛をするにあたり、自分のスペックは良いのに越したことはありません。ただ、そうでなければ幸せな恋愛はできない、なんてことはありません。むしろ、今のあなただからこそ、素敵な恋を掴めることもあります。
“負い目”を魅力に変える
人は、負い目があるからこそ、魅力的になることはあります。逆を言えば、今、20代前半で、容姿端麗で、お金がザクザク稼げるほどの才能に溢れていたら、そうでない人の気持ちなんて思いやれなくなってしまうことも多いのではないでしょうか。「おばさんになるなんて、考えられない!」「綺麗じゃない人って、可哀想」「どうしてほしいものを我慢しなくてはいけないの?稼げばいいじゃん!」なんて、残念な考え方を持ってしまってもおかしくありません。
世の中の厳しさ、ままならないことを分かっていないから、いい気になってしまうのです。まだ経験していないことは、なかなか理解できないことも多いですしね。
でも、そんな人だって、歳をとるし、老化で容姿だって衰えてくるし、仕事だってずっと絶好調なんてことはないでしょう。そうなってみて初めて、他の人の苦しみを理解できるようになるし、また、若さなどあらゆるものを失って魅力が落ちた分、人に好かれようと、より優しい人間になっていくのだと思うのです。それはかけがえのない魅力となります。
また、自分が何か負い目があったとしても、受け止めてくれる人に出会ったときには、逆に相手に不都合だと思えるようなところがあっても、「受け止めたい」「許したい」と思えてくるもの。それが包容力につながります。
完璧な人間なんていないのだから、そうやって許し合えるくらいになった方が、人生は豊かになるものです。
つまり、「人は負い目があるからこそ、魅力が増す」といっても過言ではありません。
たとえあなたが、「35歳以上」「離婚歴がある」「美人とは言えない」のだとしても、もう若くないからこそ、大人の女性ならではの包容力が出てくることもあるし、離婚歴があるからこそ、人の心の痛みがより理解できるようになることもあります。美人ではないからこそ、ルックス以外のところで勝負をしようと、内面を磨けるようにもなるのです。
要は、負い目の部分ばかりに気にするのではなく、それを上回る魅力を身に付けることが大切なんですよね。
時として、負い目は魅力に化けます。完璧すぎる人よりも親しみ感や、人としても深みが出てくることもあります。負い目を感じてばかりいないで、そんな魅力を身に付けたいものですね。
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