切れ味が良く、使い心地の良いキッチンバサミを選んで、ストレスフリーに
包丁やハサミなどの刃物類は、切れ味などの使い心地が何より大切
脇役的存在なキッチンバサミですが、ぜひ切れ味の良い、使い心地の良いものを選んで使ってみてください。その差を痛感すること間違いなしですよ。
キッチンバサミの見極め・4つのポイント
いろいろなキッチンハサミを使ってきた結果、選ぶ際のポイントは4つあると気づきました。- 刃先の太さ・厚み
- 重さ・握り心地
- 分解できる作りか
- 素材
この4つのポイントを軸に選ぶことをおすすめします。
■ポイント1:刃先の太さ・厚み
先端の太さも、要チェックポイント
ただし、例えば小魚の骨などもカットしたいといった場合は、ある程度の厚みがあった方が、安定して切りやすいということはありますね。最近は、細めの刃でも骨までズバッと切れる、というタイプのものも出てきています。
<ガイドおすすめ>
繊細さとパワーとの両方が必要な方におすすめなのが、貝印「関孫六 カーブキッチン鋏」です。
■ポイント2:重さ・握り心地
実際に握ってみて判断したいハンドル部分
■ポイント3:分解できる作りか
バラバラに出来ると衛生的でおすすめです
最近は写真のように、外せるタイプも増えてきましたね。2本の刃を要の部分で外して分解できると、細部まで洗ってクロスでしっかり拭けるので、とても衛生的です。
動物性の素材や調味料に触れると、どうしても、ベタベタしてしまうもの。下ごしらえでハサミをよく使うご家庭はぜひ、このバラバラにできるタイプを選んでみてください。汚れが残らないと、結果的に長く使えるので、多少お値段がアップしてもその方が良いかと思います。
■ポイント4:素材
素材は、オールステンレスのもの、持ち手が樹脂やラバーになっているものなど、さまざまなタイプがありますね。デザイン性ももちろん大切ですが、洗いやすさ、丈夫さ、劣化しにくさを考えると、個人的にはオールステンレスがおすすめです。ただ、手触りと寒い時期の冷たい感触が苦手な方は、ラバー製の持ち手も良いかもしれません。
<ガイドおすすめ>
持ち手がラバータイプのおすすめは、貝印「SELECT100 キッチンばさみ」です。
■さらに迷ったら、ハンドルの大きさ・刃の形状もチェック
ハンドルの大きさは、自分の手を入れて少し余裕があるくらいが良いでしょう。
刃の形状については、ギザギザ刃でもストレート刃でも、大きな差はありません。ただ、ストレート刃の方が洗いやすく汚れがたまりにくいので、しいて言えばストレート刃のほうがおすすめです。
ガイドが最もおすすめのキッチンバサミはコレ!
私にとって理想のキッチンバサミ
一人暮らし、結婚、出産とライフスタイルがどんどん変化するなかで、さまざまなタイプのキッチンバサミを使ってきました。その結果、ここ最近の私の一番のお気に入りは、このキッチンハサミです。
金鹿工具製作所「みまつ キッチン鋏(取り外し)」
オールステンレス製で、バラバラに外せて、刃先は適度に細く、刃の厚みもそれなりにあって、安定感があり、大きすぎず小さすぎず。そして潔いシンプルなデザインに惹かれました。
便利なツール・キッチンバサミを使いこなして
キッチンツールの中では脇役的存在のキッチンバサミですが、使いやすいものを選び使いこなせると、こんな便利なツールはないと思います。パッケージを開ける、素材を切る、出来上がった料理をカットするなど、今まで使ってこなかったシーンでもぜひ、使ってみてくださいね。
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